【エール】32話ネタバレと感想!プリンス(山崎育三郎)登場とライバルがいる人生

NHKドラマ

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裕一(窪田正孝)と木枯(野田洋次郎)の曲は、まったく採用されなかった。

第32話、契約金は印税の前払いだった。レコードにならなかったら返さなければいけない。

見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール

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「エール」32話視聴率

第7週「夢の新婚生活」第32話が、5月12日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.3%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」32話あらすじ

契約金は借金?

「またダメだった。21曲連続不採用。」

「こっちも19曲連続。これまずいは。」

「まずいねー。まぁ、契約金は、いっぱい残ってるから当面は…。」

「はぁ、あの契約金は印税の前払い金だぞ。レコード売れるのが前提の前払い金。つまり自分の金じゃないってこと。まぁ借金みたいなもんだ。」

「しゃ、しゃ、借金?まずいよなー。」

音(二階堂ふみ)は、『東京帝國音楽学校』の入学式を迎えていた。同じ席になった同級生と挨拶をする。

「初めまして、古山音です。」

同じクラスには、夏目千鶴子(小南満佑子)がいた。帝国コンクールで最年少で金賞をとったほど実力があった。

「裕一さん、どうしたの具合悪い?」

「ごめん、なになに、そんなことないよ、全然。」

「何かあった?ちゃんと話して。」

裕一は、契約金の話をする。

「契約金は、借金?」

「でも、あの、いい、いざとなったら何とかするから。」

「大丈夫、レコード売れればいいんでしょう。」

「ででも、もし採用される前に金返せって言われたら。どどどうしよう。」

音は、契約書を探す。

「あった、契約書。」

「ほら、前払金って書いてある。」

「けど、返済しろとはどこにも書いておらんよ。お金返す約束なんて、しとらんてことよ。大丈夫。あーもうビックリした。」

次の日、裕一は音の話をする。

「ほっとした、彼女ほんとしっかりしてんだ。」

「たしか学生って言ってたよな。」

「うん、歌手になるのが夢なの。」

「何か出来過ぎてんな。話作ってない?」

「作ってないよ。」

「じゃあ、妄想か?」

「実在してるし。」

千鶴子の歌声

音は、授業を受けていた。モーツァルト作曲の『ドン・ジオヴァンニ』は、女ったらしの恋の遍歴と悲劇的な末路を描かれている。

「そして、人々を翻弄する愛と言う名の魔物。」

学校のプリンスと呼ばれる男が登場する。プリンスによる特別授業が始まる。

「じゃあ、どなたか相手役お願いできますか?」

誰も手をあげなかった。プリンスと呼ばれる男は、千鶴子を指名した。

「私でよければ、よろこんで。」

音は、プリンスと目があった。もしかして選ばれるのでは、その期待は裏切られた。

プリンスと千鶴子の声は、想像を絶するほどすごかった。

「記念公演のプリマドンナは、千鶴子さんで決まりね。」

「記念公演?」

創立記念日には、『宝塚記念公演』が行われる。その音楽界には、特別に優秀な人だけが舞台にあがれる。レコード会社のスカウトも来る。

「デビューへの一番の近道って言われてる。」

音は、その歌声に目を輝かせた。家に戻り、みそ汁を作っていると裕一が帰って来る。

「ただいま。」

「おかえりなさい。」

裕一は、木枯を連れて来た。

「やっぱり、あの時廿日市さんと一緒にいらっしゃいましたよね。どこかで、お見かけした気がしたんです。」

「へー、奥さんが古山を売り込んだんだ。」

「そう、全部彼女のお陰。」

「彼の才能、埋もれさせるワケに行かないと思って。」

裕一は、まだ結果を出していない。でも、音は絶対に大丈夫だと信じていた。

「ホントに実在するんだな、できた嫁さん。」

「ねっ、言ったでしょ。」

「会えて良かったよ。」

裕一の部屋には、西洋音楽のレコードが並んでいた。福島の実家には、蓄音機があった。五線譜も買ってもらい作曲をすることが出来た。

「俺、西洋音楽なんて聴いたこともなかったよ。」

木枯の家は、貧しかった。音楽と言えば、母親の鼻歌ぐらいの世界しか知らなかった。実家の福岡を捨てて上京していた。

「僕も同じ。家族捨てて、ここに来た。」

ライバルのいる人生

音は、喫茶『バンブー』に来ていた。

「良き友人で、良きライバルって言うところか。いいもんだね。」

「ライバルか?今ごろ、どうしてるかしら幼なじみのあの子。同じ男を好きになっては、取っては取られたり。最初の旦那も、あの子に取られたから別れたのよね。」

「最初?」

「でも、彼女に負けたくないって気持ちが今の私を作ってくれたの。ライバルがいる人生って、悪くないわよね。」

「ライバルがいる人生。」

音は、昼食に千鶴子を誘った。

「千鶴子さん、よかったらみんなでお昼食べない。」

「結構よ、友達ごっこは性に合わない。」

「友達ごっこ?」

「ここにいる人たちは、みんなライバルでしょ。」

音は、千鶴子のとなりに座る。オペラ実習のときのことを褒めた。自分にも、その才能があったら…。

「才能って言葉、私は大嫌い。努力もしないで、誰かを羨むだけの人って私には理解ができない。」

その頃、裕一は作曲をしていた。廿日市の秘書に渡す。

「本日は、木枯さんのレコーディングに立ち会っています。木枯さんの曲がレコードになるんです。」

朝ドラ「エール」32話感想

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