貴美子は(戸田恵梨香)は、照子と病院に向かった。敏春の検査結果を聞くためだった。
第129話、喜美子は陶芸教室を開くことを考えていた。武志は次世代展に応募する作品を作り上げた。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」129話視聴率
第22週「いとおしい時間」第129話が、3月4日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」129話あらすじ
陶芸教室を開く計画
喜美子は、照子(大島優子)と病院にいた。
「はぁー、川原喜美子先生?私好きなんです。個展にも何回も行かせてもらいました。一緒に、一緒に写真を撮りました。」
病院には、喜美子のファンに声をかけられた。
「思い出すは、おじさん。偶然会うたやん。おじさん、強い人やったな。ウチは、あかん。敏春さん大丈夫やろか。」
「大したことないよう祈ろう。」
「祈ろう。あっ、おじさんの顔が思い浮かぶ。濃いで~。」
医師の大崎(稲垣吾郎)に声をかけられる。
「大崎先生、きちんとして下さい。どっかのおっさんみたいですわ。」
「おっさんなんだよ。」
照子が診察室に呼ばれる。血糖値が高いだけで、命に関わることではなかった。
「ホンマに?ホンマですか?」
「これまで以上に食事に気を付けなあかんらしいですよ。」
「さらに厳しく食事を管理して、摂生せなあかん。将来のためにな。」
「うん?」
貴美子が照子の言葉に不思議ワードを見つけた。
「今の言葉しっくりこんな。将来やのうてウチらの場合、老後や。」
照子には、二人目の孫がいる。
「やっぱり孫は孫でカワイイて、堪らんやろ?」
「堪りませんわ。」
武志(伊藤健太郎)は、次世代展に応募することを八郎(松下洸平)に話した。喜美子も作品作りに没頭していた。その側には、二人を見つめる八郎がいた。
秋になって、4回目の穴窯を炊き上げた。今年の作品作りを終えた。喜美子のところに体験に来た岬から手紙が届いた。
(作った湯飲みでお茶飲んでます。水曜日の朝、足取りがほんの少し軽くなりました。)
「住田さん、ウチ陶芸教室開こう思います。ゆっくり考えたんですけど、そういう時間を作りたい。」
近所の人や子どもにも声をかける。儲けはなくてもいい。地元に貢献したいと思っていた。
夢は手が届かないから見るんだ
喜美子は、さっそく陶芸教室を開くことにした。『カフェ・サニー』の陽子(財前直見)は、やりたいと手をあげた。
「はいはい、ウチもやってみたい。ずっと前からやってみたい言うとったな。ホンマはな、お母さん合唱団もやりたかったんや。」
お店の仕事もあるし時間がなくて出来なかった。
「そんなんなんぼでも言うて下さい。やりたいことやって下さい。」
百合子(福田麻由子)も応援してくれた。武志の作品は、大皿の上に雪のような結晶をちらしていた。
「やりたいことは全部やりました。まぁ、最高とは正直言えないけど。最善を尽くしました。」
限られた中で自分の最善を尽くす。掛井が褒めてくれた。次世代展に応募するつもりでいた。その夜、武志の家でみんなが集まった。
「思うようなもん作ろう思うたら、とことん追求してしまう。時間も忘れてしまうわ。」
夏の思い出は、雪の結晶や。武志は、台所で座り込んだ。どないしたん?
「こっから鳩だすで。」
「告白ちゃう?」
大輔と学はふざけた。武志は、鼻血を出してしまう。竜也は、ファミコンを持って来ていた。でも、テレビを持っていなかった。
竜也の夢は、野球選手になること。肘を痛めて諦めていた。元々そんなの無理だとも感じていた。
「夢はムリやから見るんやで。手ーが届かへんから、人は夢を見るんちゃう?」
「タケタケは、どんな夢を見てるん?」
亜鉛結晶のデザイン化をする。器に雪を降らせるのが夢だった。でも、それは叶ってしまった。
「悪い、寝るわ。」
竜也は、とても心配になった。そのことを母親の照子に話す。
「鼻血?」
「竜也が心配してな、疲れがたまってるんちゃう?」
ひと月前にも酷い風邪を引いていた。喜美子は、何も知らなかった。武志のバイト先に向かう。休むという連絡があった。
「武志、何してんの?」
「バイトや。もう大丈夫です。すぐに入りますね。」
前にも風邪をひいた。その時も薬を飲んだら、すぐに治っていた。いちいち来るな。お母ちゃんこそ気いつけや。喜美子は心配だった。
朝ドラ「スカーレット」129話感想
喜美子の想いが人に伝わり、彼女の想いが喜美子に伝わって、喜美子が陶芸教室を開くきっかけになりましたね。陶芸の前に『人』まさにそれですね。武志は親にもっと甘えていいよ。頑張りすぎ。#スカーレット https://t.co/h6C4DL4lkf
— しずく (@chielabo18) March 4, 2020
武志の症状が悪化してる。竜也くんだけが武志の体調に気づいてる。普段からタケタケに視線送ってるだけあるな。同級生3人組+竜也くんがグループになってるのめっちゃ良い。敏春さんの病気大したことなくて照子も視聴者もひと安心。ナチュラルに一緒におるハチキミと武志尊すぎる #スカーレット 129話
— 夢野 (@onemuyegroeg) March 4, 2020
「最高の答えやろう。限られた時間のなかで、自分の最善を尽くす。ようやった。ようやりきったな。」
武蔵丸先生の言葉。
最高とは今できる事、その中で力を尽くすこと。思い描くことはいくらでもできる。そこに向けてできる限りをぶつける。最善を尽くすことは妥協ではない。 #スカーレット— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) March 3, 2020
#スカーレット 武志の誠実さをここまでにきちんと描いてるから、「だるい」なんていう漠然とした理由でバイトに来られないことの不穏さが際立つんだよね…
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) March 3, 2020
かつて眼中にもなかった野球下手くそな遊び仲間。自分が挫折してみると、その芯の強さと輝きが眩しくみえる先輩。一挙手一投足が視野に入る。言葉にも顔にも出さぬが、その人の喜びが嬉しく、その人の身体の曇りに誰より早く気づく。竜也・福崎那由他、こんな若い役者、どこで見つけた? #スカーレット
— 玉川 薫 (@tamagawakaoru) March 3, 2020
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