【エール】13話ネタバレと感想!裕一の追い求めた夢が消えた瞬間

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NHKドラマ

『福島ハーモニカ倶楽部』の講演会の日、裕一の様子が変だった。いち早く気がついた史郎が会長に伝えた。

第13話、三郎は裕一を養子に出す決断をする。その時、裕一は…。

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「エール」13話視聴率

第3週「いばらの道」第13話が、4月15日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.5%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」13話あらすじ

父の言葉とすれ違う想い

三郎(唐沢寿明)は、裕一(窪田正孝)と話をしていた。

「おめえ音楽好きが?好きだよな。好きなもんがあるちゅうのは、幸せなことだ。俺は、兄ちゃんが二人死んでこの家を継ぐことになった。別に不満でもねえ、好きなもんもながったがらな。」

「藤堂先生、覚えてっか?先生、おめえをいっぺえ褒めてだ。おめえが初めで人に褒められで、俺は嬉しくて嬉しくて。」

「ねぇ、何さっきから?」

「俺、やっちまったんだ。俺の悪りいクセだ。つい人を信用しちまう。」

『福島ハーモニカ倶楽部』の講演会の日、裕一は元気がなかった。

「続いては、我が倶楽部で初めて作った曲を演奏します。作曲したのは、まだ商業学校生の古山雄一くんです。」

会場には、三郎やまさが来ていた。大きな拍手に包まれた。

「彼は独学で作曲の勉強した努力家です。ぜひ、彼の迸る熱意のほどをお聞き取り下さい。では、古山くん指揮を。」

「えっ?」

「君の曲だ、君がやるべきだ。」

裕一は、父の言葉を思い出していた。

「覚えでる、運動会で転んだ時のごと。あんとき、音楽ってすごいなぁって。いじめられっ子で、根性のない僕にでも音楽は力与えてくれるんだって知ったんだ。」

「どうにもなんないんだよね?母さん、母さん何と言ってんの?」

「茂兵衛おじさんと喜多一を救って欲しいと願ってる。」

「茂兵衛おじさん、僕でいいって言ってんの?僕なんも出来ないよ。」

「代々続く家だ。他人が家を継ぐこどは許せねえ。その気持ち、俺にも分がる。喜多一をおめえでも浩二でもなぐ、赤の他人に継がせるっていう考えっと嫌なもんだ。」

裕一の最後の曲

裕一は、自分の曲の指揮をした。

「家族にとって、僕が養子に行くことが一番いいんだよね。」

「ちっとだけだ。ここふんばれば、また新しい可能性も見えでくる。」

「分かった。今度の講演で最後にする。」

「こんなこと言うのも何だけど。諦めんなよ。」

「残酷だよ、父さん。」

裕一は、自分の部屋に戻り泣いてしまう。音楽に夢を描いた。作曲することに夢中になった。その作曲したモノを破り捨てる。

最後の曲は、大きな拍手に包まれた。藤堂先生も聞いてくれた。公演が終わると裕一は倶楽部を辞めることを伝えた。

その後、裕一は淡々と学校生活を過ごした。北一は、茂兵衛の融資で急場をしのいだ。

「兄ちゃん、明日見送れねーがら。お別れ言いにきた。」

「何だ、珍しく感傷的だな。」

「だって兄弟の別れだろ?」

「意外、もっと淡白な奴がと思ってた。」

「俺逆に兄ちゃんのこと、もっと感傷的な人間かと思ってたけどね。蓄音機どうする?持ってぐ?」

「あああれ、お前もらったもんだろ。」

「そうだけど俺、音楽聞く気がねーし。実質、兄ちゃんのもんだし持ってけよ。」

「いいって。」

「ごめん。」

「なっ、家族と店頼むぞ。」

「兄ちゃん、ありがとう。」

裕一が家を出る日が来る。三郎やまさ(菊池桃子)、従業員たちが見送った。

「汽車で1時間だよ。みんな並んで大げさ。」

「荷物、銀行に送っておいたから。」

「ありがとう。おじさんと一緒に住むの、息つまっから住み込みで良かった。父さん、俺もう大丈夫だから。気にしないで。」

「申し訳ねえ。辛いごどがあったら、いつでも帰って来いよ。」

「ああ、ありがとう。みなさんもお世話になりました。行ってきます。」

裕一は、銀行の寮に向かった。母からの荷物には、ハーモニカが入っていた。

(見ると辛いだろうけれど、辛いとき支えてくれるのは、音楽だと思うから。母より)

「あー、初めまして支店長の落合です。」

「行員歴15年の鈴木です。」

「2年目の松坂です。」

「事務の菊池昌子です。よろしく。」

裕一の務める銀行には、底抜けに明るい人たちがいた。

朝ドラ「エール」13話感想

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