喜美子(戸田恵梨香)は、穴窯を作り始めて半年がたった。やっと完成する日が来た。
第96話、穴窯が完成することで喜美子の夢は近づく。八郎は心から喜んだ。この瞬間お互いの想いは?
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」96話視聴率
第16週「熱くなる瞬間」第96話が、1月25日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.3%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」96話あらすじ
穴窯の完成
喜美子と八郎(松下洸平)は、完成した穴窯を見つめる。
「すごいな。」
「ホンマに出来たんやな。」
「ありがとう。」
「ありがとう。」
喜美子の笑顔が八郎には嬉しかった。照子(大島優子)やお母さん合唱団のみんなが来てくれた。
「穴窯、完成。おめでとうございます。」
お母さん合唱団は、バラが咲いたを歌ってくれた。その夜、穴窯の完成を祝う会が開かれる。
「八さん、ウチの店のライスカレーのためのお皿、また頼めるか?」
大野(マギー)は、嬉しそうにお願いする。八郎は喜んで注文を受けた。喜美子は、穴窯を見つめる。
「目標温度は1,200℃、窯炊きは3日。何度も計算した。」
喜美子は、慶乃川のノートを見て計算していた。
「もし、3日で1200℃に到達せんかった場合でも薪の用意はしてある。」
昼夜3日間、火種を消してはいけない。喜美子は、1人でやると言い出す。
「ウチが責任もってやる。」
「1人で?無茶や、下手したら失敗するで。交代でやろう。」
3日も寝ずに見ることは不可能だった。八郎が反対する。神棚には、旅のお供のカケラを飾る。
「よろしゅう頼みます。」
喜美子が窯に火を入れる。まずは、窯全体を温める。600℃になったとこで焚口に薪を入れる。ここから一気に目標の1200℃まで上げる。
喜美子が迷いを消す
窯炊きの3日目になっても目標の1200℃にならなかった。喜美子は、このまま続ける判断をする。
「続ける、続ける。ここで止めるワケにはいかん。」
4日目になっても温度は上がらなかった。喜美子は、半日以上も窯の前にいる。八郎は、寝るようになだめる。
「喜美子、怒るで。最低でも5時間。5時間は交代せんからな。寝てこい、工房に毛布持って来てある。」
喜美子は、工房で眠ることにする。目覚めると外から楽しそうな声が聞こえる。
「そこが怖いねん、何なん。」
八郎が三津(黒島結菜)と楽しそうに話していた。そこへ喜美子が起きてくる。三津は、八郎の側から離れる。窯の温度は上がっていない。
「ほな、5時間でまた交代な。ちょっと寝るわ。」
何が悪いのか?温度が上がらないまま5日目を迎えた。喜美子は、八郎に話を聞いてもらいたかった。八さん、どないしよう?
八郎は、工房で眠っていた。寄りかかるように三津の姿があった。喜美子は、何も言えずに工房を出る。思い切って残りの薪を入れる。
いつの間にか眠ってしまった三津は、八郎の寝ている顔に近づく。その時、喜美子は熱く燃える炎を見ていた。
1月27日(月)からは、第17週『涙のち晴れ』がスタートする!喜美子は懐かしい人に会う。三津と八郎の反発。喜美子は芸術の世界で生きるのか?
朝ドラ「スカーレット」96話感想
#スカーレット では実際に穴窯を築き、作品が焼けるようにしたそうだ。「っぽい」セットとか使われている穴窯を借りて撮影しても良いところを、わざわざ築窯する。ドラマ制作の本気度が分かる。 pic.twitter.com/Z7io2gbuka
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) January 24, 2020
喜美子の感情表現力と劇伴が朝ドラの域を完全に越えてしまった、、#スカーレット pic.twitter.com/Lff4usj1GG
— 🐕 (@scarlet_love101) January 25, 2020
昨日色んな人の考察を読んで、ああ三津にとっての川原家は、喜美子にとっての荒木荘なんだと思った。人間修行の場。そして来週の予告に荒木荘メンバーですよ。各人の運命は波のように寄せては返し…でもひとつの海でみんな繋がってる。 #スカーレット
— あさ乃 (@asanocchi) January 25, 2020
喜美子にこんな切ない表情させるんじゃないよ…うう…#スカーレット pic.twitter.com/HG8OLJoYFt
— ぜの (@boym_sfwriter) January 24, 2020
あのタイミングで八郎と三津の談笑・寄り添って眠る姿を見たことで、窯が上手くいかない要因に八郎と三津がちゃらちゃらと話に夢中で片手間で火を見てたせいじゃないかと喜美子に少なからず思わせてしまい余計に進退を見極める目を曇らせているという構図があるのがもう
ミゾミゾします #スカーレット— うだ (@udatani) January 25, 2020
喜美子は八郎の才能を信じているから、自分の才能に嫉妬するなど思いもよらなかった。同じように、八郎は喜美子との絆を信じているから、三津との関係を嫉妬するなど思いもよらない。
互いに信頼しているからこそ軽率にもなり、すれ違いも起こる。なんて大人なドラマなんだろう。#スカーレット— 少年探偵ブラウン (@pxIS8XmsD6UDGoI) January 25, 2020
喜美子が唯一「どうしよう」とすがれたのが八郎だったのにね。窯の温度に眠るのも嫌なほど焦ってる自分に対して、釜を見る時は談笑する八郎と三津、休憩の時は寄り添い眠る八郎と三津。あの瞬間喜美子は八郎を頼れなくなってしまったのかな。問い詰めもせず炎に向かう喜美子が切なくて #スカーレット
— 無知蒙昧 (@toto77610938) January 24, 2020
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