昭和19年3月13日深夜、大阪で大空襲が起こった。千代は、しずを心配した。
第86話、大切な人を失った悲しみ
「おちょやん」86話視聴率
第18週「うちの原点だす」第86話が、4月5日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」86話あらすじ
福富の暖簾
千代と一平は道頓堀に向かった。福富は跡形もなく焼けていた。岡安に行くが、しずはいなかった。
「ああ、町はずれに出てた遺体の安置所や。」
安置所には、しずが遺体を見つめていた。
「菊さんと福松さんや。菊さん何べんもウチきて、疎開するようしず説得してくれてな。」
しずが決心して道頓堀を離れた途端に空襲になった。菊がいなかったら、しずの命はなかった。
「この暖簾のせいやねん。こないなモノのせいで…。」
菊と福松は、疎開していた。『福富』の暖簾が見当たらない。菊にとっての大切な暖簾を取りに戻った。その時に空襲に巻き込まれる。
「あの暖簾だけは大事にしてたんや。」
寛治が満州に
福松は菊を守るようにして亡くなっていた。
「死んだらしまいや。そない言うたんは、姉さんだすで。偉そうに言うてたくせに、何だすねこのざまは?何とか言い、アホ。」
しずは、福富の暖簾を守ると決めた。道頓堀には、福富と岡安の芝居茶屋があった。何があっても忘れさせない。
「守ってあげられへんかった。堪忍な、福助。堪忍…。」
みつえは大切な人を失ってしまう。数日後、みつえと一福は千代の家に住むことになった。みんなで食事をしていると岡安のころを思い出した。
「まさかウチがあんたらの家に居候するてな、夢にも思わへんかったわ。」
寛治は満州の慰問団に行くと言い出す。一平も千代も反対した。
「慰問団入ったら、芝居で兵隊さんのこと励ますことができる。」
日本は空襲で次々と狙われていた。しかし、新聞には戦況がいいように書かれていた。
「この戦争、たぶん日本は負ける。そないなことになったら、満州かてどないなことになるか分からへん。せやさかい行ったらあかん。」
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朝ドラ「おちょやん」86話感想
あぁ、このシーン、千代がみつえちゃんを見守るだけなのが、ほんとうに素晴らしいな。みつえちゃんがこのシーンの中心であることよくわかってるんだな。当たり前でいて、なかなかできないことを当たり前のものとしてやれる。この辺わたしが、#おちょやん というドラマがすごいと思うところだ。
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) April 4, 2021
#おちょやん【皮肉な悲劇】虫食いを避けるために、わざわざ行李から桐箱に移していた福富の暖簾。それさえしてなければ 疎開のとき 他の荷物と一緒に持ってきていたのだろう。福富がかつて芝居茶屋だったことの証の品がこの暖簾。お菊さんが それを大事に思う気持ちがゆえに 起こった 皮肉な悲劇。 pic.twitter.com/qe161d2R74
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 4, 2021
一平が「たぶん日本は負ける」と言っても未来人目線にはならないのよ。ここまでずーっと一歩引いて冷静に状況を見つめ続けてきた姿を知ってるから。 #おちょやん
— あさ乃 (@asanocchi) April 4, 2021
多くの作品とは異なり、主人公が悲しみの主体にならず、義理の母親を亡くしたみつえちゃん、そしてすずさんの悲しみに千代は静かに寄り添う。こんな戦争表現はじめてみた。一層戦争というものの冷厳さが伝わってくる。#おちょやん
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) April 4, 2021
軍歌を流す道具として供出をまぬがれた蓄音機が黒く煤けてるのが悲しい#おちょやん
— vocket (@vocket2) April 4, 2021
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