弘治二年(1556年)春、斎藤道三は大桑城を出て南の鶴山に向かった。嫡男の高政と戦うためだった。
第17話『長良川の対決』
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「麒麟がくる」17話視聴率
「麒麟がくる」17話が放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します!
道三と高政の戦が始まった。光秀は叔父・光安の後を追って道三の方についた。
「麒麟がくる」17話あらすじ
尾張では、道三(本木雅弘)が越前へ落ち延びられるよう取り計らったにもかかわらず、それを拒んだとして帰蝶(川口春奈)が憤っていた。道三が劣勢であることを聞いた信長(染谷将太)は、いてもたってもいられず兵を引き連れて飛び出していく。光秀(長谷川博己)は、明智荘を守るべく、光安(西村まさ彦)と共に道三に味方することを決める。
ついに長良川を挟んだ戦いが始まった。一進一退の攻防が続く中、自ら大軍を率いて押し寄せていった高政(伊藤英明)により、次第に道三軍の敗色が濃厚になってゆく。出展:公式ページ
長良川の決戦
道三は、たった2千の兵で戦おうとしていた。高政は、1万を超える兵を集めていた。帰蝶は越前への逃げ道を探るが道三は聞き入れなかった。
「ワシは行くぞ、鶴山へ行く。親父どのを助ける。親父どのには戦の借りがあるのじゃ。助けてみせるぞ。」
信長は、道三を助けるため戦に向かった。
「殺すな、生け捕りにせよ。」
高政は、信長が道三と合流する前に潰そうとしていた。
「明智の一党は、まだこちらに参陣せぬか?」
長良川を挟んでの戦が始まった。北に道三、南に嫡男の高政が対峙した。光秀は、叔父・光安の後を追った。
「先に行け、何としても道三さまをお助けせねば。」
光安は、ケガをしていた。光秀は、川下に行き道三を守ろうとした。一死一体を続けて戦は、高政が大軍を引き連れたところで決定的になった。
光秀の主君・道三の死
「馬じゃ、馬を引け。」
道三は、たった一人で敵陣に乗り込んだ。
「高政、一騎打ちだ。」
「手出し無用。」
道三と高政の一騎打ちになる。
「負けを認めよ、命までは取らぬ。我が軍門に下れ。」
「己を偽り、人を欺くような軍門には下らぬ。」
誰が偽った。ならば聞く、そなたの父の名は?父の名は?
「我が父は、土岐頼芸さま。土岐源氏の棟梁ぞ。」
「我が子よ高政よ、この期に及んでまだ己を飾ろうとするか?その口でみなを欺き、この美濃をかすめ取るのか?おぞましき我が子よ、醜き高政。そなたの父は、この斎藤道三じゃ。成り上がり者、道三じゃ。」
「黙れ、打て。このものを撃て。」
道三は打たれてしまう。我が子、高政。愚か者、勝ったのは道三じゃ。その言葉を残して息絶えてしまう。
明智家のために生き延びよ
「殿、道三さま。貴さま。」
「マムシの罠にはめられた。殺せば、親殺しの汚名が先々までつきまとう。マムシの狙い通りだ。」
光秀は、道三の亡骸を見つめる。高政は、敵陣に寝返ったことを責める。今一度、考え直すように…。
「道三さまは、立派な主君であった。己への誇りがあった。揺るぎなき誇りだ。土岐さまにも、お主にもないモノだ。ワシはそなたには屈せぬ、それが答えだ。」
信長が加勢しようとするが、間に合わなかった。帰蝶は泣き崩れてしまう。いろは大夫を美濃に行かせる。その頃、駒は美濃に向かっていた。
「我らが打たれれば明智家は途絶える。一旦、城を離れて逃げよ。逃げて逃げて生き延び、明智家の主として再び城を持つ身になってもらいたい。そなたには、それがやれる。」
光安は、家督を光秀に渡す。明智家が途絶えないように光秀には逃げるように指示を出す。
伝吾は、いつの日かまた会える日のために田や畑を守る約束をする。明智城は、高政によって燃やされてしまった。
「麒麟がくる」17話感想
こういう麒麟がくるフォト集みたいなの出してくれないかな
#麒麟がくる pic.twitter.com/oOskfNnx4B
— ロランベリー (@nattou893) May 10, 2020
毎回、十兵衛(長谷川博己さん)の声を誉めそやしてますけども、今週は殊に素晴らしかったです。
くどい抑揚がなく、涼やかで淡々としたこれまでの口調に加え、今回は一気に情があふれでるような台詞回しが随所に。心打たれました。どこか飄々とした風情との落差、怒濤の展開にふさわしい。#麒麟がくる— まるきち (@shang_mei) May 10, 2020
自分にも立派な息子がいて
ずるい人間ならこのまま十兵衛ではなく息子に家督譲りたいと考えても不思議じゃないのに
息子を十兵衛の家臣になるよう育て上げ牧を義理の姉として敬い、十兵衛こそが次の当主であるということに揺らぎがなかった光安が尊すぎる #麒麟がくる— ボタン (@JdHlkBvuyTuG8gz) May 10, 2020
大河ドラマ観て毎回思うのは、史実で果たせなかった想いを大河ドラマで昇華させてるのではないかと思う。史実では無残な最期を遂げた道三も息子との一騎討ちの果てに父としての想いを伝え、高政めそれを感じ取る。もしかしたら脚本家も史実の彼らに真意を描かせているのかもしれない。#麒麟がくる
— ジーマリー (@zimarry) May 10, 2020
今までずっと高政が拗らせ過ぎてて馬鹿だなーと見ていたけど
昨日の回で初めて高政が可哀想に見えた。弟達も父も殺して勝ってはみたものの友は去り、唯一残った血縁である帰蝶とも決別し振り向けば稲葉しかいない#麒麟がくる— ボタン (@JdHlkBvuyTuG8gz) May 10, 2020
道三との別れ
決意した十兵衛の美しい横顔
そして甲冑の冠板の桔梗紋も美しいこんな細部の美術まで美しい大河を終わらせてはいけない#麒麟がくる pic.twitter.com/z4lSKEWWES
— オニヘイ55 (@imakichi55) May 10, 2020
信長は自分がうつけ、たわけであることを持ちネタにしてるけど
高政にもこれぐらいの良い意味での軽さがあれば父子関係もここまで拗れなかったのかな。
高政はいろんなことを真正面から受け止めすぎたんだと思う#麒麟がくる pic.twitter.com/kBb5OGQHLo— ロランベリー (@nattou893) May 10, 2020
こんなにカッケェ斎藤道三は見た事が無かったわ…。
昨今のゲーム画面みたいだった…。
(TPS画面の#麒麟がくる pic.twitter.com/IV0yWnkx9T— ざわ (@zawa_chan) May 10, 2020
「伝吾たちは槍でよく仕えてくれたが元々は田畑の者。田畑に戻れば高政も命は取らぬ」と光安叔父。侍と百姓の区別が定かではない中世らしいリアリティ。 #麒麟がくる
— たけひ (@takehi1009) May 10, 2020
「さらば道三」でここまで盛り上げておいて、ラストは明智家で落とすの、この脚本信頼するしかない……
真田丸、直虎で視聴者に積み上げられてきた国衆概念、名字の土地への執着を描きつつ、
「田は動かないから残る」百姓目線と、「逃げて血を残す」武士目線の差を示すの、素晴らしい……#麒麟がくる— あかる@通知は直らない (@akaru_m) May 10, 2020
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