藤丸は、久志の帰りを待っていた。無事戻ったことにほっとした。
第99話、久志のためだけの曲『夜更けの街』。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」99話視聴率
第20週「栄冠は君に輝く」第99話が、10月29日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」99話あらすじ
友を信じる強い想い
裕一は、久志のことを池田に相談する。
「幼なじみが生きる気力をなくしちゃって。酒と博打に溺れる暮らしをしてるんです。」
裕一は、池田に説得をお願いする。
「何だかかび臭いところだね、ジメジメしてんな。」
池田は、博打で勝負をしようとけしかける。
「丁が出たら俺の財布の中身全部くれてやる。半がでたら…おごれ。」
久志は負けてしまう。池田は智彦のラーメン屋に久志を連れて行く。
「完璧じゃねえか、大将さすがだね。」
池田は、今の年まで友人に出会ったことがない。人を裏切るし信用すれば痛い目に合う。
「けど、あいつはどうだ。一点の曇りもなく心の底から生涯の友として何としてもあんたを助けたいとさ。」
池田は、久志のために作詞をした。
「よし、できた。十倍にして返せって言っとけ。」
「久志、この歌でレコード出さないか?曲は僕がつけるから。コロンブスに話したら、すぐにでも録音できるって。僕はまた君と一緒に音楽を作りたいと思ってる。」
藤丸は反対するが、久志は歌うことを承諾した。
『夜更けの街』
『夜更けの街』は、久志のためだけに作られた曲だった。
「やっぱりあいつはすごい。池田さんの詩がまたすごいんです。久志にピッタリなんです。」
裕一と鉄男は、ほっとしていた。久志がやっとやる気を出してくれたと思っていた。その頃、久志はいつものように酒を飲んでいた。
『暁に祈る』のポスターを見るなり悲しみの中に落とされてしまう。
「久志、どうしたの?」
「歌へなくなったらどうすんだ。またレコード出せたんだろう。」
金が必要だから歌を唄ったんだ。鉄男は呆れて帰ってしまう。藤丸も帰ってしまう。
「一つだけ言いたいことがある。久志はやっぱり歌うべきだ。夜更けの街を聞いて僕は本当に心揺さぶられた。」
魂のこもった歌声は、久志にしか出せない。裕一は、高等学校の曲も久志に唄ってもらおうとした。
「佐藤久志ですか?上司が何て言うか…。」
裕一と久志は戦時歌謡のイメージが強い。裕一の採用は、上司の反対を押し切ってのことだった。
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朝ドラ「エール」99話感想
裕一と池田の説得と、藤丸の支えによって、久志はまた歌うことができました。#朝ドラエール#窪田正孝#北村有起哉#中村蒼#山崎育三郎#井上希美#加弥乃 pic.twitter.com/EFqduNwIan
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 29, 2020
久志の歌声、以前のキラキラした輝きから荒んだ生活を経て凄みが増している…山崎育三郎さんの俳優としての力を感じるなあ #朝ドラエール
— ぬえ (@yosinotennin) October 28, 2020
久志の復帰。
伊藤久男は戦中に地元福島に疎開していたが、戦後そのまま留まり、久志同様、酒浸りの日々を送っていた。復帰したのは昭和22年、松竹映画『地獄の顔』の主題歌『夜更けの街』であった。作詞は菊田一夫(作中の池田二郎)、作曲は古関裕而。#朝ドラエール #エール— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) October 28, 2020
戦時歌謡の作家、歌い手。裕一にも久志にもこの先ずっとついてまわる事実。
これが勝った戦争だったら戦犯でなく讃えられたのだろうなと思うと、それもそれでゾッとする。 #朝ドラエール— さつき (@satsuki_h_0129) October 28, 2020
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