戦地から寛治が戻ってきた。千代がヨシヲに渡したビー玉を持っていた。
第94話、寛治は満州でヨシヲと出会っていた
「おちょやん」94話視聴率
第19週「その名も、鶴亀新喜劇や」第94話が、4月15日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」94話あらすじ
寛治とヨシヲの出会い
満州・新京では、日本人のたまり場があった。寛治は博打に負けてしまう。
「僕が博打に負けたところを助けてくれた。」
寛治はヨシヲと出会う。家庭劇のこと、千代のことを知っていた。
「僕、千代さんと一緒に住んでいました。」
千代と一平の反対を押し切って満州に来ていた。仕送りは博打と女に消えた。
「そないなこと気にしませんって、あの女優さんは。」
ヨシヲは千代の話を嬉しそうに聞いた。戦争が終わる前日、ヨシヲに起こされる。
「日本は負ける。お前はすぐに行け、絶対に日本に帰るんだ。」
ヨシヲはお守りを寛治に託した。生きて帰れ、ねーやんが待っている。それが最後の言葉になった。
ヨシヲとの約束
「そのガラス玉、千代さんに渡さなあかんって。」
寛治は必死の思いで逃げて来た。ヨシヲは逃げ遅れた人を助けて、撃たれた亡くなってしまう。
「遅うなって、すんません。」
「おおきに、ヨシヲとの約束守ってくれて。」
いつか必ずまた会える。千代は、その日を信じていた。
「明日も晴れやな。ヨシヲ。」
寛治は、『鶴亀新喜劇』に入ることになった。
「お二人ともようお戻りになりはりました。」
とびっきりの喜劇を見せる。千代はヨシヲと約束していた。
「あんさん達とええ芝居作りたい。ウチらはそのために生きて、ここにいてんやおまへんの。」
一平は台本を書き直していた。新しい台本には若い役者を増やした。万太郎のためにも一つになることが大切だった。
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朝ドラ「おちょやん」94話感想
#おちょやん【姉やん呼び】千代の弟・ヨシヲを演じる倉悠貴さんは、杉咲花さんに「撮影が終わっても『姉やん』って呼ぶね」と言ってくれたそうです。杉咲花さんのラジオ番組の中でのトークだったんですが、兄弟がいない杉咲さんは その言葉が嬉しかったそうで、その話をした時に涙ぐんでいました。 pic.twitter.com/3ZDtxjBCoo
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 14, 2021
満洲でのヨシヲは以前よりずっと柔和な顔になっていた。お世話になった人達に敗戦を知らせる為逃げずに残った彼。その人達が極道だったヨシヲの顔を柔らかくしてくれたのか、彼に少しでも誰かとの温かな日々があったのだと思いたい #おちょやん
— ぬえ (@yosinotennin) April 14, 2021
ヨシヲが寛治を千代のもとに戻そうとする。大事なビー玉を寛治に託す。どれだけ愛おしくても自分は戻ることのできない千代のもとに寛治を走らせる。もし寛治が千代のもとに帰ることができたなら、自分の一部もまた千代のもとに戻ることができるかもしれない。そんなかすかな希望を託して。#おちょやん
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) April 14, 2021
#おちょやん 最後のぎりぎりまで姉と呼ばず、「あの女優さん」と呼ぶヨシヲが切なかった。ヤクザもんが身内と知れたら迷惑かけるかもというのもあったろうし、それより根源的に姉と呼ぶのに罪悪感があったのだろうし。そしてそれは、人生の芯の芯から役者であるという千代の在り方とも呼応して。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) April 14, 2021
あのビー玉、最初は千代にとっての母親の形見だったはずなのに、次にヨシヲにとっての千代の形見になって、ついには寛治を経由して千代にとってヨシヲの形見になるの、なんなん、なんでこんな物語を紡げるの🙄✨ #おちょやん
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) April 14, 2021
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