朝ドラ「エール」

裕一（窪田正孝）は、久志のことを池田に相談する。池田は久志のために『夜更けの街』を書き下ろした。久志の歌声は魂に響くような声だった。

久志は自暴自棄になっていた。裕一（窪田正孝）は、その原因が分からないでいた。父親の1周忌、久志を苦しめていたのは戦争の歌だった。

裕一（窪田正孝）は、甲子園のグランドを見つめた。『栄冠は君に輝く』は久志に唄って欲しいと願った。

ラーメン屋なんて恥ずかしい、智彦は同期のひと言に悩んでいた。吟に打ち明けた後、貿易会社を辞めてしまう。

裕一（窪田正孝）は、長崎の鐘の音を聞いた。希望を持って生きる人にエールを、応援歌を作り続けると決めた。

裕一（窪田正孝）は、新たに進むために長崎を訪れる。原爆で失ったモノは、あまりにも大きかった。永田は白血病を患っていた。

裕一（窪田正孝）は、『とんがり帽子』の歌詞を見る。メロディーが浮かんだ。壮絶な戦争体験は裕一を苦しめる。それを乗り越える強さは…。

裕一（窪田正孝）は音楽から距離を置こうとしていた。音（二階堂ふみ）は空襲にあった豊橋に向かっていた。

弘哉が戦死してしまう。残されたのは小さな箱だけだった。裕一（窪田正孝）は、生まれて初めて音楽が嫌いになった。自分の仕事をしただけ、音（二階堂ふみ）の声も響かなかった。

裕一（窪田正孝）は、藤堂の手紙を預かり帰国した。昌子の目からは大粒の涙がこぼれた。戦争が家族のかけがえのない幸せを奪った。

裕一（窪田正孝）は、藤堂に再会できたことが嬉しかった。それが藤堂との最後になるとは思ってもいなかった。

藤堂がビルマにいる。裕一（窪田正孝）は、会いたい気持ちえと全戦に向かう不安を感じていた。慰問に行きたい、でも音や華のことを思い浮かべた。

裕一（窪田正孝）は、ビルマについていた。戦況は厳しく物資がないため死んで行く兵士も多かった。ビルマには藤堂も来ていた。

慰問に行くことになった裕一（窪田正孝）は、音に手紙を残した。戦況が悪いと知りながら、音（二階堂ふみ）の気持ちは複雑だった。

予科練から戻った裕一（窪田正孝）は、興奮していた。戦争に行かなかったことを作曲で埋めようとしていた。音（二階堂ふみ）は、どうすることもできなった。

裕一（窪田正孝）は、ヨカレンの練習生の生活を見る。ある一人の生徒が母への思いを語った。その言葉に突き動かされた。

裕一（窪田正孝）は召集令状を受け取る。音（二階堂ふみ）は、何とかできないか吟に相談する。どうにもできないことだった。

音（二階堂ふみ）は、歌をみんなで楽しく唄いたい。その願いは聞き入れてもらえなかった。戦争が醸し出す不協和音が聞こえる。