NHKドラマ

千代（杉咲花）は稽古場で一平を待った。俺と離縁して下さい、一平は灯子との生活を望んだ。過去の古い傷を思い出した。

灯子に子どもができた。千代（杉咲花）は一平を追い出してしまう。千代から一平を奪うことはできない。灯子は一人で生むと決めた。

一平の裏切りは許せない。それ以上に塔子を傷つけることはできない。千代（杉咲花）は塔子に会うため家に向かった。

恵理は30デイに若返った。宏之だけが気が付いていた。美容室で出会った頃の恵理にとまどう。

灯子は劇団を辞めると言い出す。千代（杉咲花）は理由が分からずに家まで行ってしまう。そこには驚きの真実があった。

栄一（吉沢亮）は江戸に向かう。開国の後の江戸町は物価が上がっていた。志士たちとの出会いは栄一を大きく動かした。

『鶴亀新喜劇』の初公演、千之助は千代（杉咲花）を主演に抜てきする。次の時代を受け継ぐために若い人を応援する。千之助の幕引きの時だった。

寛治は満州でヨシヲに助けてもらった。千代（杉咲花）はビー玉を受け取った。生きて帰れ、それが最後の言葉になった。

美容師の恵理と税理士の宏之は再婚同士。ある日、目覚めると恵理が若返っていた。

一平は『鶴亀新喜劇』を旗揚げすることを決めた。万太郎一座から新メンバーが入り動き出す。そんな時、夢にまで見た人と再会する。

万太郎が声を失った。後悔しまへんか？千代（杉咲花）は千之助を気づかった。40年ぶり最後の舞台に須賀廼家兄弟は復活した。

家庭劇は地方を回っていた。ある日、大山に道頓堀に呼び戻される。千代（杉咲花）は、もう一度ここで芝居がしたいと強く思った。

井伊直弼による水戸弾圧は強まる。栄一（吉沢亮）は長七郎から江戸の話を聞かされる。幕府はおかしい、もう一度江戸に行きたいと思っていた。

家庭劇はがれきの中で『マットン婆さん』の芝居をする。みつえが声を出して笑った。千代（杉咲花）は舞台からおりて抱きしめた。

みつえは3人の家族を失った。戦争が奪った悲しみは消えない。だからこそ芝居で明るくしたい、千代（杉咲花）と一平は全国を回ることを決めた。

役者でいたい、千代（杉咲花）は芝居の稽古を続けた。そんな時、福助の戦死の知らせが届く。みつえは苦しくて部屋にこもってしまう。

寛治は満州に行く。千代（杉咲花）は手紙と給金を送るよう約束をした。戦地に向かう人を見送る。みつえの辛さが分かった。

大阪に空襲が起こった。千代（杉咲花）と一平は道頓堀に向かう。福富と岡安は跡形もなかった。しずは町はずれでうずくまっていた。

栄一（吉沢亮）は千代と結婚することになった。江戸では家定が決めた大老・井伊が水戸への弾圧を始めていた。

一平は家庭劇の解散を決めた。千代（杉咲花）はひとりでも守ると言い出す。そこに家庭劇の仲間たちが戻って来てくれた。