天文18年（1549年）の11月、竹千代と信広の人質交換が行われた。東海の覇権争いに大きく影響することになる。
第11話、将軍の涙！
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「麒麟がくる」11話視聴率
「麒麟がくる」11話が放送されました。気になる視聴率は、14.3％でした！
織田に援軍は送れない、帰蝶が危険にさらされる。十兵衛は高政のとりなしで将軍・頼芸に会うことになった。
「麒麟がくる」11話あらすじ
再び今川が尾張に攻め入り、次々と織田方の南部の領地を制圧していく。ついに非力ぶりを露呈した信秀（高橋克典）は、道三（本木雅弘）に援軍を頼むが、高政（伊藤英明）や稲葉（村田雄浩）らが尾張との和議を独断で決めた道三を糾弾しており、美濃は一枚岩ではなかった。兵が出せない由を尾張に伝えにいく光秀（長谷川博己）。このままでは人質同然の帰蝶（川口春奈）が犠牲になってしまうことを恐れていると、ふと信長（染谷将太）が、かつて京の将軍家の取りなしで美濃の内紛が収まった話を思い出す。光秀は道三に将軍家への取りなしを依頼しに戻るも、金がかかると難色を示される。そこで、高政の取りなしで守護の土岐頼芸（尾美としのり）のもとを訪ねるが、道三をよく思わない頼芸はその願いを突っぱねる。
出展：公式ページ
尾張への援軍要請
「我が子と思えばこそ助けもしたが、城を失のうた主ならば、せめて満身創痍で来るべきものを。不甲斐ない。」
信秀は、弓を引けないほど肩を痛めていた。無傷で救われた信広、何を考えているのか分からない信長。そして、信勝はまだ若い。息子を頼ることは出来ない。今川から目が離せない状況だった。
「私は、三河へいつ帰して頂けるのでしょうか？」
今川義元は、すぐにでも帰すと約束する。三河は、二つに分裂していた。織田信秀と今川義元、どちらかに味方するモノたち。三河を抱き込むために竹千代は必要だった。
「織田が今川の手の内に落ちれば、次は美濃が餌食になる番じゃ。その時が来ても、皆は戦わぬのか？」
利政は尾張からの援軍要請を受けていた。美濃を守るためなら戦う。織田のための戦は出来ない。尾張への援軍はできないと判断した。
高政の思い
「我が主・斎藤利政は、織田信秀さまに援軍は送らないとお決めになりました。もっか美濃は刈り入れ時ゆえ、兵が集まらぬと。」
十兵衛は、何とか出来ないかと考えていた。信長は、美濃の援軍がないのは仕方ないと考えていた。
「和議じゃな。刈屋城を渡すゆえ、戦はここまでにしてくれと今川に手を止めさせる他あるまい。」
仲立ちを誰に頼むのか？過去の経験から、将軍にお願いすることになった。高政のとりなしで土岐頼芸に会うことになる。
「私は、親方様をお守りし。父・利政を、父・利政を。」
殺せるか？その言葉に高政は、うなずいた。その頃、京では三好長慶による内紛が起こっていた。将軍・足利義輝は、近江の国に落ちのび去るしかなかった。
十兵衛は、宿を探していた。そこで細川藤孝に再会する。頼芸からの手紙を見せる。
「公方様は、武家の棟梁であり鏡なのです。しかし、その公方様を手元に置き己の権威を認めさせる道具としか考えていない武士が多い。」
我々武士は、今病んでいます。細川は、義輝のところへ十兵衛を案内した。そして、手紙を渡した。
麒麟がくる道は遠い
足利義輝は、十兵衛を覚えていた。1度めは、本能寺の前で藤孝と切り合おうとしていた。2度目は、藤英の館で声を聞いた。
「私が幼き頃、父から教わったのは。将軍は武家の棟梁であらせられると言う事、武士を1つにまとめ世を平らかに納めるお方であると。」
将軍のひざ元で、家臣同士が争っている。それに目をふさぎ背を向けて、関りなしとしている。それでは、世は平らかにならない。
「将軍がひと言、お命じにならなければ、争うなと。それを聞き、ワシがどれほど励まされたか分かるか？美濃にそういう武士が一人いる。己は将軍であろう、何故世を平らかに出来ぬ。ひと言、争うと命じよと。」
もはや、そのように叱ってくれる者がいない。未だに世は平らかにならない。
「強い子になれ、声は大きく良い耳を持ち、よく学べ。さすれば立派な征夷大将軍になるであろう。世を平らかにできよう。さすれば麒麟がくる。この世に麒麟が舞い降りると。」
穏やかな世を作れるモノだけが連れてこれる、不思議な生き物だ。
「ワシは、その麒麟をまだ連れて来ることが出来ぬ。無念じゃ。」
義輝は、悔し涙を流した。今川と尾張の和睦は、最もなことと判断する。
「十兵衛、麒麟がくる道は遠いのう。」
「麒麟がくる」11話感想
#麒麟がくる
公方様からこんなこと言われたら生涯の忠誠を誓わざるをえない… pic.twitter.com/GFD8FqmeGV— 天地百八 (@TenkouTisatu108) March 29, 2020
「『麒麟が来る道は遠い』という義輝の言葉は、光秀がいたからこそポロリと出たのだと思います。このシーンで大切にしたのは“哀愁”であり、将軍でありながら世の争いを止められない悔しさ。“長谷川光秀さん”ならではの実直さが義輝の心を開かせたのだと思います」（向井理）#麒麟がくる pic.twitter.com/oaPgJm7ZBQ
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) March 29, 2020
なにこの幕府組の男泣き…
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＿人人人人人人人人人人人＿
＞ た ま ら ん ッ ＜
￣Y^Y^Y^YY^Y^Y Y^Y^Y^Y￣
.#麒麟がくる #足利義輝 pic.twitter.com/pO4PMXErlI— 麒麟を待つおんな (@ijintachi) March 29, 2020
部下が一番信用出来ない斎藤家や土岐家、織田家のドロッドロな内情を散々見た後に、「推しは義輝様」の強火担(三淵藤英・細川藤孝)など忠実な部下を持つ清らかすぎる将軍家は眩しすぎて直視出来ない…#麒麟がくる pic.twitter.com/q0ieHIfUkp
— akir(リプ不要) (@arien0727) March 29, 2020
向井理はこう、権威はあるけどもはや権力はない、育ちのいい人なんだけどどうもこうも非力で頼れないみたいな役すっごい似合うね #麒麟がくる
— いが（たろに） (@iga_iganao) March 29, 2020
能力はあるのに人望が皆無の斎藤利政とか、合理的な知性があっても周囲がついてこれない織田信長とか、人望はあるのに実力のない将軍義輝様とか、いろんな「何かが足りない」武将たちが麒麟を呼べなかった話でもあるような。 #麒麟がくる
— rose (@Lazyrose_1999) March 29, 2020
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※紹介している情報は2020年3月3日時点のものです。現在は配信が終了している場合もありますので、最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。
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