【エール】18話ネタバレと感想!裕一の快挙が音の未来と通じる瞬間

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NHKドラマ

裕一(窪田正孝)の元にイギリスから手紙が届いた。それは、国際楽曲コンクールでの入賞の知らせだった。

第18話、裕一の作った『竹取物語』は新聞に載ってしまう。豊橋にいる音は胸を躍らせていた。

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「エール」18話視聴率

第4週「君はるか」第18話が、4月22日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.3%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」18話あらすじ

裕一の作曲が入選

『国際楽曲コンクール』の結果報告、裕一の作曲は入賞に選ばれた。日本人が本場西洋の音楽コンクールで入賞することは驚くべき快挙だった。

手紙には、イギリスへの留学の誘いとその費用を免除することが書かれていた。裕一は、茂兵衛との約束があるため銀行のみんなには言えないでいた。

「こんな田舎の青年が太刀打ちできるようなコンクールでねえって。」

そんな時、権藤家の当主・源蔵(森山周一郎)が急死した。裕一も駆けつける。

「兄さんが裕一の養子縁組を今月中にはって。」

「そりゃ事情は分かっけど、急じゃねえが?」

「でも、裕一も銀行員になって2年たつし。頃合いじゃない。」

「あいつのことだ、まだ一人前になっちゃいねーだろ。」

「ねぇ、父さん?」

「まだ新しい商売の話が?呉服屋の仕事覚えてからだ。」

「何年かがんだよ?」

「10年だな。銀行家と違って、覚えるこど多いんだ。」

裕一の弟・浩二( 佐久本宝 )は、未だに認めてもらえなかった。

「話は分かりました。心の整理をしたいんで少しだけ待って下さい。」

「荷作りをするといい。養子になったらウチに住め。」

「ここ気に入ってるんで、まだ…。」

「ダメだ。おめえは権藤裕一になんだ。いいな。」

裕一は、将来の進路のことで藤堂先生(森山直太朗)に手紙を出す。藤堂は、銀行まで来てくれた。

「やったなー、おめでとう。ごめん、つい嬉しくてな。」

「先生、どう思います。」

「留学だ。決まってるだろ。これがどんなにすごいことなのか分かってないのか?」

「いやいや、分かってますけど。分かってますけど。僕、家族のために音楽捨てて養子になること決めたんです。今さら銀行辞めて作曲家になるって言えません。」

「なぜだ?そりゃあ養子先の人からは恨まれるかも知れんが。ご両親は喜ぶだろう。」

「お金を融資してもらってます。ないとウチ倒産します。」

「音楽か家族か、難しいな。」

「先生ならどうしますか?」

「自分の人生だ、自分の人生を生きる。天から授かった宝物は、どぶには捨てない。」

「ありがとうございます、先生。このことは、くれぐれも内密に。」

数日後、受賞曲は『竹取物語』作曲者は古山雄一君と新聞に大きく載ってしまう。

「先生、くれぐれも内密にって言ったじゃないですか。僕まだ先生にしか報告してないんですよ。」

藤堂先生は、喜びをガマンできなくて鉄男(中村蒼)に話してしまった。

「福島の青年が快挙を達成しました。」

音と裕一を繋ぐラブレター

「これは、どういうことだ?」

新聞を読んだ茂兵衛(風間杜夫)が飛んできた。

「ビッグニュース、ビッグニュースよ。」

音(二階堂ふみ)のところにも新聞が届いた。

「史上最年少だよ。21歳って、お姉ちゃんと同級生じゃん。すごいでしょ?国際楽曲コンクールは、とにかくどすごい賞なの、審査員は、ラヴェルストラヴィンスキーだよ。一流一流、えっ知らんの?」

しかも曲名は『竹取物語』、音は小学校のときにかぐや姫を演じていた。

「あ~、聞いてみたい。どういう人なんだろう?私と2歳しか違わないのに天才だわ。紛れもない天才だわ。この喜びを伝えたい!ファンレターだわ。梅、書いて。」

「自分で書きって。」

「お願い、あんた小説書いてるじゃん。」

「たかがファンレターでしょ?」

「たかがって何なの?」

「お姉ちゃんは文章を勘違いとてるよ。心から出た想いを綴らなきゃ。ファンレターは自分で書かなきゃ。」

裕一のところには、たくさんのファンレターが届いていた。

古山雄一様、突然のお手紙失礼します。私は豊橋に住む関内音と申します。音と言う名前の通り、私は音楽を愛しています。竹取物語という題名、本当に素敵です。実は私も子どもの頃、かぐや姫を演じたので大げさですが運命を感じてしまいました。いつかオーケストラが大きな劇場で演奏するのでしょうね。楽しみでしょうがありません。必ず東京でも海外でも駆け付けたい。いや、駆け付けます。あなたのような天才が同年代にいることに勇気づけられますとともに自分に焦りも覚えます。いつか僭越ですが、あなたの作曲した曲を舞台で歌える日があることを願っています。あなたの魂を私は歌で伝える。そんな夢のような日を思い描いています。今後のご活躍を祈っています。お体に気を付けて。                     関内音

「裕一、裕一、おい。あー、裕一。突然すまん。20歳超えたろ?酒飲みに行こう。いてて、いててて。」

裕一と三郎(唐沢寿明)は、一緒に飲みに行くことになった。

「いやー、しかしすげえ賞とったな。おめでとう。」

「怒ってかど思った。」

「叔父はカンカンだ、母さんが不安がってる。」

「俺もあの人にどやされた。ごめん、どうすっか決めてから報告するつもりだったのに。」

「いやーいんだいんだ。しかしあれだな賞金あんだべ、いぐらだ?」

「400ポンド、日本円で4000円ぐれえがな。」

今のお金だと1200万円ほどになる。

「おめえ、そりゃすげえな。」

「いやいや留学費用だよ。イギリスまでの渡航費。学費とか生活費を含めてのお金だから。」

「それでもすげえだろ。福島の片田舎の音楽学校も行ってねえ男に、そんな大金。おめえ俺の息子が?」

「俺、どうしたらいい?」

「留学は、いづがらなんだ?」

「9月の初めには出発しないと間に合わねえ。」

「5ヵ月後か、時間があるようなねえような。」

「ごめん、音楽諦めてたつもりなのに。」

「嬉しいこどだべ、謝る話じゃねえ。」

「父さんに音楽諦めんなって言われて、腹立ったんだ。」

「すまねえ。」

「言い訳けみだいに聞こえっかも知んねーけど。コンクールに応募したのも隠し切れない想いにケジメつけるためだったんだ。」

「でも、おめえは成果をあげた。しかも、ものすげえ賞だ。」

「よく分かんねーくせに。」

「おめえは俺の自慢の息子だ。失敗ばかりの人生だが、唯一誇れんのはおめえだ。ああ、俺に任せどけ。」

その頃、音は手紙の返事を待っていた。

朝ドラ「エール」18話感想

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