朝ドラ

裕一（窪田正孝）は、ハーモニカに夢中になっていた。西洋音楽を作曲する音楽家になりたい！目の前にある大きな壁がジャマをしていた。

音（清水香帆）は、かぐや姫を演じることになった。『おぼろ月夜よ』を唄いながら、父・安隆との思い出を重ねた。いつでもどこでもお父さんは見ている。母の声に力をもらった。

父・安隆の突然の死、音（清水香帆）は実感できないでいた。泣いていいんだよ、母・光子（薬師丸ひろ子）の言葉に悲しみを吐き出す。

教会では双浦環（柴咲コウ）が歌っていた。その声に音は魅了されてしまう。目の前のことに全力を尽くしなさい。その言葉に音は突き動かされる。

やらずに後悔するなら、やって後悔しろ！音は、女が自己主張できない時代を生きていた。それでも、父の言葉から手繰り寄せる何かを感じていた。

裕一（石田星空）は、鉄男の誌を見てしまった。曲をつけていい？素晴らしい曲が出来たのに…。鉄男は、親に連れられて夜逃げしてしまう。

誌に曲をつける。裕一（石田星空）は、自分にできることを見つけた。その才能を妬むモノから大きな声も出せるようになった。鉄男は、そんな裕一をかばった。

北原白秋の誌に曲をつける。裕一は、母の実家・川俣で讃美歌を歌う少女に出会う。その曲、その声が裕一を作曲へと動かして行った。

人と違うことを気にするな。藤堂（森山直太朗）との出会いは、裕一（石田星空）の心に新しい風を吹き込む。運動会のかけっこは転んでしまうが、ハーモニカの曲が救ってくれた。

呉服屋『喜多一』の長男・裕一は、弱々しい子どもになっていた。勉強はダメ、運動もダメ。笑いものにされることもある。ある日、蓄音機の西洋音楽に目を見開いた。

古山裕一（窪田正孝）は、東京オリンピックの開催曲を書いていた。開会式の日、裕一が姿を消した。妻・音（二階堂ふみ）は、裕一を探していた。

『みんなの陶芸展』が始まった。ジョージ富士川は書く。今日が私の1日なら私はどんな1日にしますか？武志（伊藤健太郎）は、いつもと変わらない1日は特別な1日と書いた。

武志（伊藤健太郎）は、陶芸に夢中になっていた。喜美子（戸田恵梨香）の懐かしい大阪の友人たちは、武志のために会いに来てくれた。

武志（伊藤健太郎）は、病気のことがあり真奈を避けていた。それは納得できない。一途な想いは、いつか武志の心を溶かしてくれるのか？喜美子は見守ることしか出来なかった。

ちや子（水野美紀）が喜美子に会いに来た。たくさんの人に力を借りた。陶芸家・川原喜美子（戸田恵梨香）として作品を作って恩返しをすること。ちや子は強い力をくれた。

喜美子（戸田恵梨香）と八郎（松下洸平）の白血球は一致しなかった。武志のために多くの人が応援してくれた。その思いには感謝しかなかった。

武志（伊藤健太郎）のところには、たくさんの人が見舞いに来る。いつもと変わらない生活がどれほどかけがえのないモノなのか。喜美子（戸田恵梨香）は、強く感じていた。

喜美子（戸田恵梨香）は、武志の病気のことを八郎に話した。元気やん、ちょっと待て。動揺する八郎を喜美子がなだめた。たった1％でも可能性はある。喜美子の強い決意を知る。

今まで通り暮らしたい、武志（伊藤健太郎）は変わらない今を望んだ。喜美子（戸田恵梨香）は、その気持ちの寄り添うようにしようと考えた。でも、家族には助けを求めた。

貴美子（戸田恵梨香）は、武志に病名を告げる。余命3年から5年、死なさへん生かしたる。武志を守るため喜美子は覚悟を決めた。