三郎(唐沢寿明)は、裕一の結婚を許してしまう。誰よりも子どもの幸せを願っていた。
第24話、音楽との出会いが人生を変えてくれた。それは裕一だけではなかった。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」24話視聴率
第5週「愛の狂騒曲」第24話が、4月30日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.1%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」24話あらすじ
御手洗の原点
「いい子じゃねーが。」
「ありがとう。あ、あとごめんね。」
「いいんだ、おめーが幸せなら。」
「おじさん、大丈夫かな。」
「任せどけって。俺が親としてやれる、最後の務めだ。」
その夜、三郎のいびきを聞いて裕一は作曲をする。
「何かさ、しみったれた詩しか浮かばん。もっと、お父さんの魅力伝えたいのに。」
父・安隆(三石研)が亡くなって7年になる。音(二階堂ふみ)は、思い出すことが少なくなっていた。吟は、年を重ねるほど思い出していた。
「長女だもん。婿をとって家を継ぐ責任がある。お母さん、早く安心させたい。」
吟(松井玲奈)には、長女としての責任を感じていた。音は、梅(森七菜)に詩の手伝いを頼む。
「おめーに迷惑かがんねーだろが。何が気に入らねえんだ?」
「甘いよ、兄さんは権藤家の財産を継ぐ人なんだ。もしかすっと何が企んでいるかも知んねえ。」
「俺はこの目で見て来たんだ。あいづらは、大丈夫だ。」
「そうやって、いったい何度騙されて来たんだよ。」
「今度ばかりは、私も浩二に賛成。一緒に住まないのに、結婚するって可笑しいわ。」
「俺は約束して来たんだ。結婚を許すべ、祝福してやっぺよ。今回は、俺も折れねーがんな。」
裕一と音の結婚は、浩二( 佐久本宝 )とまさ(菊池桃子)が反対した。
演奏会の詩は、梅が書くことになった。梅は、16歳の女学生が新人賞をとった記事を見つけてしまう。
「いやー、先生のお陰ではかどりました。」
「こちらこそサンクスよ。ファンタスティックなタイムだったわ。これ、いい。」
それは、三郎のいびきを曲にしたものだった。
「最高、プログラムに入れましょう。」
「お客さんに伝わりますかね。」
「まだ若いんだから、気にしないの。」
御手洗( 古川雄大 )は、先生を呼ぶのを嫌った。裕一には、それが不思議だった。
「私、こんなんでしょ。学校でね、男なら男らしくしろって殴られ。泥水を飲まされたこともあったわ。これで治るってね。どうしようもないわよね、こうして生まれて来ちゃったんだから。」
御手洗の両親は、それでも認めてくれて海外に行くことになる。
「もちろん、あっちでも東洋人だって差別を受けたわ。だけど、あっちはね結果を出せば認めてくれる。死に物狂いで頑張ったわ。」
「す、すごいです。ミュージックティーチャー。」
「私は恵まれてた方。みんな隠して生きている。先生って呼ばれるのが嫌いなのは、昔の辛い記憶を思いだしちゃうから。」
「音さんにも言っときます。」
「やめて、辛気臭いのは嫌いなの。私は、音楽と出会って救われた。自分の存在を認められた。あなたには、私みたいな辛い思いをしている人に力を与える曲を作って欲しい。トライしてくれる?」
「はい。」
梅の悩み
「ただいま戻りました。」
裕一が音の家に戻ると、音や光子(薬師丸ひろ子)はいなかった。
「何やっとるんですか?不法侵入ですよ。」
「み、み、みんなは?」
「吟は、東京に行くための買い物。他は、軍に納品しに行った。ビックリした。」
「梅ちゃん、何してんの?」
「姉に詩を書けと言われました。」
「ああそう、書けた?」
「質問があります。作曲ってどうやっとるんですか?」
「何でそんなこと知りたいの?」
「質問を質問で返さないで下さい。」
「すいません。曲作るときか…だいたい何か、きっかけあったらバーンってこう曲が降ってくる感じ。」
たとえば、父親のいびきを聞いて閃いたら書く。裕一の話は、参考にはならなかった。何でそんなこと知りたいのか?梅は、本を見せる。
「はー、16歳すごいね。」
16歳で賞をとる子もいるのに、梅は最後まで書けたことがない。裕一は、何かのきっかけがあると1曲全てが思い浮かぶ。
「梅ちゃんね、僕一度、音楽諦めたことあんだ。家庭の事情だったんだけど、復帰した。何でだと思う?」
「いいレコードに出会った。」
「いやーそれならカッコいいんだけどね。失恋。」
「そんなこと?」
音楽学校を出ないとプロにはなれない。裕一は、たくさんの人にそう言われてきた。でも、最後のチャンスが目の前に広がっている。
「何で?何でそんなときに、こんなとこにいるの?」
「だって、音さんいないと曲書けないんだもん。物作るには、何かのきっかけとか繋がりが必要なんだ。梅ちゃんは、自分の中から出そうとしてっけど。書けないなら、ほら外に目ー向けっといいかも。」
「なるほど、参考になった。」
「よかった。いやー、いぎなりすいませんでした。」
「しっかりしとんね。安心した。お姉ちゃんの歌詞、書いてみる。」
「がんばって、失礼します。」
音と光子は、安隆の墓参りをする。
「結婚が認められますようにと、私も留学できますようにと。ウチの商売が引き続きうまく行きますようにと、お姉ちゃんにいい縁談がありますようにと。梅がもっと素直になりますようにと、それから…。」
「多すぎ、お父さん困るわよ。寂しくなるなー、音がいなくなると。寂しくなる。」
「外国行ったって東京行ったって、私の故郷はここしかないんだもん。帰って来る。だから…。」
「音、忘れないで。お父さんもお母さんも、あなたをいつも見守ってる。絶対に忘れないでね。幸せになるんだよ、約束だからね。」
「うん、うん。」
父・三郎から電報が届いた。(バンジヨシ スグカエレ チチ)
「よかったー。」
裕一は、演奏会が終わってから帰ることになった。音は、入学試験を控えていた。御手洗の推薦ももらえた。
「しかし、本当よかったわ。あの男、口だけと思っとったけど。」
朝ドラ「エール」24話感想
#エール 24話❤
御手洗ティや梅ちゃんとの心の交流がありました。裕一さんの優しい気持ちと福島弁がみんなにフワッと広がっていく感じ(*´ー`*)✨
ポッケに手を突っ込んで歩く様子が素敵すぎるし♡
光子さん三郎さんのこと『口ばっかりだと思ってた』って!!(当たってる気がする…🙉‼️) pic.twitter.com/Ht8EzfcWM3— Alice (@AliceNeko_2106) April 30, 2020
#エール 24話は1930年、御手洗ティのドイツ留学は1929年世界恐慌前のワイマール共和国時代となると、ナチスが本格的に台頭する少し前、ベルリンは前衛的な芸術家が集まり、男装・女装の店などもあったらしいので時代背景は間違ってないと思う。
— しろ・がね (@ginchan822) April 30, 2020
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ものを作るには
何かのきっかけとか、つながりが必要なんだほら、梅ちゃん 今、自分の中から出そうとしてっけど
書けないなら、ほら、外に目 向けてみっといいかも.
\#エール 24話 より何気に明かされた創作の秘密.
無から有を生み出すわけじゃないんだね.https://t.co/SCbv1Q6yxl— くえり@スカーレット&何食べ&ラブリン であるし (@query777) April 30, 2020
NHK BSP 朝ドラ「エール」24話
ミュージックティーチャーに、そんな過去が?!てっきり「ちびまる子ちゃん」の花輪君をハイテンションにしたキャラだとばっかり。(涙目) pic.twitter.com/LQK6iwBiON— クレクレみどりがめ。 (@midorigame9090) April 29, 2020
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