どうしても承諾して欲しいことがある。三郎は、裕一(窪田正孝)と話をする。
第55話、裕一は好きなことを続けるために福島を捨てた。浩二は福島に残り再生しようとしていた。
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「エール」55話視聴率
第11週「家族のうた」第55話が、6月12日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.6%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」55話あらすじ
地元を愛する浩二の気持ち
浩二(佐久本宝)は、畠山(マキタスポーツ)のところに来ていた。
「何だ?昨日の威勢はどうした?」
「畠山さんに言われてから、改めて考えて見たんです。俺、ホントは何でもいかった。見返すことができんなら…。」
「見返すって誰を?」
「親父や兄貴、いや世の中にですかね。音楽の才能がある兄貴と違って、俺には何にもなかった。だから親父から店を任せられた時、嬉しかったんです。でも、結局店閉めることになって。」
「どんな家族にも、割を食う奴はいる。俺だって虫なんか大嫌いなのに、養蚕業30年だぞ。」
「役場入って、ウチみたいに潰れた商売人や農家が大勢いることを知りました。福島出て行った人も少なくねえ。だから残された俺たちにできっことをって。りんご栽培提案したんです。」
「ほい、なかなかよく調べてあるじゃねーが。」
「読んでくれたんですか?」
「いっちょやってみっか。まだ隠居するのも早いしよ、これからの人生また新しいことに挑戦するのも悪くねえ。ただし、補助金がでるならだ。」
「必ず取り付けます。」
畠山は、りんご栽培を了承した。
浩二が家の主だ!
音(二階堂ふみ)は、裕一のためにハーモニカを買って来た。
「父さん、父さん。」
三郎(唐沢寿明)は、倒れてしまう。
「今、薬で眠っている。このまま逝ってもおがしぐないって。」
「無理ばっかしやがって、こんなことならもっとちゃんと病気のこと話しておけばよかった。」
「父さん知ってたよ。自分が長くないこと。痛みがでるたんびにね、こうやって噛んでガマンしてたんだって。」
「ばかだ、ばかだ父さん。だったら、文句の1つくらい言えよ。俺騙す気だったのかって怒れよ。何かっこつけてんだよ。」
浩二は、興奮していた。裕一は、三郎の側に付き添った。
「父さん、いつも僕の味方だったよね。回りに何言われても、かばってくれた。まだ全然恩返しできてねえ、お願いだからさ…。」
「だから、何だ?バケモンじゃねえぞ。」
「父さん、父さん。父さん起きたよ。」
「父さん3日も寝てたんだよ。」
「浩二と二人にしてくんねえか?」
「おめえに散々迷惑かけて悪かったな。店継いでくれた時は、腹の底から嬉しかった。」
「本当は、兄ちゃんの方が良かったんでしょ。」
「バカ言え、あいつには音楽しか能がねえんだがら。」
浩二は、裕一と三郎が音楽の話をするのがイヤだった。裕一とは、音楽があったから話ができた。
「浩二とは、何がなくても言いでえこと言い合ってきたべ。」
「いいが浩二、俺が死んだら喪主はおめだ。喜多一を継いだやつがこの家の主だ。家長だ。この家も土地も全部おめえが引き継げ。」
三郎は、裕一の承諾も取っていた。
「ちゃんと承諾も取ったから、母さんのこと頼んだぞ。聞いてんのか?」
「聞いてるよ、何だよ口約束ばっかで、だから騙されんだよ。」
「おめえは、だまされねえ。」
「分かんねーぞ、長生きしねえど分かんねーど。俺のことちゃんと見張ってろよ。もっと、もっと長生きしてくれ。生きてくれ。」
「おめえ、いいやづだな。」
裕一は、そばで話を聞いていた。
「お前らのお陰で、いい人生だった。ありがとうな、ありがとう。」
その夜、三郎は安らかに息を引き取った。
茂兵衛の作った夫婦茶碗
「世話になりました。」
「いつでも帰ってきてね。華ちゃん、また来てね。」
之が降って来た。
「兄ちゃん、俺りんごやんだ。美味いのできたら送るよ。」
「ありがとう、浩二元気でな。母さんも。」
裕一と音は、茂兵衛のところに行く。
「おじさん、おおお花ありがとうございました。」
「行かなくて悪いな、どうせあの世で会えっから。」
「父の生前は、ご心配やご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。というより僕が本当に身勝手で、おじさんの期待に添えなくてごめんなさい。」
「いいだろう、この曲線。本当はずっとこれがやりたかったのよ。没頭できるってことは、いいことだなー。ちっとも飽きない。好きなことだけでメシ食えるやつなんて人握りだ。せいぜいきばって、かみさんと子ともに苦労かけんでねーぞ。」
茂兵衛は、夫婦茶碗をくれた。
6月15日(月)からは、3つのアナザーストーリーがスタートします!父帰る・古本屋の恋・環のパリの物語。安隆が天国からやって来る、保と恵の出会い、環のパリでの恋物語。こうご期待!
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朝ドラ「エール」55話感想
#エール 55話
▼三郎さん…有難うございました😭 #唐沢寿明 ▼古山家は浩二が心を開いたから、何とかなる!?🤔 #佐久本宝 ▼まささんが華ちゃんに声掛けたら🎶粉雪ねぇ~🎶ジワるぅ😂 #菊池桃子 ▼裕一、音ちゃん、茂兵衛さんは喜美子の魂を継いでる!?🤣 #窪田正孝 #二階堂ふみ #風間杜夫 #スカーレット pic.twitter.com/VFxcEpSUAH— さしこ⊿さやとら🐅 (@345Sayatora) June 11, 2020
朝ドラ『エール』第55話では、三郎(#唐沢寿明)が浩二(#佐久本宝)に大事な話をする#エール #朝ドラエール https://t.co/j99uM8ormh pic.twitter.com/nhyMgBKnFf
— リアルサウンド映画部 (@realsound_m) June 10, 2020
6月12日のエール
浩二と三郎の最後。
裕一の悲しいハーモニカ。三郎は兄弟を分け隔てなく愛していた。
親とはそういうものよね。浩二がその事に気付けて本当に良かった。#エール pic.twitter.com/VyPnLmyemL
— suzuchan_march (@suzuchan_march) June 11, 2020
素直に切ないと思った #エール pic.twitter.com/BVHY1NoCye
— ギズム_ネコガミ (@gismnekogami) June 11, 2020
茂兵衛さんの陶芸は隠居の暇つぶしではなく、本当に前からやりたかったことだったのね。裕一が権藤家を出て行って激怒するかと思いきや、ワシもあいつみたいに好きなことやって生きてみたいという欲望に火をつけられたのか。#エール #朝ドラエール
— カルヴァドス (@cornelius0321) June 11, 2020
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