鉄男は、『暁に祈る』の作詞を諦めようとしていた。裕一は、何とかしてやる気が出せるように考えた。
第74話、すっかり自信をなくした鉄男だった。裕一は福島行きを決行する。
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「エール」74話視聴率
第15週「先生のうた」第74話が、9月24日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.2%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」74話あらすじ
福島三羽ガラスの思い出
「大将もいろいろ悩んじゃってさ、本領発揮できてないだけだから。何かなー、きっかけがあればいいんだけど。」
裕一は、鉄男と一緒に福島に帰った。
「分かるなー、原点に帰りたくなる時ってあるよね。長く生きてるとさ、時々ふっと人生を見つめ直したい時って…。」
保の原点は、本の匂いだった。恵は、まるで興味がない様子だった。その頃、裕一は福島の実家にいた。
「裕一、お帰り。歌手の方まで来てくれて、みんな大喜びよ。」
裕一の実家には、久志が来ていた。
「僕だって三羽ガラスの一員だからね。仲間外れにしようたって、そうはいかない。」
久志は、どら焼きを手土産に持って来ていた。
「兄ちゃんお帰り。兄ちゃん、よかったな。露営の歌。近所から街の誇りだって言われて、母さんも喜んでいる。」
裕一の弟・浩二も帰省を喜んでくれた。浩二は、福島の日本酒を持って来た。
「露営の歌、人気すげえな。二人とも福島の星だな。お母さんも弟さんもいい人だ。いい家族だな。」
久志は、時々福島に来ていた。鉄男には、会いに行く家族がいなかった。裕一は、藤堂先生を呼んでいた。
たった一人に向けた曲を作る
「久しぶりに大勢集まって嬉しいわ。裕一にも、こんなにいいお友だちいたのね。」
「裕一くんといると、ホッとするんです。僕たちの癒しです。東京でもみんなで助け合ってるんで、どうぞご心配なく。」
藤堂には、5歳になる男の子がいる。藤堂がハーモニカを勧めてくれなければ、今の人生はなかった。鉄男は、藤堂と一緒にいた。
「先生、すみませんでした。ずっと謝んなくちゃって思ってました。先生が紹介してくれて新聞社、相談もしないで辞めちゃって。」
好きな道を進めばいい、藤堂はつねに優しかった。鉄男が道を外さないで来れたのも藤堂のお陰だった。
「陸軍から受けた仕事で6回連続不採用。挙句の果てにクビになりました。」
「俺さ、福島行進曲好きなんだよ。あれって、たった一人の人を想って作った曲だろ。誰か一人に向けて作った曲って、不思議と多くの人に刺さるものだよな。今度は、俺のことを想って書いてくれないか?」
藤堂は、出征することが決まっていた。歌は心の支えになる。鉄男と裕一の曲と一緒に出兵したい。
「みんなとは楽しい思い出ばっかりだ。本当に幸せな教師生活だったよ。」
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朝ドラ「エール」74話感想
藤堂先生が出征すると聞かされた裕一と鉄男。
鉄男は藤堂先生のことを思って、もう一度作詞に挑戦することを決めました。#朝ドラエール#窪田正孝#中村蒼#森山直太朗#堀内敬子 pic.twitter.com/6jTad5k4iT
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) September 24, 2020
朝ドラ『エール』第74話では、裕一(#窪田正孝)が福島の実家で藤堂(#森山直太朗)と再会する#エール https://t.co/O4Lyk7s5N4 pic.twitter.com/JJXiqiChf5
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) September 22, 2020
先生の出征→「暁に祈る」作詞は完全に架空ですが、「福島行進曲」のエピソードがここへの伏線になっていたとは意外。福島トリオは、むしろ同軍歌の完成後に、福島に凱旋帰郷しており、あちこちで歓迎会が開かれていたりします。
— 辻田 真佐憲@『古関裕而の昭和史』(文春新書) (@reichsneet) September 24, 2020
#朝ドラエール 切ないのは、多くの人々にとって戦争は身近な大切な人の形で近づいてくるということ。大切な人を守りたいから行かねば、大切な人が行ったから応援しなくては。そうやって否応なく巻き込まれていくもの。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) September 24, 2020
【連続テレビ小説『エール』第74回・歌広場淳さん】◇窪田正孝のインスピレーションの「これから何か起こるぞ」感すごくて………続きは https://t.co/3U32Eyo06v #朝ドラエール pic.twitter.com/28vscRp3y1
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) September 23, 2020
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