加賀温泉に行ってた常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)が帰って来た。常治はとても疲れていた。
第74話、喜美子は常治の余命を知っている。残された時間を家族と一緒に過ごすことになった。
「スカーレット」74話視聴率
第13週「愛いっぱいの器」第74話が、12月24日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」74話あらすじ
金賞狙うなら本気を出せ!
「楽しかったよ、ほんまは大阪回ってな。お母ちゃんの里の墓参りと、ずっと疎遠になってた親戚に頭下げて。それから加賀温泉行ったんよ。」
「もう、アホなことばっかりしてな。お父ちゃん頭にスリッパのして踊ったり。温泉卵あっためてヒヨコにしたる言うたり。」
常治は何十年分も笑わせてくれた。
「強い痛み止め飲んでんねん。してあげられることないんか聞いたんよ、何回も。何もない言われた。せやから、せやから出来ることは泣かんことや。」
喜美子(戸田恵梨香)は、自宅で診ることを決めた。その頃、『かわはら工房』に窯業研究所の柴田(中村育二)と美術商の佐久間(飯田基祐)が来ていた。
『ジョージ富士川の特別実演会』が行われる。美術商の佐久間のつてを使って、窯業研究所で開催される。
「お父さんも来ませんか?みんなの前で実際にやってくれるんです。何か作ったり絵描いたり、ときには陶芸やることも。きっと楽しいですよ。」
こっちの常治は何してるか分からん。約束はできなかった。
「八郎さん。金賞狙うんやったら、もうちょい強い個性打ち出さんと。」
八郎(松下洸平)には、ジョージ富士川(西村貴教)のような個性がなかった。
「まぁその前に八郎さん、本気が足らんのとちゃうか?そりゃ金賞とらんでも今のまんまでもええけどな。頭ひとつ抜きんでると息しやすうなるで。」
1回有名になってしまえば生きて行くのが楽になる。川原八郎の名前でやりたいことが何でもできるようになる。
「また、これホンマに頼んます。」
常治は、二人に頭を下げる。
「信楽の陶芸関係者に可愛がられてるやろ、何でか分かるか?川原の人間になったからや。」
大阪から信楽に来て、信楽に根っこをはやして八郎が後を継ぐ。川原の家に入って息子になったことが大きかった。
「つまり今の僕があるんは、全てお父さんのお陰言うことですね。」
「そや、お前5年たってようやくそう言うことしれっと言えるようになったな。お前俺の葬式の喪主の挨拶それ言え。」
家族の想いを込めた大皿
「八郎さん、何で断ったん?何で断ったんコーヒー茶わん作って欲しい注文。」
「断ってないで。60コ言うて聞かれたから、喜美子いまそんなんできるやろか言うただけやん。」
「勝手なこと言わんといて、出来るか出来んかはウチが決める。ウチの仕事やん。ごめん、キツイ言い方して。」
「断ってないでホンマに。やりたいんやったら、やったらええよ。ほんで、この辺触らんといて。片付けたやろ、ここにあったメモ。後でやろう思うてそのままにしてたりするねん。」
喜美子と八郎の考え方の違いがある。常治は、呆れて出て行ってしまう。
「直姉ちゃんがな。連絡しても仕事が忙しい言うて帰ってきいへんねん。」
百合子(福田麻由子)は、『カフェ・サニー』に来ていた。秋になって常治の容態は、悪くなっていた。食事もできないくらいになっていた。
「武志。お祖父ちゃんがな、美味しいご飯いっぱい食べれるように。ええ器作ろう。」
「素焼きした大皿や。同じこと考えてた。」
「でっかいな。」
「ぎょうさん食べてもらえる。」
大皿には武志が常治の顔を描く。マツは、お父ちゃんガンバレと書いた。百合子は酒の絵を描いた。
「お父ちゃん喜ぶわ、酒やな。」
八郎は、富士山と鳥の絵を描いた。喜美子は、仕上げに大皿の縁取りをした。
朝ドラ「スカーレット」73話感想
温泉から帰ってきた常治とマツ。
常治はパリッとしたシャツを、お母ちゃんは一張羅と思われる着物と、そして髪も整えて。
お互い「次はない」とわかって精いっぱいなのが切ない #スカーレット— あさみ (@a_chang_0322) December 23, 2019
#スカーレット 74話
温泉シーン泣いた
北村一輝うますぎる
クズ父、寂しいよう…
母はわかってたんだろうね#梅ドラマ感想— ドラマと映画好きな梅 (@ume_dramovie) December 24, 2019
お父ちゃんに泣かされるの何回目や…不器用すぎて腹立つことばっかするけど…。誰よりも家族のこと好きやし、家族のためやったらなんぼでも頭下げる。病気で起きるのも辛いのに八郎さんの仕事の話も一緒に聞いてあげてたし。家族で絵付した大皿を贈るの川原家らしい送り出し方やな #スカーレット 74話
— 夢野 (@onemuyegroeg) December 24, 2019
常治さんはものすごくハチのことを大切にしてる。旅行から帰ってきたときも、ハチの姿を探してたし。窯業研究所の所長がきたときも、体調はよくないのにわざわざ起きて出てきたんだよ。きっと信楽の町の人たちにも「八郎をよろしく」と頭を下げてまわっている。#スカーレット
— ほうじ茶 (@BegaChin) December 24, 2019
八郎の「やりたいんやったらやったらええよ」からの「ほんでな、この辺ちょっと触らんとって」と早口で責めてくるあれね。一応謝ってはくれてるんだけど明らかに不機嫌で怒ってるんだろうなと分かるあの感じ。”旦那あるある”でこっちの心を一撃してきやがった松下洸平が上手すぎたな
— こぐま (@in_july2018) December 24, 2019
夫婦関係の変化自体は問題じゃないと照子夫妻で見せ、八郎が夫として問題なさそうなところまで見せた上で、なのに明らかに不満を抱えてる喜美子と喜美子の才能に警戒してるのかと思えるように時々不自然な八郎。この夫婦の不穏の種を親切にアンダーラインして教えてくれてるような #スカーレット
— まるてれ (@marutelevision) December 24, 2019
自分が死にかけてると知ったら、
やっぱりマツさんみたいに慌てず騒がず、優しく見守ってくれるパートナーが理想だな
ジョージの感情の振り幅の激しさを、マツさんがその凪いだ空気で受け止め鎮めてくれてたんだ
温泉旅行の短いカットで二人の数十年の歩みを見た気持ち#スカーレット— vocket (@vocket2) December 24, 2019
コメント