【スカーレット】119話あらすじと視聴率!八さん喜美子で行こうや普通の感じで

NHKドラマ

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喜美子(戸田恵梨香)は、花瓶に絵付けをしていた。そこへ住田(田中美央)がやって来る。

第119話、喜美子を想って作った大皿。武志は父から初めて聞いた。

見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK

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「スカーレット」119話視聴率

第20週「もういちど家族に」第119話が、2月21日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.6%でした!

陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?

「スカーレット」119話あらすじ

強い覚悟と天賦の才能

八郎(松下洸平)は、新人賞をとった大皿を持って来た。

「好きな子がおってな。」

「お母ちゃんや。」

「大好きな子がおってな。」

「お母ちゃんやろ?」

「話、遮らんといて。」

「合いの手入れてるんや、話ややすいやろ。」

「どこがや、話にくうてしゃーないわ。」

「お母ちゃんのこと想うて作ったんや。」

「笑顔がこういう色引き出したんや。」

「笑顔、なー立ち上がってええ?体操するわ。気恥ずかしいは、スクワットする。」

「なんで?なんで?何か言うてる僕も恥ずかしなって来たわ。ちょっと一緒にやるわ。」

住田は、八郎のかつての弟子を連れて来た。稲葉(永沼伊久也)畑山(田中亨)は、土下座して謝った。

「どうか、お許し下さい。こちら梅でございます。」

「だから、いやホンマにええですよ。何で、梅?」

貴美子が来る。もう一度、頭を下げた。住田は、陶芸家の知り合いに頼まれた。『かわはら工房』に頭を下げに行きたい。その願いを叶えた。

二人は、和歌山で工房を持っていた。

「まっ奇遇ちゅうか、たまたま八郎さんもおられて。頭下げることできてよかったやん。」

和歌山からは、信楽の土を買いに来ていた。

「実は、俺ら穴窯をやってます。作ったんです。和歌山の方でやってるんです。」

「二人で半年かけて作りました。」

まだうまく焼けない。穴窯の構造に問題があるのでは?二人は悩んでいた。

「ホンで、見せて頂きたいんです。喜美子さんの川原喜美子先生の穴窯を。」

「見せて下さい。あと焼き方も教えて下さい。どんだけ薪使うてます?」

焼くのは、3~4日くらい。

「ウチは、2週間炊いてるわ。」

貴美子は、穴窯を見せてあげようとする。武志(伊藤健太郎)が止めた。

「お母ちゃん。何言うてんねん。ほんなん、よう聞きますね。教えられるもんちゃいますよ。なぁー釉薬の調合教えるようなもんやろ。言うたら企業秘密ちゃうんか?」

貴美子が穴窯を始めたとき、まだ珍しくて注目をあびた。でも、今ではそんなに珍しくなかった。

「手の内見せてええんか?」

「ええんよ。」

貴美子は、穴窯を見せてあげる。

「2週間、今も炊き続けているんか?」

「年に4回。毎回、火事寸前や。お母ちゃん独自のやり方や。何回も失敗して、ようやく辿りついたやり方や。」

「よう分かってるんやな穴窯のこと。」

「お母ちゃんの穴窯のことはな、子どもの頃から見て来た。あんな簡単に人に教えるなんて人が良過ぎるは。」

「武志。お母ちゃんは、そんなもんやないで。元々、独自の造形力があった。それに自然のまま焼き上げる穴窯いうんがうまいことハマったんや。強い覚悟と天賦の才能でな。真似しても同じもんは出来ん。他のだれにも真似できんもんを作っとる。心配すな。」

八さん喜美子でいこう

貴美子の穴窯は、15℃に設計している。煙道にレンガを置いて口を狭くしている。

「なぁお母ちゃん。何で別れたん?お父ちゃんと別れたんは、何でや?」

「お父ちゃん、何してるんやろな。呼んで来たら?」

「俺な、お金のことで揉めてるんやと思うてた。穴窯やるやらんで揉めてるの知ってたし。お金かかるしな、借金してたんのやろ?お祖母ちゃんが言うてた。」

武志は、お金のことで揉めていると思っていた。作品が売れてお金が入ったら、八郎が戻って来ると思っていた。

「なぁ、俺覚えてるで。お母ちゃんの言うてたこと。」

貴美子は、武志が子どもの頃に二人とも大好きだと言った。武志は、忘れないでいた。

「さっきな。お父ちゃん、お母ちゃんのことよう分かってるようなこと言うてた。強い覚悟と天賦の才能で、他の誰にも真似できひんもん作ってるて。なぁ、お父ちゃんお母ちゃんのこと今でも…。ちゃうか?」

八郎は、陶芸を止めてしまった。武志は、突然に信作を呼ぼうと言い出す。

「3人でご飯なんて、気まずいやんか。」

「気まずいことないで。」

「気まずいやろ、俺かていろいろ考えてしまうし。そんなんあかんわ。」

「お父ちゃん呼んでくるから、みんなで楽しくご飯食べようや。」

貴美子は、工房に向かう。八郎は、懐かしそうに電気釜を見ていた。

「おっ、おっ。」

「えっ。」

「八さん呼んでええ?喜美子呼んで?喜美子呼べ。」

「あの?」

「ええやん。喜美子呼んで?」

「いや、あの?」

「もう普通に行こうよ。」

「普通?」

「八さん、貴美子。なっ、普通に行こう。」

「なんやねん、いきなり。」

「せやからな、何やこう。ここ、ここ。澱んでる感じあるやん。」

「澱んでる?」

「澱んでるいうか、重々しい。」

「重々しい?」

「ちゃう、ちゃうな。これ何て言う?」

「意識?意識おうてる。」

「そや、意識しようてるんやな。えっ、ウチのこと意識してる?」

「そりゃ、いや、してへん方がおかしいやろ。」

「ウチも意識してる。」

「おおう、おう。してるやん。」

「ほな、なくせ。意識してる感じ、なくせ。なくして、はいはい、はいはいはい。」

「はいはいって言うて、そんなんいきなり。ちょっと待ってーや。座る?座りましょ。」

「ええ。」

「何をそんないきなり。怒ってはるんですか?」

「堅苦しいのやめよーや。そりゃ、いろいろ思うこともあるやろ。ウチかてあるわ。いやあるか?ないわ、もう分からん。もう分からんけど、もう何年も前のことやで。いつまでも引きずる年でもないやん。回りに気-使わせて。この前のあれかてそうや、照子に信作に小池ちゃんもな。ウチらに気―使ってるの分かったやろ?そんな悪い思わへんかった?」

武志も気まずいんとちゃうかって聞いて来た。

「ほな、普通ってどういうの言う?」

「せやから何回も言うてるやん。八さん、貴美子や。そっからやろ、そっから変えていかんと。」

「はぁ~あ~。」

貴美子言うてみ?喜美子、どうもしっくりいかない。

「何もないねん、何もないねん。お互いなサバサバいこうや。ウチできるで、手触っても何のもない。こんなんも出来る。」

貴美子は、八郎を抱きしめた。それは、返って意識してしまいことになってしまった。

朝ドラ「スカーレット」119話感想

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