【エール】49話ネタバレと感想!音は理想と現実の狭間で揺れる

NHKドラマ

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音(二階堂ふみ)が妊娠していることが分かった。裕一(窪田正孝)は、とても喜んでくれた。

第49話、音の妊娠しても舞台に立つ決意をする。でも、想い通りには行かなかった。

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「エール」49話視聴率

第10週「響きあう夢」第49話が、6月4日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.6%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」49話あらすじ

音が妊娠の報告

「えーーー。ホント?僕らの赤ちゃん、ホント。えっちょっと、えっえっ。ぼ僕、父親になんの?父親になんの?」

「うん。」

「えっ、信じらんない。体大事にしないとね。調子悪くなったら、すぐ言ってよ。あっ、薄着すぎだよ。あったかくして方がいいよ。」

「大丈夫だって、大丈夫だって。」

「音、学校…そうだ。」

「退学しないと行かんだろうね。まぁ、子育てしながらじゃ通学できんし。」

「そっか、そうだよね。」

「でも、記念公演だけは出るよ。椿姫だけは、絶対に成し遂げたい。」

「大丈夫?」

「お腹もまだ目立たんし、まぁ何とかなるよ。それに学校を辞めても、公演を成功させてレコード会社の目に止まれば、歌手になる道は開けると思う。」

「そうなれば一番いいけど…。」

「お母さんになることも、歌手になる夢も両方叶える。裕一さん、応援してくれる?」

「ああ、もちろん、もちろん僕は何でも協力します。あっでも、ムリだけはしないで。絶対だよ、約束だかんね。」

「はい、はい、はーい。食べて。」

裕一は、『バンブー』に来ていた。保(野間口徹)と恵(仲里依紗)に報告をする。音には、腹巻をさせてかかとの高い靴は履かないように言った。

「気を付けてあげてね、出産って命懸けの仕事だから。」

音は、学校で妊娠の報告をする。

「もう少し、落ち着いてから報告しようと思ったんですけど。」

「いやー、こういうことは一刻も早く言ってもらったほうがいい。一緒にやれなくなるのは残念だが…。めでたいことだしな。」

「いえ、私舞台には出ます。生まるのはまだ先ですし。体調も問題ありませんから。」

「妊婦さんが舞台に立つってのは…。」

「決して、みなさんにはご迷惑おかけしませんので。引き続きどうぞよろしくお願いします。」

共演者たちは、複雑な顔をした。音が家に戻ると裕一が、おもゃを買って来ていた。

「ねぇー音さ、どっちかなどっちかな。男の子と女の子どっちがいい?」

「元気に生まれて来てくれれば、どっちでも。」

「どっちかな、女の子かな。あっ、でも男の子も悪くないなー。」

裕一は、はしゃいでいた。学校でのことを話そうとするが、おもちゃ作りに夢中になっていた。

「やっぱりあなたは、強欲ね。あなたがどう生きようと構わない。でも、少しは周りのことも考えて。」

「周りのこと?」

「正直みんな戸惑ってる。あなたに気を使って、思い切り練習が出来ないって。」

「気を使ってもらう必要なんてないです。」

「そういうワケに行かないでしょ。私だって、こんなこと言いたくないのよ。」

理想と現実の狭間

音は、ご飯の匂いにムカムカしていた。裕一が心配する。

「平気だって病気じゃないんだから。」

そこへ、吟(松井玲奈)が遊びに来る。

「裕一さん、どお?お父さんになる気分は・」

「まだ実感わかないっすね。」

「私もついに叔母さんかー。お母さんも梅も、すっごく喜んどったよ。梅は東京に用事もあるから、近いうちに会いに行きたいって。」

梅は、小説の文学賞に挑戦していた。出版社に売り込みに行こうとしている。

「あんたの方は、学校の手続きはしたの?」

「手続きって?」

「退学するんでしょ。」

「記念公演が終わるまでは、通うつもりだよ。」

「えっ、何言っとるの?あんた妊婦でしょ。」

「妊婦が学校に通っちゃいかん決まりでもあるの?」

「お腹の赤ちゃんに万一のことがあったら、どうすんの?」

「気を付けてるから大丈夫だって。」

「でも、あんた一人の体じゃないんやし。」

「分かっとるよ、いちいちうるさい。」

音は、イライラしていた。妊婦には、気分が不安定になる人もいる。吟は冷静だった。

「いいなー、赤ちゃん。」

吟は、ひとり言をつぶやいた。音は、朝早く学校で練習をする。そこへ環(柴咲コウ)が来る。

「古山さんは、五度以上音が飛ぶと不安定になる。まずは、そこを克服しないとね。」

「はい…。先生だけです普通に接して下さるのは。みんな変に気を使ったり、二言目にはお腹の子どもに触るからって。」

「私は、あなたを特別に扱う必要なんてないって思ってる。あなたにはヴィオレッタとしての責任があるし、それを全うする義務がある。」

「はい。」

「古山さん、あなたは椿姫の舞台に出たいのよね。」

「もちろんです。舞台をしっかり務め上げて、プロの歌手になりたいです。」

「そう、1つ確認してもいいかしら?プロってね、たとえ子どもが死にそうになっていても舞台に立つ人間のことを言うの。あなた当然、その覚悟があるのよね。」

音は、何も言えなかった。翌日、音は布団の中から出られなかった。

「学校行かんと、稽古ある。」

「ダメだよ、ダメ。1日くらい休んだって平気だから。ほら、寝て寝て。」

「ぐらい?ぐらいって何?私は、ヴィオレッタなの。1日でも休んだら、みんなに迷惑かかる。」

「でも、でも音お母さんなんだから。体大事にしないと。」

「お母さん…うん、お母さんお母さんお母さん…。裕一さんにとって、私って何?赤ちゃんのお母さんでしかないの?」

「そんなこと、そんなこと言ってないよ。」

「裕一さん代わりに生んでよ。裕一さんは、家で仕事が出来るからお腹に赤ちゃんいたって大丈夫でしょ?」

「代われるなら…代われるなら代わってやりたいよ。」

「どうして…女だけ…。」

それから2週間、音はつわりが酷く練習が出来なかった。

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朝ドラ「エール」49話感想

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