千代は春子と本当の家族になった。その頃、一平は全てをさらけ出した作品を書き上げた。
第111話、千代が聞いた一平の声
「おちょやん」111話視聴率
最終週「今日もええ天気や」第111話が、5月10日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」111話あらすじ
熊田の最後の願い
昭和27年(1952)2月、千代の家には熊田が訪ねて来ていた。
「子育ていうのは、いろいろと難儀なことだすな。」
熊田は千代に頭を下げた。
「出てくれへんやろか、鶴亀新喜劇の舞台。僕は戻って来てほしい。もう一辺、道頓堀の舞台に立った千代が見たい。」
竹井千代は道頓堀の舞台女優や。鶴亀に入り40年がたつ、熊田は最後の仕事だと思っていた。『初代・桂春團治』の脚本を渡した。
春團治は女性にもてる落語家だ。芸のためだったら女房・子供も泣かせるムチャな男だった。ある日、愛人に子どもができてしまう。芸の苦しさは分かっても人間の苦しさは分かっていない。
一平の生きざま
一平が書いた脚本『桂春團治』は、連日大入りになった。天海天海の劇作家としての力に脱帽、新聞にも取り上げられた。
「夕方の番組で天海天海さんのインタビューが決まった。」
『お父さんはお人よし』の打ち合わせもある。鉢合わせしないように誘導する必要があった。当郎がラジオをつけてしまう。そこから聞こえるのは一平の声だった。
「ありのままの私自身です。愚かで哀れな人間です。けどそういう目を覆いたなるような先にこそ、本当の喜劇が。」
一平が遠回りしてやっと気が付いた喜劇の姿。喜劇のない世界を求めて喜劇を追い続けた。
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朝ドラ「おちょやん」111話感想
「初代 桂春団治」ででっち役を熱演する寛治くん。
この喜劇役者っぷり😆
もう、鶴亀新喜劇になくてはならない存在のようですね…#前田旺志郎 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/iDBHVimwex— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) May 9, 2021
今日ちょっと嬉しかったのは、長澤先生と千代ちゃんの意見交換が行われていた場面。ああ、今の千代ちゃんは耳を傾けてくれる脚本家さんと組めているんだな、演者として尊重されているなと。一平と長年共にいても見られなかった姿 #おちょやん
— ぬえ (@yosinotennin) May 9, 2021
熊田さんもまた、千代の「父親」の1人なんだよな。#おちょやん
— ほうじ茶 (@BegaChin) May 9, 2021
「かさぶたが消えたなら聞いてくれるといいな 泣き笑いのエピソードを」
って一平側のフレーズだったのか…#おちょやん— 京極ミズハ (@ienomaenigomiga) May 10, 2021
千代の味方で一平とのあれこれを全部見てきた香里さんがあの役演じてるのぐっときたな… #おちょやん
— かささぎma (@magpie76464210) May 9, 2021
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