鎌倉殿の13人

総大将の北条泰時は官軍と戦う。負けた上皇は隠岐に流されてしまう。その頃、鎌倉では義時が政子と話をしていた。悲しい血を流した過去を振り返った。

後鳥羽上皇は京の守護・伊賀を討ち取る。これを義時追討ののろしとした。義時は鎌倉を守るため自分の命を差し出そうとする。それを政子は許さなかった。

新しい将軍は我が息子に、実衣の企みは失敗に終わる。一方で義時と上皇の駆け引きは続いていた。義時は弟・時房を京に向かわせる。

実朝は公暁に暗殺される。仲章は義時と間違えられて殺される。降り積もった雪は赤い血で染まった。義時は公暁を捕らえるため兵を集めた。

源実朝は御所を京に移そうと考えていた。それを知った北条義時は公暁の謀反を止めなかった。雪が降り積もる夜、実朝の肺が式が行われた。

源実朝は朝廷と密な関係を築こうとしていた。3代目鎌倉殿は上皇に決めてもらう。何のために鎌倉に来たのか？頼家の息子・公暁は失意の中にいた。

実朝と義時の信頼関係は崩れてしまう。実朝は自分の力だけで政をしようとする。船を造り貿易をしようとするが、思い通りに行かなかった。

和田勢が御所を取り囲んだ。義時は息子・泰時を向かわせる。翌日まで続いた戦は、実朝が説得する形で終わろうとしていた。しかし、弓は義時の体を射ぬいた。

謎の男・泉親衡は御家人たちをそそのかし北条を狙う。その中に和田の親族がいた。義時は流罪とするが義盛が黙っていなかった。

鎌倉の守護は2年ごとに変える。義時は御家人たちの力を削ぎ取り、鎌倉の実権を握ろうとしていた。不穏な空気が流れ出していた。

源実朝は無事に解放される。時政の謀反は許されることではない、話し合いの結果、伊豆への流罪と決まる。もう二度と会うことはない今生の別れだった。

北条時政は実朝を出家させよう企む。それを知った義時は姉・政子に報告する。時政による謀反は実行される。義時は父親を討ち取る覚悟を決めた。

畠山は謀反の疑いをかけられる。息子・重保を騙し殺害されたことで、重忠は覚悟を決める。謂れなき疑いは坂東武者を本気にさせた。

時政とりくの息子・政範は、毒を盛られた。平賀が怪しげな話をしているのを重保が見ていた。りくは平賀から重保が怪しいと聞かされる。

時政は畠山に武蔵守を命じる。武蔵を奪い取るつもりなのか？畠山は義時と話す。時政は立場を利用して変わってしまう。

源頼家は戦をしようとしていた。義村に助けを求めるが断られる。上皇と繋がっていることを知った義時は、討ち取ることを決めた。

一幡の命を奪うことができなかった、泰時は父・義時に伝える。比企の一族を残すことはできない、義時は善児のところに向かった。

全成の子・頼全が討ち取られる。比企が関わっているはず、北条に刃を向けた。義時は鎌倉が2つに割れないように話し合いをしようとした。

全成は頼家に呪いをかけていた。木人形から謀反の疑いをかけられる。頼家は全成を常陸へ流罪とする。実衣は政子のところに行くことになった。

つつじに子どもが生まれ、頼家はせつのところに来なくなった。鎌倉の跡継ぎは善哉と一幡のどちらになるか？御家人たちの力比べになってしまう。