千代は一平は離縁することになった。劇団員たちには灯子の妊娠も報告された。
第100話、元恋人同士を演じた元夫婦
「おちょやん」100話視聴率
第20週「何でうちやあらへんの?」第100話が、4月23日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」100話あらすじ
座布団の綻び
「ウチはもう腹をくくったさかい、余計な気は使わんといておくれやすな。」
『鶴亀新喜劇』の1周年記念の公演が始まった。
「ずっと私のことを?」
千代と一平は、舞台の上で元恋人同士を演じた。劇団員たちは千代を心配して家に集まった。そこにみつえが来る。
「何だす、みんなして。独り身独り身て、もうちょっこと気遣いでけへんの?」
さんざん飲み明かし眠ってしまう。千代は繕いモノをしていた。
「気ー紛らわしてんねん。」
どんなにほつれても拭う。
「ほころび縫うのもええけど、いっそ新しいのにしたら?いつまでもお古にこだわっててもしゃーない。」
千秋楽が終わったら新しい座布団を買う約束をした。千秋楽の日、灯子が家に来る。
千代、最後の舞台へ
「千代さん、申し訳ありませんでした。何べんでも謝らな、この子に会す顔がありません。」
「もうよろし。ここまでしといて、あんたとその子が不幸になったら、その時はホンマに許せへんさかいな。」
誰よりも幸せになれ、いい母親になれ。言葉とは裏腹に千代の本当の気持ちは複雑だった。
「私は今日まで傷物にされたと恨んでました。けど…。」
千代はセリフが出なかった。
「ワシはあの時からずっと、あんさんのことを思ってましたんやで。」
ずっと私のことを?千代は一平との今までを思い出す。泣き・喜び・怒り・寂しさも共有して来た。ひとりやあらへんで。千代は舞台で泣いてしまう。
「千代さん、お土産買うてきましたで。」
寛治が家に戻ると千代の姿はなかった。
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朝ドラ「おちょやん」100話感想
「許してもらえるとは思っていない、一生許してもらえなくて当然」「でも、謝り続ける」
あのなあ。それはあんたの都合やろ。何度も何度も頭下げられる方の気持ちにもなってみいな、というやつですよ…許さないのも地獄というのは、千代は既に経験してるんですよ…テルヲで #おちょやん— ぬえ (@yosinotennin) April 22, 2021
千代が突然消えた。昭和26年4月、浪花千栄子は松竹新喜劇を退団、突如として姿を消した。渋谷天外の浮気で、相手の九重京子に子どもが出来たあとも、しばらく舞台に立っていた。だが、舞台上での天外との掛け合いが口論になったり、時には手をあげるようになり、とうとう失踪となった。 #おちょやん
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) April 22, 2021
言葉は心を裏切る。行為も心を裏切る。だから芝居を書く。だから創りごとをする。芝居の、創りごとだから、本心が溢れる。ドラマのなかの舞台で、その瞬間を見せつけられた。人生の真実をみせつけられた。作家、制作陣、役者の本懐だろう。名作だ。 #おちょやん
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) April 22, 2021
「なんでうちやあらへんの」
これ、一平がなぜ自分じゃなくて
灯子を選んだのかって意味だと思ってた。
だけどあの幼少期の回想を入れたことで
同志だと思ってた一平が再び持つ者になり、
自分は持たざる者に。
「羨ましい」がここに繋がった。千代は一平が羨ましかったんだ…。
辛い…#おちょやん— ドラみん (@dorraming) April 22, 2021
よかった、よかった、千代が夫の不倫相手にまで優しくすることを求められるような、”大阪のお母さん”から逃げ出してよかった。逃げて、逃げて、生き延びて、もっともっと、自分のために生きて。そしてまた帰ってきた時にはまたみんなに千代の演技をみせて。みんな待ってる、待ってるから😭 #おちょやん
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) April 22, 2021
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