喜美子(戸田恵梨香)は、デイリー大阪から引き抜きの話が来る。今までのお給料の5倍はもらえる。
第19話、喜美子にとってお金は大切です。でもそれだけではない、自分の時間だって大切です。
「スカーレット19話視聴率
第4週「一人前になるまでは」第19話が、10月21日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、22.2%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」19話あらすじ
自分の人生やで自分で考え
「決めました。ウチ引き抜かれてもええです。ウチちや子さんの新聞社で働かせてもらいます。」
ちや子(水野美紀)が務めているデイリー大阪は、人手不足だった。
「代わりの子探さならん言うてた矢先に、たまたま喜美ちゃんや。うっとこきて汚れた湯飲みに気いついて。」
喜美子は、汚れた湯飲みが気になって洗った。散らかっているのも気になって掃除もした。
「それ見て、雇おうか言い出してん。」
自分を認めてくれる人がいる。喜美子は、それだけで嬉しかった。
「雄太郎さんこそ、仕事どないしてんねん。」
雄太郎(木本武宏)は、コーヒーの無料券をたくさん持っていた。映画を見に行くと喫茶店を出て行く。
「映画、見たことある?喫茶店、こういうとこ来たんも初めて?」
喜美子には、働くことしかない。映画を見たり、喫茶店でコーヒーを飲んだり生活を楽しめたらいいのに、ちや子は思った。
「まずは喜美ちゃんがどうしたいかや、自分の人生やで。自分で考え。」
住むところは、用意して欲しい。給料は今の5倍は欲しい。朝9時からの仕事でいい。喜美子の心は踊るようだった。
新聞社でトライアル
『荒木荘』の戸を開けると、大久保(三林京子)がいた。今から帰るところだった。
「ストッキングな、ちょっと縫い目の粗いのよけて、あんたの部屋に置いといた。やり直しや、急いでな。」
あと少しでこんな思いをしなくてもいい。喜美子は機嫌がよかった。
圭介(溝端淳平)は、おにぎりを持って来てくれた。
「大久保さんが喜美ちゃんのために作っていきはった。お腹すいたら食べとき言うといてって頼まれたんや。」
『荒木荘』を辞めるかも知れない。圭介には話しておこうと思った。
「僕は反対や。新聞社言うたら、抜くつ抜かれつの熾烈な世界やろ。」
新聞社では、喜美子の出した条件を叶えてくれる。結局は、生きて行くためにお金は必要になる。
「大事です。お金はウチ大事やし、欲しいし大好きです。」
雄太郎は、条件がいいと言われて市役所に勤めた。どんなに条件がよくても自分に合うかどうかは分からない。その会社も辞めてしまった。
「痛い痛い痛い、病院やな。」
雄太郎を病院に連れて行くというウソをついた。喜美子は新聞社で数時間だけ働くことになった。
「ほな適当にかたずけて。」
小さな新聞社では、ちや子はいろいろな分野で活躍している。
「与党議員3名辞職、収賄の疑い?消えてないやん、裏取ってきます。」
目が回るような忙しさを見て、喜美子は驚くばかりだった。
朝ドラ「スカーレット」19話感想
喜美ちゃんの近くにちや子さんがいてくれてよかった。大久保さんも圭介さんも雄太郎さんもいてくれてよかった。今まで周りのことを一番に考えてきた喜美ちゃんに、色んな意見を教えてくれる大人達がいてくれてよかった。#スカーレット
— mst (@rm2yy9s011) 2019年10月20日
「自分の人生やで。自分で考え」
自分のことより家族のことが第一だった喜美ちゃん。何事かあれば忖度して損な役回りを引き受けていた子が、ちや子さんの言葉で「自分の人生」をはじめて認識する。草間さんもそうだったが、子どもであっても言うべきことを言い、ちゃんと考えさせる。#スカーレット— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) 2019年10月20日
喜美ちゃんの頭ポンポン😊😊
ちや子さん、本当に好きだわ。#スカーレット pic.twitter.com/Nq9dtPTt25— yuminasora (@nagsmafe15894) 2019年10月20日
映画見たり喫茶店に行ったりもっと生活楽しめたらいいよね、とか、住むところどうするか細かいことひとつひとつよく考えてって言うちや子さん、ちや子さんも忙しいのに喜美子のこと考えてくれるところ好き。 #スカーレット
— 竹元勇子(教授) (@yutakemoto) 2019年10月20日
父に聞いてみなきゃという喜美ちゃんに、まず自分で考えて決めてからでいい。それが自分の人生を歩むことだと、ちゃんと、しかし軽やかに教えてくれるちや子さん。
いいぞいいぞ #スカーレット— ぬえ (@yosinotennin) 2019年10月20日
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