天文17年(1548年)の秋、美濃の斎藤利政(本木雅弘)が大垣城を責めた。信秀(高橋克典)は城を守ることは出来なかった。
第7話、帰蝶の願い!
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「麒麟がくる」7話視聴率
「麒麟がくる」7話が放送されました。気になる視聴率は、15.0%でした!
海がある国は食うに困らぬ。美濃には海がない。利政は、織田と和議を結ぶことで海に近づくと思っていた。
「麒麟がくる」7話あらすじ
駿河の今川義元(片岡愛之助)の動きに脅かされた信秀(高橋克典)は、美濃の道三(本木雅弘)と和議を結ぶことを決める。そのために、道三の娘・帰蝶(川口春奈)を、信秀の嫡男・信長(染谷将太)の妻に迎え入れたいと申し出る。
旅から明智荘に帰った光秀(長谷川博己)を、帰蝶が待ち構えていた。幼なじみで、ほのかな恋心を抱く光秀に、今回の尾張への輿(こし)入れを止めてほしいと頼む。一方、道三からは、口をきかなくなった帰蝶を説得するように命じられる。出展:公式ページ
信秀の和議申し入れ
尾張の西にある『清洲城』の守護代・織田彦五郎は、信秀の城・『古渡場』を責めた。信秀は、大垣城を諦めるしかなかった。
「我ら3つの敵に囲まれてるのじゃ。今川義元、斎藤利政。そして織田彦五郎。」
織田信秀は、交易の要である津島・熱田を抑えていた。尾張一の富を手に入れている。織田一族に恨みをかられていても仕方ない。
「ワシは、美濃のマムシめと手を結ぼうかと思う。」
今川と彦五郎を倒すためには、美濃を抱き込むことを決めた。十兵衛が美濃に戻って来た。そこへ、帰蝶が来る。
「駒がここへ?あがってよいか?」
叶わぬ想い
十兵衛は、光安のところに向かった。織田信秀が美濃と和議を申し出た。条件は、帰蝶を嫁に出すことだった。帰蝶は断った。
「一度目は、何も分からず父上の仰せにしたごうた。それで私がどういう目に合うたか、分かっておろう。」
十兵衛は、子どもの頃よく泣いていた。木から落ちて泣き、ハチに刺されて泣いた。武士の子が泣いては面目ない。誰にも言わずに来た。
「一番親しい身内ゆえ、約束を守った。今度は、私を守って欲しい。尾張などには嫁に出してはならぬ。みなにそう申して欲しい。」
駒は、帰蝶の輿入れの話を聞いていた。牧は、国が決めることは軽々しく答えられないとした。いずれ誰しも輿入れはする女子の運命。
「それが出来ぬものは、どうしたらいいのでしょう。想うても想いが遂げぬものもありましょう。身分のこと暮らし向きのこと。様々なワケがあり嫁ぐことが叶わぬものは。」
利政の想い
十兵衛は、光安と稲葉山城に向かった。和議は、互いの思惑によって破られることもある。もう一度、戦となれば人質は切られる。
「申し訳ございませぬ。この十兵衛、和議の値打ちをまだ計りかねておします。それゆえ、帰蝶さまにご納得いただくのはムリでごさいます。」
斎藤利政は、怒りだす。追い出してしまう。でも、呼び戻した。利政のところに松永久秀から手紙を受け取っていた。
「明智十兵衛どのに世話になった。立派な御家臣であると書いてよこされた。松永どのが令状を書かれることは、よくよくのことじゃ。」
十兵衛は、利政に褒められた。京は、洪水で流されたことがあった。その時、信秀は4000ガンを寄付した。美濃の土岐は何もしなかった。
「海のある国は、食うに困らぬ。海には魚がおる。港を作れば船が来る。船は、材木や織物や諸国の品々を山のように積んできて。それを売る市が立つ。市が立てば商人が集まり、金が動く。」
尾張は、そういう国だ。美濃には、海がない。国を豊かにするなら海を手に入れることだ。尾張の向こうには海がある。
「和議を結べば、海が近こうなる。国を豊かにすることじゃ。豊かであれば国はひとつになる。それがこたびの和議じゃ。」
織田信長という男
高政は、織田との和議に反対していた。美濃を支えて来た国衆も反対していた。帰蝶を尾張に嫁に行かせるな。
「旅か、旅がしてみたい。船にのり、海を渡り。十兵衛、共をせよ。」
織田信秀の嫡男は、尾張でうつけと言われている。どんな男なのか美濃では誰も知らない。信長を見て来て欲しい。
「十兵衛、そなたの目はこの帰蝶の目ぞ。しかと見て来て欲しい。万事それからじゃ。それからじゃ。」
「見て、もし良きお方なら嫁がれますか?」
帰蝶は、泣いてしまう。十兵衛は、商人のふりをして尾張に向かうことになった。熱田の市に行けば会えるかも知れない。
熱田の市は、とても活気がある。港がある市場は、豊だった。市場のすみっこで菊丸を見つけた。信長は、毎日のように漁に出ていた。
十兵衛は、明け方に漁から戻って来る織田信長を見つけた。
「麒麟がくる」7話感想
道三
「帰蝶を嫁に行くよう説得しろ」高政
「帰蝶を嫁に行かせるな」帰蝶
「尾張に潜入して相手の信長を見てきて」次々とオーダーを叶えてしまう有能さ故に、コミュニケーション機能不全な斎藤家に見事に巻き込まれる光秀くん
◾︎光秀くん
「あんたら家族会議しろよ」#麒麟がくる pic.twitter.com/XedLjvdK3p— akir(リプ不要) (@arien0727) March 1, 2020
みんな気づいてるけど、帰蝶が嫁ぎたくないのが「女を政治の道具にするな」とかいうクソファッキンスイーツ脳じゃなく、
・最初の夫を親父に毒殺された
・兄ちゃんは他勢力との関係性から反対
・信長うつけだしという骨太な政治劇で説得力持たせてくれてるのがもう最高
— どうも木吉さん(提督フォーム) (@GurenGaeshi) March 1, 2020
帰蝶が信長との政略結婚をためらう(という物語上のフックが入る)のは、愛する人と結婚したいからという現代人的恋愛発想ではなく、以前の夫・土岐頼純が、その愚かさゆえ無用な戦乱を招き父に殺されるという何重もの心痛を味わったから…という、帰蝶再婚説を活かす脚本の巧さ。 #麒麟がくる
— 二塁 (@atohz_chiri) March 1, 2020
十兵衛の「分かりました!帰ります!!」威勢良すぎてめっちゃ笑った
みんなも帰りたいときに使っていこう#麒麟がくる pic.twitter.com/s97wHtZFZJ— 兼彌梛 (@End_Kamina0231) March 1, 2020
これまで多く描かれたような、初登場時からオラオラのカリスマ信長ではなく、名も無き若きうつけ者が朝焼けの海から帰ってくる。
素晴らしいシーンであったな。
そこ、今は本能寺の話はやめような。#麒麟がくる#信長がくる pic.twitter.com/XBiyDDuODA— 明智光秀 (@m_akechi_) March 1, 2020
帰蝶さまは、武家のお姫様らしい無邪気な尊大さと、状況や相手の気持ちを即座に察する聡明さを、絶妙なバランスで併せ持っているのがとても魅力的
輿入れが避けられないことを悟って、せめて信頼する十兵衛に信長を見てきてもらう事で、自分の気持ちを収めようとするんだよね
切ない…#麒麟がくる pic.twitter.com/sKJf28pVmj— まにまに (@kaminomani625) March 1, 2020
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