音(二階堂ふみ)は、つわりが酷く学校を休んでしまう。椿姫の舞台の練習は進まないでいた。
第50話、夢も子どもも諦めたくない。音は、覚悟を決められないで悩んでいた。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」50話視聴率
第10週「響きあう夢」第50話が、6月5日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.0%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」50話あらすじ
音の心の内を想像して
「古山くんは、今日も休み…。」
「千鶴子さん、ヴィオレッタのパート練習しておいた方がいいかも。」
「どうして?」
「だって、古山さんあんなんだし…。」
「私がやるべきことは、今自分に与えられてる役を磨きあげることだけよ。」
久志(山崎育三郎)は、裕一(窪田正孝)に会う。みんなが音を待っている。
「そうか…みなさんに迷惑かけて、本当に申し訳ない。」
「迷惑なんて思ってないよ。みんな心配してんだ。でも、そういう空気も音さんを追い詰めてるのかも知れない。」
「気ー使われっと、返って孤独になるもんだよな。まずは、体大事にすることだ。母親になる身なんだから。」
「それ言ったんだけどね、すぐ機嫌悪くなっちゃって。」
「これだから男は、裕一さん子どものことしか眼中にないんじゃないの?赤ちゃんの母親である前に、奥さんだって一人の人間ですよ。」
音は歌手を志したこれまでのこと、これからのこといっぱい悩んでいる。
「だから、あなたも父親になることに浮かれてばっかりいないで。もっと奥さんの心の内を想像して、寄り添ってあげなさいよ。」
裕一は、おでんをお土産に家に戻る。
「音、鉄男がおでんくれたよ。音…。」
音は、家の中を探してもいなかった。
夢も子どもも諦めたくない
裕一は、音を探すと学校で練習をしていた。その声は、かすれていた。
「ここにいたんだ。音、今から僕は作曲家として声楽家の君に伝えたいことを言う。君は舞台に出るべきじゃない。息が続かないのは致命的だ。美しいメロディーも表現できないし、聞く人を不安にさせる。そんな歌しか歌えないんじゃ、お客さんにも失礼だ。」
音は、裕一の頬を叩いてしまう。
「分かっとる。分かっとる。分かっとる。声も出んし息も続かないし。子どもが出来たのは嬉しい、でもでも何で今って…時々思ってしまう自分がイヤで。環先生に子どもが死んでも舞台に立つのがプロだって言われた時、すごく怖くなった。この子を失うのは絶対にイヤだって。この子に会いたい、歌も諦めたくない。覚悟もできんくせにどうしていいのか分からん。」
音は泣いてしまう。
「音、音、聞いて。その夢、その夢僕に預けてくんないか?君がもう一度、もう一度夢に向き合える日がちゃんと来るまで。僕がその夢を預かって大事に育てるから。君の夢は君の夢は僕の夢でもある。その代わり、君もいつか僕の夢を叶えて欲しい。」
「裕一さんの夢?」
「そう、僕の作った曲で君が大っきな大っきな舞台で歌う。」
「裕一さんが作った曲を私が歌う。」
「音は、何一つ何一つ諦める必要ないないがら。そのために僕いんだから。」
「ありがとう。」
音は、裕一の胸で泣きじゃくった。
音の夢を裕一に託す
翌日、音は椿姫を降板して学校も退学した。音は、双浦環(柴咲コウ)にレコードを返す。
「残念ね、あなたには期待していたんだけど。」
「申し訳ありません。」
「謝ることはないわ、ほとんどの人がいばらの道ではなく平穏な幸せを選ぶ。あなたもその道を選んだ、それだけのことよ。」
「私は、歌手になる夢を諦めたつもりはありません。今まで私は、自分のことしか考えていませんでした。この子は、裕一さんと私の二人の子どもなの。一番大事なことを忘れていたんです。夢も子どもも夫婦二人で育てて行きます。彼がいてくれたから選べた道です。」
「また会える日が来ることを楽しみにしているわ。」
半年後、音のお腹は大きくなっていた。裕一は、野菜をたくさん買って来た。千鶴子( 小南満佑子)からの手紙も持っていた。
千鶴子は、ジュリアード音楽院に留学していた。
早く音楽の世界に復帰してくださることを願っています。あなたに負けたままでは納得行きませんから。
「来た、来た。裕一さん、産婆さん産婆さん呼んできて。うんうん、裕一さん…。」
その日、音は女の子を生んだ。
「見て、女の子だって。」
ふたりの人生に宝物が増えました。
6月8日(月)からは、第11週『家族のうた』がスタートします!福島から連絡が入った。音と裕一は、子どもを連れて帰省する。裕一を呼び出した本当の目的は…。不穏が雰囲気の三郎の姿があった。
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朝ドラ「エール」50話感想
「君の夢は僕の夢でもある」
一緒に音楽ができるその日まで、裕一は音の夢を預かると約束しました。#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ pic.twitter.com/39CTjctw8A— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 4, 2020
朝ドラで「またこれかよ」と思われるくらい女性と仕事、妊娠出産育児とヒロインの葛藤が描かれるのは、そこに横たわる問題が現実世界でいつまで経っても全く解決されないままだからではないか。「どうして女だけ」#朝ドラエール
— ぬえ (@yosinotennin) June 4, 2020
反逆の詩で荒れる裕一くんを抱き留めた音ちゃんと、思うように歌えない音ちゃんを抱き留める裕一くん。
「自分の事ばかり考えて他の人が入る余地が無かった」 と語る裕一くんと 「今まで自分の事しか考えて無かった」 と語る音ちゃん。
夫婦が他者性を獲得するまでの対の物語。#朝ドラエール #エール— 小暮夕陽 (@turned_red09) June 5, 2020
古山家に第一子が誕生しました!
元気な女の子です👨👩👧#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#1月に撮影 pic.twitter.com/22GKFhjr05— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 5, 2020
好きで才能あり努力を怠らなくとも思わぬ妊娠で女性だけが夢を一時期は諦めなければいけないのは今も同じ。
音も裕一に指摘されなくても自分の今の状態を自覚している。
「一旦は夢を僕に預けてくれ、君にもいつか僕の夢を叶えて欲しい」
今の音を尊重し希望を与える言葉。#エール #朝ドラエール pic.twitter.com/LZ95DFBdew— マルマルコ (@marukodorama) June 4, 2020
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