一平は千代に頭を下げた。街でばったり会った灯子と酒をかわした。
第97話、千代は一平の苦しみを知っていた
「おちょやん」97話視聴率
第20週「何でうちやあらへんの?」第97話が、4月20日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」97話あらすじ
一平の裏切り
「謝ったらええ思うたら大間違いや。」
千代は水を飲み落ち着こうとした。
「魔さすいうこともあるやろ。」
千代は家を出て岡富に向かった。みつえとしずは怒っていた。
「娘同然の千代を泣かせるようなことされて、このまま黙ってたら女がすたります。」
翌日、千代は稽古場に行く。険悪な雰囲気のまま稽古が始まった。
「さんざん千代に世話になったのに、裏切るなんて。」
千代は怒っていた。
「大ウソつきの、あんたみたいな大ウソつきの。この大ウソつきの。」
千代は一平を突き飛ばす。緊張した空気のまま稽古は終わった。
何があっても芝居はする
岡富には大山が訪ねて来る。
「一平とのこと聞きはりましたんやろ、すんません。」
大山は千代に頭を下げた。今の新喜劇があるのは千代のお陰、感謝をしていた。
「隠してますけど、ずっと新しい本が書けんと苦しんでたんです。」
一平は新作が書けなかった。男は何かあると酒や女に逃げようとする。そのせいで灯子に甘えのかも知れない。
「何があってもお芝居だけはちゃんとやりますさかい。」
一平は大山のことを外で待っていた。
「道頓堀の火、消したらあかんで。頼むで二代目。」
千代は一平と灯子のところに向かう。灯子の家からは医者が出て来た。
「ややこができただけや、めでたいこっちゃ。」
千代は一平を家から追い出した。
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朝ドラ「おちょやん」97話感想
一平の「1回だけ」を、誰ひとり 信用していない 我がタイムライン。だよね~。高校野球でも、打率10割打者なんていないもんね~。#おちょやん pic.twitter.com/ndA9FQoO63
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 20, 2021
社長の「いまの新喜劇あるのはあんたのおかげや」に、千代が「これでもう思い残すことあらへん」の返し。社長、一瞬ギョッとしたね。社長の胸のうち見抜いたと同時に、千代もまだ意識してない自らの旅立ち宣言だ。つくづく巧い脚本だな。 #おちょやん
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) April 19, 2021
まぁ、千代が今まで熱烈に一平とイチャイチャしたり色恋感情を感じられるシーンが無いなと言うのは、新婚時代からの私の不満でもありましたが。やっぱり意図的だったと言うか、ここに繋げてくるんだねぇ。夫婦というよりは同志だったのよね、この二人はずっと。#おちょやん
— しましま(朝ドラ/大河) (@shima_asa_dra) April 19, 2021
#おちょやん 展開は重たいんですが、『お家はんと直どん』稽古風景で、怒りがどんどん台詞に乗ってくる千代と、それに思わず謝っちゃう一平の間がすばらしく絶妙で、先週との演じ分けも含めて大笑いしてしまった。 やはり改めて、主役夫婦の演技力がすごい。
— 二塁 (@atohz_chiri) April 19, 2021
修羅場であればあるほど軽妙なテンポで流れるのが万太郎さんに言わせた「世の中は笑えん喜劇と笑える悲劇の捩れあい」を象徴していて、すごいというか明日も怖いw #おちょやん
— リル (@mand_rill) April 19, 2021
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