【エール】1話ネタバレと感想!いじめられっ子・裕一は音楽に夢を描いた

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NHKドラマ

NHK連続テレビ小説「エール」が放送スタートしました。主人公の古山裕一を窪田正孝さんが演じます。

大正時代、古山裕一は老舗呉服屋の長男として生まれる。内気でイジメられがちな少年は、音楽との出会いで秘めた才能を引き出した。

見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール

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「エール」1話視聴率

第1週「初めてのエール」第1話が、3月30日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.2%でした。

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」1話あらすじ

古来、音楽は人とともにあった。以来、人は音楽を愛した。ずっと音楽は、人のそばにある。時に音楽は、人の喜びを大きく楽しく盛り上げてくれます。時に音楽は、人の悲しみに寄り添ってくれます。時に音楽は、折れかけた心に力を与えてくれます。時に音楽は、現実逃避の手助けをしてくれます。時に音楽は、人生をかけた一大事に力強い武器となってくれます。音楽が奏でる人生の物語です。

東京オリンピック

東京オリンピックが迫る中、ひとりの作曲家に大きな責任がかえられていた。

「さくらさくら、弥生の空を見渡す限り。かすみかくもか、においぞいずる。いざやいざや、みにゆかん。」

昭和39年10月10日、東京オリンピックが開催された。ギリシャを出発した聖火は、東京の国立競技場に向かっていた。

古山裕一(窪田正孝)は、福島で生まれた。福島信夫小学校を卒業していた。

「小山裕一先生が我、福島信夫小学校を卒業したのは、今から46年前になります。以来、数えきれないくらいの曲を書き。」

小学校のテレビがやっとついた。

「あの裕一が、いじめられっ子の裕一が。ついにやりましたよ、先生。」

裕一の幼なじみ・村野鉄男(中村蒼)は、恩師・藤堂(森山直太朗)のお墓の前にいた。

「東京オリンピックは、他のオリンピックとは違いますぞ。悲惨な戦争、廃墟とかした日本。もうこれで終わったと世界に思われた日本が、そこから力を合わせて驚異の復興を遂げた。」

どうだ、世界に宣言する場所でもある。裕一は、開会式の音楽を描くことになっていた。

「どうか、国民に勇気と希望を与え。世界に恥じない音楽を。」

東京オリンピックの開会式の日、裕一はトイレにいた。その責任の重さに吐いてしまうほどだった。

「まずいな、開会式始まっちゃう。」

「上の階にはいません。」

「トイレも見た?」

「はい、個室も全て。」

「控室は全部見たし、いるとしたらトイレなんだけど。」

「あっ、地下に関係者だけが使えるトイレが。」

「そこよ。」

古山音は、裕一を探していた。

「あと何分?」

「7分です。」

音は、地下にあるトイレまで駆け込む。

「裕一さん。大丈夫、あなたの曲は素晴らしいんだから。ほら。」

「ちょっと、ちょっと待って。」

音は、裕一を会場の扉の前まで連れて行く。

裕一の夢を叶えたい!

「すぐそこよ。開会式、見たくないの?あなたの曲を世界中の人が聞くのよ。ずっと叶えたかった夢でしょう。」

裕一は、うなずいた。

「よし、行こう。」

「あー、ダメだやっぱり。」

「えっ、もうーもうー。」

「ダメだって、ちょっと待って。ちょっと待って。ちょっと、心の準備できない。」

「裕一さん、裕一さん。」

「はい。」

「あと2分切りました。」

「先生?自分は長崎の出身であります。親や兄弟、親戚みんな死んだとです。生きる希望ば与えてくれたと、先生の長崎の鐘です。」

裕一は、立ち上がる。

「先生の曲は、人の心ば励まし応援してくれます。先生の晴れ舞台ですけん、どうかどうか会場で。」

敬礼をする。

「どうする?」

「行こう。ありがとう。」

「よか夫婦ですね。」

「おしどり夫婦って感じとは、違うんですけどね。」

東京オリンピックの開会式、裕一と音は会場に向かった。

「いよいよね。」

「ああ。」

裕一は、音の手を握った。

この夫婦がいかにして、このような二人になったのか?そこには、長い長い話があった。

明治42年8月、福島市内にある老舗呉服店で一人の男の子が生まれる。

「うおー、生まれだ。生まれだ、生まれだべー。」

古山三郎(唐沢寿明)は、妻・まさ(菊池桃子)が出産したことに興奮していた。

朝ドラ「エール」1話感想

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