一平は家庭劇の解散を発表した。公演は客入りが悪く赤字が続いていた。
第84話、家庭劇は大切な居場所。
「おちょやん」84話視聴率
第17週「うちの守りたかった家庭劇」第83話が、4月1日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」84話あらすじ
家庭劇は解散や
大山に見限られた家庭劇は、解散するしかなかった。
「後ろ盾を失のうたら、もう続けることはできへん。」
千代は大山のところに行こうとする。
「あんたにとって家庭劇は、そないなもんだったんだすか?」
空襲が来るたび逃げて、食べるために配給に並び。生きて行くだけで精いっぱいだった。
「もうこれ以上みなさんを家庭劇に縛ることはできません。」
千代は大反対だった。千之助はどう思うのか?
「おもろないわ、何もかんもじゃ。」
この辺が潮時かも知れない。千之助は出て行ってしまう。
「ウチは絶対に反対や。ウチは女優になってみんなを喜ばすのが夢やった。家庭劇は、その夢を叶えてくれたとこだす。」
命がけで守る大切なモノ
一平は悔しさを噛みしめていた。千代に相談すれば諦めきれない感情が生まれる。だから言えなかった。
「けどな、こないするしかあらへんのや。」
千代はみつえのところに来ていた。婦人会が金属を徴収しに来る。トランペットが狙いだった。
「ウチらがどないな気持ちで質に入れたか分かりはります?」
家探しをする前に自分を包丁で刺してからにしろ。みつえは本気だった。婦人会は諦めて帰ってしまう。
「当たり前や質になんか入れるワケあらへん。」
福助のためトランペットだけは渡さない。命を懸ける覚悟でいた。
「どんだけしんどい時でも思うことだけはできます。」
しずは、岡安の暖簾をもう一度出して見せる。その強い気持ちを持っていた。みつえは疎開するため、しずを迎えに来た。
「堪忍、やっぱりウチは家庭劇続けます。たった二人でも、みんなを喜ばせることはできますねんで。」
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朝ドラ「おちょやん」84話感想
みつえのトランペット、シズの岡安家、千代の家庭劇。みんな守りたい最後の物が有る。戦争にも大日本婦人会にも渡さない。
大山社長も鶴亀の『矜持』を守りたかったんじゃないだろうか。千さんと同じく、国におもねる事など「おもろないわい!」の本心・・ #おちょやん— 廣屋 (ひろや) (@hiroyabook) April 1, 2021
福助のトランペットを守ったみつえ、岡安に残ることを決めたシズさんの覚悟を見て千代ちゃんは自分にとって大切なもの=芝居を続けることが意地や戦争への抵抗だと考えたのかな。#おちょやん
— マチチマコ (@machichimako) March 31, 2021
鶴亀社長。演芸を絶やさないために散々きていたであろう軍からの命令をずっと回避し続けてくれてたんじゃないのかな。いよいよ回避できなくなった結果の解散命令だと思う。悔しいのは一座の皆だけじゃない。社長も熊田さんも同じだと思うわ。#おちょやん
— リル (@mand_rill) March 31, 2021
世の中はもっともっと厳しくなって、そしてそれはあと半年で一区切りつくことを、ここの人たちはだれも知らない。大阪大空襲の前夜の昭和20年2月。#おちょやん
— ほうじ茶 (@BegaChin) March 31, 2021
このトランペットは 命懸けで守る! 過去にトランペットを 2つも 川に放り込んだ人とは思えない…。#おちょやん pic.twitter.com/Q8faaOoTRG
— ひぞっこ (@musicapiccolino) March 31, 2021
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