永禄7年(1564年)9月、三好長慶が亡くなった。足利義輝は復権を図ろうとする。光秀は、義輝に会っていた。
第23話『義輝、夏の終わりに』
見逃した方はこちらからから⇨「U-NEXT」
「麒麟がくる」23話視聴率
「麒麟がくる」23話が放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します!
「義輝の『遅かった!』という言葉には、光秀ともっと早く分かり合える関係になりたかったという思いだけでなく、何か達観した、覚悟のようなものがあったように思います。将軍とはいえ一人の人間。その危うさのようなものが感じられ、とても感慨深いシーンになりました」(向井理)#麒麟がくる pic.twitter.com/f5F7nVASAd
— 【公式】大河ドラマ「麒麟がくる」毎週日曜放送 (@nhk_kirin) September 13, 2020
「麒麟がくる」23話あらすじ
将軍・義輝(向井 理)の文を手に信長(染谷将太)のもとに向かった光秀(長谷川博己)。しかし肝心の信長は美濃攻めに苦戦しており、話どころではなかった。代わりに取り次ぎを任された藤吉郎(佐々木蔵之介)から、京で三好長慶(山路和弘)の子らによる義輝暗殺計画のうわさがあると聞く。しかも裏で糸を引いているのが松永久秀(吉田鋼太郎)であると知り、衝撃を受ける光秀。すぐに大和の松永のもとを訪ね、その真意を問いただすも、松永は「義輝はもはや将軍の器ではない、このままでは世が治まらないので、殺しはしないが追放するつもりである」と告げる。
出展:公式ページ
義輝の暗殺計画
大和では、覚慶(のちの足利義昭)が何者かに狙われた。駒は巻き込まれてしまう。市に向かうと踊り出す女たちがいた。駒は一緒に踊り出す。
「覚慶さま、こんなところで一人歩きは危険でございます。」
細川藤孝と一色藤長は護衛に来た。駒が振り返ると覚慶はいなかった。そこへ伊呂波大夫が来る。駒が作った薬が欲しいと願い出る。
「ダメダメ、安くてもいいから売るのよ。お金のことは私に任せて。」
光秀は、松永久秀に会うことになった。松永は物の値打ちの話をする。
「物には、元々値打ちがあるわけじゃない。人が作るのじゃ。将軍もそうだ。人が決める。人が作ってるのだ。」
義輝には将軍の器がない。義輝を討とうとしている者を止める力は、松永にもなかった。
光秀の想いは届かない
松永の家には、細川藤孝が来ていた。都の重鎮たちも義輝から離れて行った。幕府の人間たちも見限っていた。
「私も都を離れ、次の将軍をお助けせよと。」
松永は、息子の動向を止めていた。ただ、このままでは収まらない。義輝は京から追放されることは決定的になった。
「夏は終わった。ワシの夏は。十兵衛、越前へ帰れ。短くはあったが、ようワシに仕えてくれた。礼を言うぞ。」
生ある限り京を支えて見せる。光秀は越前に戻ることになった。その頃、駒は東庵のところに行こうとしていた。東庵は盗賊に襲われていた。
東庵は何もかも奪われてしまった。右腕にケガをしたため何もできないでいた。そこへ伊呂波大夫が来る。
駒が作った薬の注文をとって来た。お金がない東庵は、不本意ながら薬を作ることに了承した。
光秀は越前に戻った。そこには妻や子どもと静かな暮らしが待っていた。尾張と美濃は戦の真っ最中、光秀は複雑な気持ちでいた。
「麒麟がくる」23話感想
放送延期したおかげで、夏の終わりの時期が現実とシンクロするの奇跡
#麒麟がくる pic.twitter.com/fdRv1RFoX5
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) September 13, 2020
今週も麒麟がくるにて、松永久秀様が弊社の花火柄金襴着用してますね🥰
吉田鋼太郎さん本当ダンディ💫
こんな歳の重ね方したいです🐿#麒麟がくる#松永久秀 pic.twitter.com/HdZlVCUIBW— 🍁京都西陣 伴戸商店🍁 (@kinran_bando) September 13, 2020
義輝が明け方に目ざめ、鎧を見に行く謎のシーン
あの鎧はおそらく足利家伝来「御小袖」。これは凶事がある時に鳴動すると言われていて、歴代将軍はこの小袖が鳴動したら、御所を移すなど対策をしていた。
しかし、義輝はそれを怠ったために暗殺されたと当時言われていました。— 右京大夫政元 (@meiou1493) September 13, 2020
秋来ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどろかれぬる古今和歌集の一首。
後に天下をとる織田信長の正室帰蝶は、藤吉郎に言う。
勅撰和歌集である古今和歌集よりも、名もなき庶民の歌をも集めた万葉集を学べと。義輝から人々の心が離れていく、夏の終わり。#麒麟がくる pic.twitter.com/hOxcMhbgIP
— かかまつ (@kakamatsukk) September 13, 2020
誰かある。誰かある…!
呼べども呼べども誰も来ない。
人々の心は離れてしまった。
ひとりきりになってしまった。義輝は裸足で再び庭に降り、頬に当たる風に秋を知り、そして夏の終わりを悟る。
ここは現世か夢の中か。それとも彼の心の内か。
儚く立ち尽くす、ひとりぼっちの将軍。#麒麟がくる pic.twitter.com/PgojbZ6ntE— かかまつ (@kakamatsukk) September 13, 2020
(記事内画像出典:公式ページ)
コメント