【エール】10話ネタバレと感想!父に届け音の歌声おぼろ月夜よ

NHKドラマ

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安隆(光石研)が亡くなったことで、職人たちは辞めてしまう。馬具店を続けて行くことは難しくなった。

第10話、

見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール

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「エール」10話視聴率

第2週「運命のかぐや姫」第10話が、4月10日も金曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」10話あらすじ

安隆の想いを守る

「絶対に逃げた職人たち、見返してやる。」

音(清水香帆)は、こんな時に逃げ出した職人が許せなかった。

「何か、元気出て来たね。」

「怒りって必要よ。絶対この危機乗り越える。」

「職人さんいなかったら何も出来ないじゃん。」

「誰か男だったら良かったのに。」

「お姉ちゃん、お願い。」

「はぁ?私女だし、可愛いお嫁さんになるんだし。」

「諦めて。」

「いや、音の方が向いてるし。気が強いし。」

「私は、歌手になるから無理。」

「私は、作家。」

音は、双浦環(柴咲コウ)のような歌手に憧れていた。梅(新津ちせ)は、作家志望だった。姉・吟(本間叶愛)しかいなかった。

「明確な将来像を描けてないから。」

「いやいやいや、考えて。歌手や作家になるより、お嫁さんになる方がよっぽど確立高いから。私の方が明確じゃない。」

「お姉ちゃんて、時々するどいよね。」

「鋭いついでに、ここは梅の出番よ。」

3人の娘たちは、契約書を探した。

「あんたたち、何しとんの?」

「契約書、探してるの。」

『馬具取引に関する契約書』、光子(薬師丸ひろ子)がやっと見つけた。光子は、その契約書を打越に見せることにする。

「請求すれば、陸軍はかなりの違約金を私に払わなければいけません。そうなっては、仲介している打越さんと陸軍との関係も悪くなるのではないですか?このまま契約を続けた方が、お互いよろしいかと…。」

「ほいたけど、あんたんとこは職人がおらんだろ。どうされだ?納期は守れるだか?」

「守れます。どうぞ今後とも、どうぞご贔屓に。女子どもですけど。」

光子は、安隆に報告する。大好きな団子を供えた。

「お父さんも喜んでくれてるよね。」

「うん、そうね。」

「お父さんよく、やらずに後悔するよりやって後悔した方がいいって言ってたでしょ。私たちと会えんくなったこと、後悔してないのかな?」

「私たちを残したことは、悔いてると思う。でも、お父さんロシアとの戦争行ったでしょ。」

「聞いたことある。」

「あんときね、目の前で人がいっぱい死ぬのを見たんだって。目の前でたくさんの人が死んでいくのに、何もできなかったって。そのことは、あまり話さんかったけど。その時の後悔が、ずっとあったんじゃないかな。だから、身体が先に動いちゃったんじゃないかな。お父さんらしいよね。」

満月の夜、音は安隆を思った。

運命のかぐや姫

学芸会の日が来た。

「どうしたの?」

「どうして、あんたはそんなに平気なの?お父さん、その亡くなったのに。」

「平気じゃないよ。でも、泣いてばっかりいられないから。」

「強いね、あんたは。本当は羨ましかった。そんなにはっきり物が言えて。」

「やりたくないの?かぐや姫」

良子( 田中里念 )はうなずいた。

「ねぇ、音ちゃん。かぐや姫やってくれん?」

学芸会が始まった。良子は、手が震えていた。その手を音が握った。

「大丈夫。舞台楽しもう。」

6年3組『竹取物語』が始まった。音は、かぐや姫となって登場した。良子は、帝となって登場した。

「おう、何と美しい。」

「私は、この国のものではありません。あなたさまは、私を連れて行くことはできません。」

「この国のものではない?」

「できれば、おじいさんとおばあさんと一緒に年を重ねて行きたかった。でも、これでお別れです。さようなら。」

「せめて、もう一度。もう一度、歌声を聞かせてはもらえませんか?」

かぐや姫は、帝のために別れの歌『おぼろ月夜』 を唄う。

「菜の花畑に入日薄れ、見渡す山の端霞ふかし。春風そよ吹く空を見れば。夕月かかりて匂い淡し。里わの灯影も森の色も、田中の小道を巡る人も。蛙の泣く音も鐘の音も、さながら霞めるおぼろ月夜」

音は、歌いながら父・安隆を想った。川俣で団子を食べた日、教会に行ったこと。ダンスを一緒に踊ったこと。家族で海に行ったこと。すべてが楽しい思い出だった。

『竹取物語』は、大成功だった。みんなが拍手をしてくれた。

「お父さん、見に来てくれたかな。」

「決まってるじゃない。いつでもどこでも、見てるは。お父さんは。あなたー、これから4人で力合わせて生きて行きます。お父さんー。」

「お父さん―。」

「お父さんー。」

『関内馬具店』では、職人の岩城が戻って来ていた。

「あー、何やっとるの?」

「仕事があるって聞いたもんで戻って来た。それだけだ。」

「それだけだって、あなたねー。」

「音、早く学校行きなさい。」

「だって。」

「いいから。」

「最低ー。」

音は、怒って行ってしまう。でも、どこかで嬉しかった。

3年後、裕一(窪田正孝)は音楽に夢中になっていた。そのせいで、商業学校を留年してしまった。

4月13日からは、第3週『いばらの道』がスタートします!裕一が恋をする。曲作りは続けていた。三郎は、新しい事業をスタートする!

朝ドラ「エール」10話感想

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