NHKドラマ

頼朝は鎌倉の御所に入った。清盛の首を取る、その願いは清盛の病死によって打ち消される。そんな時に政子の懐妊が分かった。

るいは喫茶店で母を思い出す。安子と稔がつけた名前は、自由な未来を願ってのことだった。その頃、ひなたは母・るいの思い出に触れていた。

家族で過ごす時間が少しだけ、算太は最後に家族を求めた。るいは岡山に帰ることで母・安子への疑念が溶けようとしていた。

るいと算太は岡山で暮らしていた。雉真の家は大きくて、ひなたと桃太郎を驚かせる。懐かしい家には、るいの思い出が詰まっていた。

るいの前に現れた算太は、懐かしい話を始める。ひなたと桃太郎は、初めて知る両親の過去の話だった。

錠一郎はトランぺッターとしてプロを目指していた。母・るいとの出会い、ひなたと桃太郎は初めて知ることだった。

頼朝は常陸の佐竹の討伐に向かう。義経は先陣をきろうとするが、経験がないため相手にされない。戦は上総によって勝利となった。

小夜子と吉之丞が結婚する。桃太郎の淡い恋は終わってしまう。ずっと好きやった、桃太郎は自暴自棄になっていた。

時代劇が存続するのは難しい、ひなたは外国人ツアーを思いつく。そのために英語を勉強しようと教室に通い始める。

どこで生きようが身に着けたものは奪われない。五十嵐とひなたは別の道を歩きだす。るいと錠一郎は昔の自分たちと重ねた。

五十嵐は酔って星川に絡んでしまう。『破天荒将軍』の出演を禁じられる。ひなたに役者を辞めることを告白する。

ひなたは五十嵐との結婚を望んでいた。今のままでは結婚はできない、五十嵐は大部屋俳優でいることの限界を感じていた。

頼朝は平家の追討軍と戦うため黄瀬川に向かう。しかし、度重なる戦に兵糧が足りなくなる。一旦、兵を引いて欲しい。義時は願い出る。

あと7年で地球は滅亡する、ノストラダムスは預言した。ひなたは少しでも長く五十嵐と一緒にいたいと願った。五十嵐は大部屋俳優としての仕事に悩んでいた。

五十嵐は初めて役名のある映画に出る。そなたを幸せにしたい、ひなたは一緒にいるだけで幸せだった。2人の時間は少しずつ変化して行く。

ひなたは美咲すみれのサポートをしていた。五十嵐と会えない時間は、お互いの距離を縮めた。ある日、五十嵐はひなたの帰りを待っていた。

回転焼きが繋いだ人の想い、モモケンは父親の気持ちを理解することができた。不思議な巡りあわせ、ひなたはまだ気が付いていない。

左近のオーディション、虚無蔵の相手はモモケンだった。父親と虚無蔵の20年前の殺陣、モモケンの想いは深かった。

頼朝は大勢の軍勢を引き連れて鎌倉に入った。この姿を兄に見せたかった、義時は亡き兄を想う。時代は大きく動こうとしていた。

五十嵐はオーディションに参加するため、虚無蔵に殺陣の稽古をお願いする。しかし、虚無蔵には断られてしまう。ひなたも一緒にお願いするが…。