【なつぞら】69話あらすじと視聴率!奇跡は人間が当たり前のようにする勇気みたいなモノ

NHKドラマ

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『わんぱく牛若丸』の作品発表の日、なつ(広瀬すず)は常盤御前の絵を描いてきた。

第69話、なつは千遥のために絵を描こうとした。その絵は、北海道の富士子(松嶋菜々子)を思いながら描いた。

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朝ドラ「なつぞら」69話視聴率

第12週「なつよ、千遥のためいつくれ」第69話が、6月19日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.4%でした!

草創期の日本アニメーション界を支えた女性アニメーター・奥山玲子さんがモデルになっていると言われています。

朝ドラ「なつぞら」69話あらすじ(6/19放送)

常盤御前の優しさと強さ

仲努(井浦新)は、なつの描いた常盤御前の絵に惹かれていた。

「やっぱりみんな美人を描こうとしているな。牛若丸の母親という点では、僕はこの絵に一番母性を感じるな。」

井戸原(小出伸也)は、なっちゃん贔屓と茶化した。

常盤御前は、再会を願って会いに来た牛若丸を突き放してしまう。そこに絶望する牛若丸が前半の山場になる。

「最初から、いい母親みたいな顔をしていたら牛若丸が絶望しても、客は感情移入しないんじゃないですか?」

最初から悪者のような顔をしていた方が衝撃が大きい。麻子(貫地谷しほり)の描いた絵は、ピッタリのイメージだった。

常盤御前は、美貌と知性で1,000人の女性から選ばれていた。最初は侍女のような立場から源義朝の側室まで上り詰めた。

「常盤御前は、したたかで強い女性なんです。」

仲は、なつに意見を求める。

「私は、そんな怖い顔の母親を子どもに見せたくありません。子どもだっていろいろ考えながら見ると思うんです。ただ怖いだけの母親を見せられて、後で優しくされても納得できないんじゃないないですか?」

顔が怖いだけで本当に怖い人だとは思わない。マンガ映画は、子どもが夢を見るように見るモノだ。なつと麻子の意見は分かれた。

奇跡は人間が当たり前のようにする勇気

下山(川島明)は、なつの洋服の絵を描いていた。まったく同じモノを着ていることに気がついてしまう。

「何かあった?明らかにいつもと様子が違う。何かあったなら話してみなよ。」

なつは、千遥のことを話し始める。おでん屋に良く来る客の話とした。戦後まもない頃、家出をした子どもに何かあったら連絡は来るものですか?

「そういう子どもが、まだ生きていると思いますか?そんな事は奇跡ですか?」

下山は、警察官だった頃の話を始める。飲食店から逃げてきた子供がいた。生活苦のため売られるのが怖かったからだった。

「僕の先輩は、諦めなかった。法律を一生懸命勉強して、娘を自由にしたんだ。先輩は辞職も覚悟してた。奇跡なんてものは、案外人間が当たり前のことをする勇気みたいなモノだよ。」

なつは、その先輩が下山だと思った。だから警察官を辞めたんですか?

きっと誰かに助けてもらっている。なつは、生きていると信じる気持ちになっていた。

「なっちゃんは、誰かを思い浮かべて常盤御前を描いたの?」

なつは、富士子を思って描いた。母親を描くのは、悪いことではない。でも、怒りや憎しみなど子どもには見せられない姿もある。

「なっちゃんの悩みは正しいんだと思うよ。子どもがみて本当だと思ってくれる絵を僕らは探し続けて行かなきゃいけないんだから。」

仲は、なつと麻子の絵を描け合わせた絵を描いた。それは、優しさと強さを持った力強い絵だった。

朝ドラ「なつぞら」69話感想

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