喜美子(川島夕空)は、学校給食に目を輝かせていた。主食は家から持って来ることになっていた。
第3話、父・常治がひとりの男と戻って来た。喜美子は食いぶちが減ると焦ってしまう。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」3話視聴率
第1週「はじめまして信楽」第3話が、10月2日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.6%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」3話あらすじ
初めての給食
週に2回の学校給食は、主食を持って来ることになっていた。おにぎりやパン、喜美子にはなかった。
「給食費?給食ってタダとちゃうの?」
喜美子の母・マツ(富田靖子)は、となりの陽子(財前直見)から話を聞く。
「まだ始まったばっかりの制度やし、よう分からへんけどなんぼか払わなあかんやろ。」
マツは、陽子からジャガイモとフキをもらった。喜美子は、洗たくをしていた。
「こうやってゴシゴシこすったら、よう汚れが落ちるねん。直子も一辺やってみ。」
「いやや、何でそんなつまらんことせなあかんねん。」
直子(やくわなつみ)は、蒸かしたジャガイモを食べていた。喜美子の分まで食べてしまう。
「喜美子、お粥作ってくれ。」
常治(北村一輝)が戻ってきた。たくさんの米と卵や缶詰をもらってきた。
草間宗一郎(佐藤隆太)は、大阪で暴漢に襲われてしまう。常治は病院に一緒に行き、連れてきてしまった。
喜美子が作ったお粥は、宗一郎の分を多く渡す。喜美子は不満だった。
「美味しそうにでけたね。どうぞようけ食べて下さい。さー食べよな、卵ぎょうさんやな。すごいな。」
直子は、少ないと文句を言う。喜美子は半分分けることにする。
「給食食べたからええ。」
常治が出会った人
草間は、お粥を食べることにする。でも、少しだけ食べて箸をおいた。
「喜美子、酒持ってこい。草間さん、飲みたいって。」
「いや、結構です。そういう気分じゃありません。」
喜美子は、何かが違うと思った。どこの国の人ですか?大阪ちゃうでしょ。
「生まれ育ったのは東京ですが、大学はこちらで。」
草間は、満州で働いていた。満州で終戦も迎えていた。やっと船に乗ることができて、海を渡って日本についていた。
「向こうでの暮らしが長かったので、どこの国の人と言われてしまうのは。まぁ確かに当たらずと言えずも遠からずです。」
喜美子は、勘が鋭かった。学校では褒められたことを自慢した。
『丸熊陶業』では、常治が運送の仕事をすることになっていた。
「川原と言うます。よろしゅうたのんます。」
喜美子が学校から戻ると草間がいなかった。
「このままやと給食費、払えへんわ。ひとり増えたやろ、草間さん?」
「あかん、絶対あかん。給食は大事や、命綱や。」
給食を食べるため、喜美子は草間を元気にして追い出そうと考える。
「心に栄養?なんやそれ、どういうこっちゃ。ちょっと行って来るわ。」
朝ドラ「スカーレット」3話感想
佐藤隆太に元気がない!? 『スカーレット』で演じるのは“心に栄養が足りない”青年・草間|Real Sound|リアルサウンド 映画部 – リアルサウンド https://t.co/aeLhcvy11b #スカーレット
— 朝ドラ「スカーレット」の話題配信 (@asadra_NHK) 2019年10月2日
「大学、出てはるんですか」正座するお父ちゃん、満州からの引き揚げと聞いて「ごくろうさまでした」きちっと頭を下げるお母ちゃん。
わあ、あの時代のひとだ…という気がする。職人であった祖父や商売人の叔父は大学を出た人を尊び、祖母は引き揚げの人に心を寄せ続けていた #スカーレット— ぬえ (@yosinotennin) 2019年10月1日
喜美子がおかゆを譲るシーンが辛かった。 #なつぞら につづいて、子どもを守る意識のない大人、それも善意の親、というのがヒリヒリする。弱い人を拾ってきて、弱い人にしわよせしたら、あかんでしょう。 #スカーレット
— tamic (@tamic53) 2019年10月1日
他人に対する遠慮や優しさは人一倍あるのに次女のサンドバッグ状態で貧しさの皺寄せを一身に受ける長女は天然でスルーする母、エグすぎて3話目ですでに信楽の里のファンタジーではごまかしきれなくなってきてて目が離せない。さじ加減大丈夫か。これどうやって始末つけるのかな #スカーレット
— k_tw (@k_tw) 2019年10月1日
きみちゃんの直子への行動のあれこれは「妹を思って」というより「妹への後ろめたさ」みたいなものの方が強そうに見えて辛い。#スカーレット
— あさひ (@asako0807) 2019年10月1日
コメント