なつ(広瀬すず)は、遅くまで絵を描いていた。目を赤くして牛の世話をする姿に、富士子(松嶋菜々子)が心配する。
第21話、なつの演技はひどいモノだった。問題は、なつの気持ちにある。倉田が黙っていなかった。
朝ドラ「なつぞら」21話視聴率
第4週「なつよ、女優になれ」第21話が、4月24日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、22.5%でした!
草創期の日本アニメーション界を支えた女性アニメーター・奥山玲子さんがモデルになっていると言われています。
朝ドラ「なつぞら」21話あらすじ(4/24放送)
天陽の絵の才能を信じる
なつは、台本の稽古を控えていた。問題は、なつに演技ができるかどうかだった。
先生、天陽くん連れてきました。
「雪月」にある絵は、天陽(吉沢亮)の描いた絵だった。倉田(柄本佑)は、その絵の美しさを覚えていた。舞台の美術をお願いするために来ていた。
それで、どんな絵を描いたらいいですか?
天陽の絵には、十勝の土に生きる人間の魂が表現されていた。天陽が芝居を見て、感じたままに描いていい。倉田は、天陽の才能を信じていた。
あれなら俺の勝ちだな。男らしさよ。
門倉(板橋駿谷)は、天陽にライバル心を抱いていた。演劇部は、走ることから練習が始まる。天陽も一緒に練習に参加する。
私もこの芝居を絵に描いてみたのさ。登場人物を絵にしたのさ。
「白蛇伝説」は、勇敢な村人ポポロが主人公の話です。村人たちを病気から守るため、ペチカは対立する村に嫁ぐことになってしまう。なつは、ペチカを演じます。
魂なんて作れない!
なつは、まるで棒読みのようにセリフを言い出す。倉田が黙っていなかった。
ダメだ。奥原、お前何考えてるんだ。ちゃんとやれ。
倉田は、なつに何度も同じセリフを言わせる。ダメだ、もう一回。なつには、何がいけないのかが分からなかった。
どうすればいいのか、俺にも分からん。だが、お前がダメなのは分かる。自分で考えろ。
なつは、自分がヘタのは仕方ないと思っていた。
おいおい、ヘタというのは何かをやろうとして出来ない奴のことだ。お前は何もやろうとしていない。ヘタ以下だ。
なつは落ち込んでいた。
ただいま。ごめんなさい、先に着替えてくる。
天陽とケンカでもしたのではないか、夕見子(福地桃子)は余計なことを言ってしまう。
えっ、何?そんな思いことなの?
なつは、暗い部屋で泣いていた。
悔しい、悔しいよー。私は何もできんいよ。できんかった。できないより、もっとダメなんだって。悔しい。
次の日も倉田のダメ出しは続いた。
あーダメだ。お前のセリフには魂が見えてこないんだ。もっとちゃんと気持ちを作れ。
魂なんてどこに見えるんですか?魂なんて作れませんよ。
今度は、天陽が倉田にダメ出しをした。
朝ドラ「なつぞら」21話感想
『下手』とは、何かをやろうとして出来ないこと。やろうとしていない状態で「自分は下手だから」って言い訳するのは違う。
うん、倉田先生の言いたいことは何となくだがわかる。#なつぞら #朝ドラ— メイド猫アクア (@gattina_acqua) 2019年4月23日
天陽くんの「魂なんて作れない」は子供の頃失った馬の絵を描き続けて思ったこと。演劇や絵に魂を吹き込めるか、この辺も今後のなつの生き方に関係してくるんだろうな。 #なつぞら
— 竹元勇子(教授) (@yutakemoto) 2019年4月23日
じいちゃんといい倉田先生といい、『いじわる』でなく、なつに厳しい人がいるのはいいよね。#なつぞら
— ・×・ (@a_w_1015) 2019年4月23日
躍動感ある馬の絵を描いてた天陽くんが「魂なんてない」と言うのに心がザワつく。なっちゃんの絵の方が生き生きしてるとも言ってたのひっかかってたけど、天陽くんと絵の関わりが9年でどう変化したのかも気になる。どんな背景を描くんだろう。 #なつぞら
— さつき(ドラマ感想) (@satsuki_h_0129) 2019年4月23日
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