【エール】17話ネタバレと感想!裕一と音を繋ぐ交響曲「竹取物語」

NHKドラマ

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音(二階堂ふみ)は、姉の吟のためにお見合いをすることになった。

第17話、裕一の1年半ぶりに楽譜を開いた。勢いだけで作曲は思うようにいかなかった。

見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール

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「エール」17話視聴率

第4週「君はるか」第17話が、4月21日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.6%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」17話あらすじ

私は一緒に歩いて支え合いたい

「私の印象も悪くなるじゃん。」

「何でお姉ちゃんのために、お見合いしなきゃいかんの?」

「お兄さん恋愛結婚を希望してんの。」

「やりかたが回りくどいよ。」

「お願い、ねっ。」

「今日はお忙しい中お越し頂きありがとうございます。改めまして紹介します。弟の夏彦です。」

「お初にお目にかかります。私、野島夏彦と申します。以後お見知りおきを。」

「この前上海に行ったときは、領事館のカンパイを受けまして。料理はなかなかだが、向こうの女はいけません。気が強い。」

日本の女は、男に三歩下がってついてくる。素晴らしい、何と素晴らしい大和撫子。女は男を支えていればいい。夏彦( 坂口涼太郎 )の持論に音がキレた。

「違う、違う違う違う。私は男の後ろを歩くつもりはないから。結婚したとしても私は一緒に歩きたい。一緒に歩いてお互いを支え合う、それが私の心情以上。」

音は夏彦の胸倉を掴んで言い放った。その話を聞いて、母・光子(薬師丸ひろ子)は笑った。

「私と一緒のことしとるわ音。私とお父さんが出会ったきっかけ。あそこで私がガマンしとったら、お父さんと出会わんかった。」

光子も男に食ってかかったことがある。その時に助けてくれたのが安隆(光石研)だった。

「芥川先生の言葉にこんなのがあるわ。運命は偶然よりも必然である。運命は性格の中にあるという言葉は決して等閑(なおざり)に生まれたものではない。」

運命は偶然に見えるけど、実際には生き方から生まれる。そこへ春彦( 長田成哉 )がやって来る。

「春彦さん、先ほどは妹が申し訳ありません。」

「いやいや、あの音さんいらっしゃいますか?」

吟(松井玲奈)は音を呼ぶ。

「音さん、私とお付き合いして頂けませんか?」

「いやーーー。」

吟はショックで崩れ落ちる。その頃、裕一(窪田正孝)は作曲が出来ないでいた。

「まったく書けねえらしい。」

「仕方ないわよ、1年半は長いわ。」

作曲応募の締め切りは、あと2ヵ月半しかない。

「あんた何にも知らねえのね。ベートーヴェンの運命とか所沢の新世界とか聞いたこどあんでしょ。」

交響曲を作るには、たくさんの楽器を使う。1曲が30分はある。歌を1曲作るのとはワケが違う。

「うわー、何でだ。全然降って来ない。」

何も思い浮かばない。裕一は、頭を悩ませていた。

交響曲『竹取物語』

国際作曲コンクールについて『小山裕一は何を主題に作曲すべきか』

「古山くんが音楽復帰に向けて悩んでる。曲作りの主題が見つからねえそうだ。それで我々も協力しようと言うのがこの会議の議題だ。」

自分たちでは心細いから、村野(中村蒼)も呼んでいた。3時間ほど話しても何の答えもでなかった。

「富士山は、何かありそうなんですが。」

「そう言えば、今日は満月ね。」

みんなで満月を見ることになった。今はとて天の羽衣着る折りぞ、君をあわれとおもひしりぬる。村野の言葉に裕一が閃いた。

「そうそうそう。オペラみたいな、交響曲。歌のないオペラ、日本古来のメロディーをふんだんに取り入れた、交響曲にすんだよ。鉄男くん、いげる。ありがとう。」

裕一は、楽譜に竹取物語と書いた。

「お前が音楽に戻ってくれて、良がったよ。安心した。」

「違う、これを区切りにする。音楽に別れを告げるための儀式なんだ。」

裕一は、作曲に夢中になった。これで本当に最後にするつもりでいた。1ヵ月後、初めての交響曲『竹取物語』が完成した。

裕一が久しぶりに深い眠りについた。その頃、豊橋の音は春彦に誘われていた。

「お断りしたはずです。帰って下さい。」

「音さん、あなたみたいな女性は他にはいない。私の気持ちを受け入れて下さい。」

「私は、結婚する気はありません。」

「歌手になる夢は存じています。最大限に応援します。」

「作業場は立ち入り禁止。」

音が作業場にいると光子が入って来る。

「いい人と思うけど、年頃だし。」

「女は、どうして結婚結婚って言われるの?そりゃ、それはそれで幸せかも知れないけど。けど、男はいろんな可能性があって自由なのに。女はそれしか道がないちゅうか。それを求められて美化されてるちゅうか。そんな感じしない?」

光子は、音の言葉に笑い飛ばした。

「若い頃、私も同じこと言っとたの。でもね、私はお父さんと結婚してあんたたちが生まれて幸せだった。」

「やりたいことなかったの?」

「本当はね、歌劇団で踊りたかったの。あなたと一緒。」

「えー、初めて聞いた。どうして今まで黙っとたの?」

「夢を叶える人は、ひと握り。あとは人生に折り合いつけて行くの。それが今は不幸みたいに思えるかも知れんけど、私はあんたたちのお陰で幸せ。」

「お母さん、私幸せ捨てても夢を取る。」

「うん、それも人生ね。」

「春彦さんには、私から正式にお断りの連絡を入れておきます。私の分も頑張ってね。」

裕一のところにイギリスから手紙が届いた。国際楽曲コンクールの入賞した知らせだった。

「やったー、やったー。やったー、やったやったやった。」

朝ドラ「エール」17話感想

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