大正8年、福島の佐藤家では食事をとっていた。久志(山口太幹)は、新しい母親に馴染めないでいた。
第62話、久志は実母を忘れられないでいた。歌を好きになった理由は、子どもの頃の切ない想いだった。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」62話視聴率
第13週「スター発掘オーデション」第62話が、6月23日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」62話あらすじ
母からの手紙
「久志ちゃん、これも食べてね。」
「新しい学校はどうだ、慣れたか?」
「お友だちはできた?」
「玲子さんのご心配には及びません。」
「久志、お母さん…だろ。」
久志の父親は再婚していた。新しい母親 玲子(黒川芽以)に馴染めないでいた。その頃、小学校では、『ふるさと』の練習をしていた。
「今度の学芸会では、この歌を唄うからな。しっかり練習して、お父さんとお母さんを驚かせよう。」
藤堂先生(森山直太朗)は、久志に声をかける。話しかけるが、いなくなってしまう。
3年前、久志の両親は離婚してしまう。母親は出て行ってしまった。父親が再婚しても久志は実母を忘れらなかった。
母からもらった手紙は、いつまでも大切にもっていた。手紙を見ていると女中が入って来た。
「早くおしまい下さいな、旦那さまに見つかったら面倒です。私の落ち度になります。」
「僕あての手紙だよ、返して。」
「捨てられてもいいのですか?隠すなら、こちらの方が安全です。奥さまがおやつでハンペンを作ってらっしゃいます。着替えたら居間へお越しください。ハンペンお好きだったでしょう。」
「いらない、好きじゃない。」
「では、いい加減ご自分でそうおっしゃいまし。」
久志は、母親の居場所を知りたがった。手紙には、福島の山美町と書いてあった。
「この町にいるんでしょう。教えてよ。」
久志の生みの親は、離婚してから実家に戻ってしまった。母に会いたい、その気持ちだけで実家に向かう。
「すいません、すいません。」
母・ 麻友は、ずいぶん前に引っ越していた。その先の居場所は分からなかった。
久志が母に会いに行く
久志は、ガマン強く頭のいい子です。自分の未来のため、佐藤家のためにお父さんを支えて立派な跡取りなって下さい。
久志は、母・ 麻友からの手紙を大切にしていた。
「母さん?お母さん。」
久志が 麻友の姿を見つけた。 麻友には、新しい家族ができていた。赤ちゃんを抱きかかえる姿を見てしまった。
麻友からの手紙を破り捨てて、久志は学校に向かった。
「佐藤、どうした?」
「何でもありません。」
藤堂は、びしょ濡れになった洋服を乾かしてくれた。
「どうしたんだ?」
「何もなかった。何かあると思ったのに、何もなかった。」
「そうか…。」
藤堂は、『ふるさと』を唄い出す。❝兔おいしかの山…❞
「佐藤も一緒に。」
❝小鮒釣りしかの川。夢は今もめぐりて、忘れがたき故郷❞
「やっぱり君、いい声してるよ。よし、こっち来て。もう1回、大きな声で。」
久志は、思いを振り切るように故郷を唄った。家に戻ると継母が待っていた。
「久志ちゃん、どこ行ってたの?早く入って。こんなに冷えて、風邪ひいゃうじゃない。本当にもう心配したんだから。よかった。」
継母は、久志を抱きしめる。
「あの…、ハンペンまだありますか?お母さん。」
「もちろん…。お風呂沸いてるから、ご飯の前に温まっておいで。」
「着替え、お風呂場に出しておきますね。」
「うん。あー、お腹空いたー。」
久志は、嬉しそうに笑った。
「あんな大きな声で歌ったの初めてだった。ぐじゃぐじゃになった気持ちが、バーッと出て。スーって消えてさ、あー歌っていいなって。藤堂先生に感謝している。」
「聞きたいな僕も、久志のふるさと。」
「いや、タダじゃ嫌だな。」
鉄男(中村蒼)は、久志の皿にハンペンを置いた。久志は、『ふるさと』を唄い出す。いろんな思いが詰まった懐かしい曲だった。
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朝ドラ「エール」62話感想
「エール」62話、久志の知られざる過去でした。
久志を演じた山口さん、本当に素敵な役者さんです。次また再会したら、きっと見違えるほど大きくなっているんだろうな。嬉しいようで、寂しい。
藤堂先生の歌声、最高でした。#エール#朝ドラエール #久志#音楽#藤堂先生 https://t.co/6XrGVkZS6I— 野口雄大 (@yutanoguchi99) June 23, 2020
記憶は美化されがちだけど、実母は決して久志を忘れたわけじゃない
家のため息子のために預けた(そもそも長男を連れて出るのが難しい時代←はね駒妹ちゃん調べ)
新家庭と今の子を大事にしようと決めてガンバってた、それを幸せそうでよかったと今の久志なら思ってるはず#朝ドラエール #エール 62話— エル 🦄(バージェ)🎼🎹🥁🎷🥊🐧 (@gg_eru) June 24, 2020
今日は久志の生い立ちについてお届けしました🌹
両親が離婚し、複雑な事情を抱えていた佐藤家。
久志が歌をはじめた理由は、藤堂先生の歌での励ましがきっかけでした。#朝ドラエール#森山直太朗#山口太幹#黒川芽以#日向丈 pic.twitter.com/viwVuW908p— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 22, 2020
藤堂先生の久志の心にそっと寄り添うような優しい『ふるさと』に涙が…。゚(゚´ω`゚)゚。
久志も藤堂先生に、歌に救われたんですね…
久志が歌う素朴で優しい『ふるさと』もとても素敵でした。゚(゚´ω`゚)゚。#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/0FMUrVyaIB
— いねまき (@inemaki) June 22, 2020
久志の“新しい母”役を演じてる #黒川芽以 さんって、朝ドラ「風のハルカ」で主人公の妹・アスカを演じてた女優さん。
従弟役で中村倫也(友也)も出演してたなー。
懐かしい。『エール』キャスト一覧・相関図・追加キャスト・子役を総まとめ https://t.co/XYqhB8N8X0 #エール pic.twitter.com/tQgSfyAtLv
— てれびつ子 (@tamaki_tv_net) June 22, 2020
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