喜美子(戸田恵梨香)は、穴窯の炎を見つめていた。薪は残り少ない、温度を上げるためにどうすればいいのか?
第97話、三津は八郎に想いを寄せていた。それは、喜美子も気がついていた。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」97話視聴率
第17週「涙のち晴れ」第97話が、1月27日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.2%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」97話あらすじ
穴窯の温度と缶ポックリ!
喜美子が穴窯の温度で悩んでしまう。八郎(松下洸平)に相談しようと工房に行くと、三津(黒島結菜)と寄り添うように眠っていた。
薪を細くしたら燃えるのではないか?子どもの頃の風呂焚きを思い出す。1,200℃に上がった。
「お姉さん、缶ポックリ。お姉さん、缶ポックリ。」
こんな大事なときに鮫島がやって来る。三津は、八郎にキスをしようとした。その時、八郎が目覚めてしまう。
「大学の頃、思い出すな。卒業製作、こっちは松永さんの頃より少し前や。大学の施設もおんぼろでな。」
雨漏りがするようなところで、卒業に向けて大きな作品を作った。その時、徹夜してザコネしていた。
「穴窯、見てくる。」
八郎が外に出ると、武志と鮫島が缶ポックリをしていた。
「1,200℃、いったで。」
「1,200℃、いった?」
薪はギリギリ足りた。ここから冷えるまで4日はかかる。
「ほやけど、とりあえずは一安心ちゃう。」
「せやな、よかった。」
旅のおとものカケラのような色合いが出ているはずだった。
「おめでとうございます。」
鮫島(正門良規)は、缶ポックリができない。どんくさいと直子(桜庭ななみ)に怒られる。
「直子さんに出直してこい、言われたんです。申し込んだんです、結婚を。」
「結婚して下さい。結婚しませんか?結婚しよう、幸せにするから。」
「缶ポックリもでけひん男に、幸せになんてできるわけないわ。あほか。」
鮫島は、それから必死で覚えようとしていた。
「そんなんでわざわざ来る?えらい朝、早う来てな。うん?」
八郎は、遠くの方を見つめる。眩しいなー。
「缶ポックリできへんのか?」
「ちょちょちょ。」
喜美子は、八郎をバカにする。その側で鮫島は缶ポックリができるようになっていた。
三津の別れ
「ほんまやて、うそやないて。」
鮫島は、直子に連絡をする。缶ポックリ選手権大会で準優勝するくらい上手くなった。
「ちょっと弱気やな。」
「改めて、結婚しよう。幸せにするから。」
「電話でそんな大事なこと。」
「分かってる、分かってるで。お兄さんとお姉さんみたいな夫婦やろ。お兄さんとお姉さんみたいな夫婦になろな。」
よっしゃー。鮫島は、結婚を決めた。
「ありがとうございます。世界の国から、ありがとうございます。」
三津は、工房を切なそうに見つめていた。
「やめる?」
「はい、やなんですよね穴窯なんて。こんなこと学びたくて来たわけじゃないのに。話が違いますよ。火の番なんてやってられません。」
「時代に逆行してます。これからは、食器は人間じゃなくて機械が洗うようになるんです。」
食器洗い機は、いずれ1家に1台の日が来る。だから、機械でも洗える陶器を作らなければいけない。
「それなのに穴窯なんて、ちょっとついて行けません。本当、申し訳ありませんけど。辞めさせてもらいます。」
三津は、すぐに出て行くと言い出す。八郎は、釉薬の配合が書いてあるノートを渡した。
「続けるやろな、ここは辞めても陶芸はやめへんのやろ。たいしたこと教えてやれへんかった。それ参考にして作ってや、食器洗い機でも作れる作品を。」
三津は、嬉しそうにノートを受け取った。三津は、いろんな工房で弟子の志願をした。どこへ行っても女だからと断られてきた。
「初めて思いました。男だったらよかった。」
百合子(福田麻由子)は、赤いマフラーをプレゼントした。三津は、静かに去って行った。
翌日、穴窯の取材を受けた。そして、穴窯から作品を取り出すことになった。作品は焼きが甘く、窯炊きは失敗に終わった。
朝ドラ「スカーレット」40話感想
男だったら…他の工房にすんなり弟子入りできた。川原工房に来て八郎に出会うことも妻子ある師匠に恋をしてツライ想いをすることもなかった。暖かく迎え入れてくれて居心地も良くて、何より尊敬できる師匠の元を、それでも去る決心をした三津の八郎への気持ちの大きさよ。#スカーレット pic.twitter.com/KHNSTFV4jT
— えりさや (@moyairaman) January 26, 2020
三津はやっぱり良い娘だった。
思わずとってしまった軽はずみな行動を自ら恥じてすぐに辞める事を決意したのね。
そして一言も詰ったり責めたりせずに釉薬のノートを気持ち良く餞別に送る喜美子の人としての大きさ、百合子との友情。
男だったら良かったと言う三津の最後の言葉。#スカーレット pic.twitter.com/rAzVaNmOeA— マルマルコ (@marukodorama) January 26, 2020
穴窯は時代錯誤批判いつ来るかと思ったらハチヘの想いを断ち切ると決めてからの早い流れで月曜からミツ退場かぁ…
鮫島の「お兄さんお姉さんみたいな夫婦になろな!?」聞いてる時の切ない表情とか細やかで良かった。アンチが出やすい難しい役だったと思うけど頑張ってたよね#スカーレット pic.twitter.com/JXEmJ80kGt— N♥o♥i♥s♥e♥t♥t♥e♥ (@UpuadT0agRGrRr6) January 26, 2020
#スカーレット 97話 17週
三津の気持ちは八郎の陶芸より男として
八郎くんの全ては言わないのは誤解を招く
喜美子が二人を見た後も穴釜に向かい三津をやさしく送るその気持ちは 拓庵には見えないが 蟠りは残りそう三津は弟子として何をしたかったのか
三津の「新しい風」に吹かれた二人は何処へ— 沢 拓庵 (@sawatakuan) January 27, 2020
#スカーレット 97話
不倫はしない展開そうだなと思ったけど、ミツが気持ちを抑えられなくなる前に身を引いたか
黒島結菜が嫌われ過ぎてもかわいそうだし身の引き際が清かったのは良かったと思う!お疲れ様!
百合子がニコニコだったのが癒しだわ
みんなわかってたのかなあ— ドラマと映画好きな梅 (@ume_dramovie) January 27, 2020
喜美子、川原家を去るみっちゃんに在りし日の自分を重ねたんじゃないのかな。そしてみっちゃんはいつかこの日の想いを作品に昇華できるような芸術家になって欲しい。みっちゃん偉かった…!
#スカーレット #97話— いちしろ (@roku_blue) January 27, 2020
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