喜美子(戸田恵梨香)は、花瓶に絵付けをしていた。そこへ住田(田中美央)がやって来る。
第118話、武志は八郎に会うことになった。あの日、聞けなかったこと思いの丈をぶつけた。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」118話視聴率
第20週「もういちど家族に」第118話が、2月20日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.4%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」118話あらすじ
ぎこちない二人
「川原さん、今日あとで人連れてくるんで会うてくれます?」
「何時頃やろ?」
「聞いてまた言いにきましょか?ねー、ここ電話入れへんか?母屋の方かけても、今はもう誰もおらんのやし。」
「住田さん、住田さん。えーあの、ウチの今後の予定変更することになってもかまへんか?迷うてることがあるんです。誘われたんです。」
貴美子は、パリ行きを迷っていた。住田は、男だと勘違いした。そこへ、八郎(松下洸平)が来てしまう。
「こんにちは。」
貴美子は、住田を紹介する。
「あーそういうこと。そういうあれ、元のさや言うあれ?」
八郎は、武志(伊藤健太郎)に会いに来た。喜美子は、フランスのパリに誘われている話を住田にする。とても喜んでくれた。
黒川の息子が陶芸展で金賞を取った。住田は、お祝いに向かう予定だった。
「座って下さいね。武志もうすぐ来ると思います。」
八郎は、落ち着かない。
「あっ、お茶入れます?入れます、入れます。あれっ、ここにいつもお茶が。」
「いつの話や。」
八郎が笑い出す。
「あの、お茶セット。」
「お客さんがいはるときは、持って来るんですけど。ウチ1人の時は、今は持って来てません。お客さんや。お客さん?
「ちゃいますね。」
「ちゃいますね、ほな何や?」
「お父ちゃん。」
「そや、そやった。」
「何飲む?買うてきますよ。こないだ、ご馳走様でした。ええ肉頂いて、ありがとうございました。」
「酔うてましたね。」
「いや、どないしよう思うてたんで。あの、みんなであんな風に飲むのホンマ久しぶりやったから。」
「そうですね。」
「あんまり話もできんで。やっぱり飲み物買うてきますわ。何がいいですか?武志の分も買うてきますわ。武志は何がええんやろ?」
「シュワシュワ。武志は、そういうんが好きで。ウチはツブツブ…ええです。」
「ツブツブ言いましたね。」
「言うてません。」
「ツブツブ買うてきます。」
「すいません。右出て、少し行ったところに自動販売機が。」
貴美子が深くため息をつくと八郎が戻って来た。
「お金を。」
武志の嬉し涙
武志が帰って来る。
「お待たせ。あれ、お父ちゃんはお父ちゃん?」
「会わへんかった?飲み物買いに行った出たんよ。」
「自動販売機?」
「だいぶたつねん。」
「何頼んだ?」
「シュワシュワ。」
「ほんだけ?」
「ツブツブ。」
「ツブツブって、よう売り切れとるで。」
「そうなん?」
「売り切れとったら、大阪まで行くんちゃう?」
「そんなワケないやん。」
「そういう人やんか。」
「そんなことないわ。」
「大阪まで行かんかったとしても、駅前ぐらいまで行くで。ツブツブ、ツブツブ言うて。ほな、ちょっと見て来るわ。」
八郎が戻って来た。八郎は、駅前まで行っていた。喜美子は、ご飯を作ろうとするが八郎はすぐに帰ると言い出す。
「休みやけど、帰るで。」
武志は、ガッカリする。なっ、お父ちゃんと似てる?目元が似ている。二人は、とても楽しそうに笑った。
「あと2分や。あと2分で、ここ出なあかん。」
武志は、八郎を羽交い絞めにする。あと2分しかない。お母ちゃん何か話して。バラが咲いた、バラが咲いた。喜美子は小さな声で歌った。
「声、ちいさ。」
八郎は、新人賞をとった作品を持って来た。子どもの頃の記憶にあった大きな皿をもう一度見たかった。
「そや、これや。こんな色やった。そや、こんな色やった。」
あの頃は、珍しい色だった。今では、どんな色でも作れる。
「お父ちゃんにな、聞きたい事いっぱいあんねん。釉薬のこともやけど。お父ちゃん、今陶芸やってへんやん。何で止めたん?信楽から京都行ったの何で?何で行ったん?何で今は陶芸やってへんの?何でお母ちゃんと別れたん?」
「おー、ズバズバ来るな。」
「研究所の先生にな、先生に言われたん。ええ子でおったら、ええもんは出来ひん言われた。」
「落ち着こう、そんなに焦らんでも。今日はおるで。どこにも行かへん。お父ちゃんは、どこにも行かへん。おるで。話しよ、なっ。いっぱい話しよ。」
「あかん、泣きそうや。大人やのに。」
「大人だって泣くで。」
「あかん、あかん。」
「ええやん、泣いても。誰が見てる?」
「何で泣く。ほんで、お父ちゃん笑う。あかんあかん、泣きそうや。」
武志は、本当に嬉しかった。
朝ドラ「スカーレット」118話感想
#スカーレット 掛井先生が武志に言った「良い子でいたら良いものは出来ない」その言葉を受けて武志の中で「良い子でない」行いが、今まで物分かり良く黙って呑みこんでたことを質問ぜめにすることだなんて…。目頭が…
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) February 19, 2020
ああ武志。大好きなのに、会いたいのに、いっぱい聞きたいことあるのに、いつのまにかいないことになってその名を口にすることもできなかったお父ちゃんが家におる。どこにも行かへん。いっぱい話できる。そんなん泣くわ。全視聴者泣くわ。このドラマでいちばん泣くわ。#スカーレット
— azukKi (@azukki_) February 19, 2020
今日みたいな回をどう見るかでこの物語の評価が変わるんだろうな。離別した親子が再会するだけの数時間、画面に動きはほぼない。見る人が見れば退屈。でも私は泣けて泣けて仕方なかった。各人の心が溢れて溢れて、一度では拾いきれないから何度でも見たいと思った。 #スカーレット
— あさ乃 (@asanocchi) February 19, 2020
この笑顔が見たくてスカーレット観てるわけじゃないですよ、わけじゃないです。(たぶん
でも、こんなに胸がきゅーーーんとなったの、第10週以来じゃないですか、違いますか。(いいえ、違いません)
はぁ、、、#スカーレット pic.twitter.com/cpOZaBECyL
— スカーレット@ファンアカウント (@scarletfansite) February 19, 2020
#今日のらぶしーん #スカーレット 118話
「武志はそういうのんが好きで、うちはつぶつぶ・・・ええです」「つぶつぶ言いましたね」「言うてません」「(笑い)つぶつぶ買うてきます」 pic.twitter.com/9WS5XmErGg— 赤塚知隆 【終演】T1project「君へ」@下北沢B1 (@tomotakakatsuka) February 20, 2020
バラが咲いたの歌のやり取りかわいくて面白かったな〜🤣
武志くんが腕にしがみつくのも
きみちゃんのウラ声も
ハチさんの声小さっ… て笑ったのも
他愛無く自然に家族が笑顔でまとまる空気になる時って確かにあるから
こういう描写ほっとするなぁ— 朝ドラたのしい!! (@warattyaoh) February 20, 2020
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