千代は、『岡安』を追い出されてしまう。親が夜逃げしたしていることをシズが知ってしまう。
第10話、家族を失った千代の居場所。
「おちょやん」10話視聴率
第2週「道頓堀、ええとこや~」第10話が、12月11日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」10話あらすじ
一平の父への想い
「千代ー、千代。千代。ワテの方が道頓堀のことは警察より、はよ耳に入りますのや。」
岡安ハナは、雨の中ひとりでいる千代を見つけた。芝居小屋に連れて行く。
「だまって見ときなはれ。」
天海天海一座は、千之助が二役をしていた。
「あんた芝居見るの初めてやな。」
舞台の上に一平が上がった。千代は笑顔で手を叩いた。
「父上、お会いしとうございました。」
千之助は、天に召される芝居には胸が打たれる思いだった。父・天海が亡くなったばかりだった。
「父上、はよう成仏して下さい。父上ー、父上―。父上―。」
一平の切ない瞳が歓声を呼ぶ。
「あこが、あこがあの子の生きる場所や。」
千代の覚悟
千代は、ハナと一緒に『岡安』に行くことになる。
「戻ったえ、話があるそやから連れて来た。」
千代はシズに全てを話す。
「ウチは読み書きが全くできません。5つの時にお母ちゃんが死んで、家のことみんなやらされて。毎日弟の面倒みて学校行かれへんかった。」
テルヲのせいでそうなった。酒と博打ばかりの父親が、新しい母親を連れて来た。母親のお腹には赤ちゃんがいた。
「ウチはジャマや言われました。それでウチはここに奉公に出されたんです。せやけど弟だけは面倒みてくれるって約束してくれました。」
千代は二度と戻らないと決めた。それなのに夜逃げをした。家族がどこにいったのか分からない。
「ウチはもうホンマに一人や、どこにも帰るところがありません。お願いします。ここに置いたって下さい。もうここしかあらへんのです。」
警察が千代を探していた。
「間違いありしまへん。間違いのう、ウチのおちょやんだす。」
千代は、『岡安』に居場所を見つけた。
来週12月14日(月)からは、杉咲花さんが登場します!
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朝ドラ「おちょやん」10話感想
千代ちゃん、一平、二人の演技に泣き笑いであっという間の15分でした。ずっと忘れられない大切な回。ヨシヲも勝次もみつえも福助も子ども時代のみんな素晴らしかった!また朝ドラで会いたいです、おつかれさまでした!#おちょやん #おちょやん絵 #おちょ絵 #毎田暖乃 #中須翔真 pic.twitter.com/6WQsxLdnes
— マチチマコ (@machichimako) December 11, 2020
「自分は不幸やと思われたないんや」
こういう、お芝居だけでは伝わりきらない心情をそれとなくセリフとお芝居で、しかも良いシーンとして絶妙な感じで解説する役割の人がいると視聴者はわかりやすいし、物語が分厚く見えるんだな〜!今回の朝ドラは脚本、監督、キャスト、全部良い!#おちょやん pic.twitter.com/LSk7ZXLY4H
— 本田啓壱 (@K1Honda) December 11, 2020
朝ドラの王道のホームドラマだとしても、そのホームが必ずしも生まれた家である必要はないというところが王道なのに新しい。現代的。#おちょやん
— ほうじ茶 (@BegaChin) December 10, 2020
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