昭和19年2月、福助が出征することになった。その背中を家族が見送った。
第83話、戦争は道頓堀から灯を奪った
「おちょやん」83話視聴率
第17週「うちの守りたかった家庭劇」第83話が、3月31日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、発表され次第報告します。
大正5年、竹井千代は大阪の南河内の貧しい家に生まれる。9歳の時に芝居茶屋に奉公に出る。そこから華やかな芝居の世界に魅了されていく。
「おちょやん」83話あらすじ
岡安が幕をとじる
岡安は暖簾をしまう日が来る。
「こないになるまでよう続けてこられたもんだす。あんたらが支えてくれたお陰だす。」
富士子は勝気な女、頼りになるお茶子頭だった。節子は要領がいい女、仕事熱心だった。玉は泣き虫、見違えるほど逞しくなった。
「特に千代が来てからは、しっかりしたな。」
玉は千代の面倒を見ることで自分を成長させた。
「あんたらがこの岡安の歴史、そのもんなんだす。その岡安の暖簾を降ろさなあかんのは、みんなこのワテの力不足だす。」
しずは頭を下げた。次のところに行って幕を開けて。
「長いことお疲れさんやったな、ほな。」
しずはお茶子たちを追い出した。涙は見せたくない。芝居茶屋に湿っぽさは似合わなかった。しずの最後の優しさだった。
戦争が奪った芝居
「ごりょうさんと旦さんのこと、よろしゅうな。」
岡安は60年の歴史に幕を下ろした。戦況は悪くなり、芝居茶屋は閉鎖されてしまう。道頓堀の街から火が消えた。
昭和20年(1945)2月、空襲が続いていた。そんな中でも、家庭劇は小さな劇場で芝居を続けた。
「はなこ、はなこやないか?会いたかったで。」
「はなこ、ちゃいますけど。人違いだす。」
「いや、はなこは人ちゃいます。昔こうてた牛や。よう見たらちゃうな、はなこによう似た牛さんや。」
防空壕で千代は牛にたとえられる。千代も負けずとヒキガエルに似てるとやり返す。防空壕の中は笑いで溢れる。
百久利に赤紙が届いた。千之助は声をかけることもできなかった。
「家庭劇は解散する。」
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朝ドラ「おちょやん」83話感想
#おちょやん 第83話🍵
お茶子シスターズ、みんな個性があって道頓堀メンバーの中でも特に私のお気に入りだったなぁ😭富士子さんが結婚してる話とかもっと早く詳しく教えて欲しかった😂
花車さんとのテンポ感ぴったりで、後のラジオドラマも期待大✨今日は一平と千さんの表情に泣かされた…— M (@m_hana_r) March 30, 2021
防空壕での突然の出会い、で、突然の…漫才?
こちら、しゃべくり漫才師の花車当郎(あたろう)さん。
おもろい笑いは、その場の雰囲気を和ませてくれますなぁ…って、当郎さん、千代ちゃんのこと知ってはったんやろか?#杉咲花 #塚地武雅 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/9I7jzsETzA— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) March 30, 2021
シズさんがお茶子さんたちにかける一言一言が「この人はそういう人だったよね…」ってちゃんと思える。人間をちゃんと見せてもらってきたから。見せてもらってないと「えっそういう人だったの?」ってなるけど #おちょやん はそれがない。
— マチチマコ (@machichimako) March 30, 2021
#おちょやん 漫才師はおそらく家庭劇の竹井千代だとわかって即興を仕掛けたのだろうし、「花子じゃないか」に乗ってくれるかが分かれ目だけに、受けを待つ数秒の期待と緊張感あふれる塚っちゃんの演技は素晴らしかった。そして即興なのに見事な起承転結。毎度、劇中劇にここまでやるかこの朝ドラ。
— かな ドラマ鑑賞アカ (@kanadorama) March 31, 2021
ごりょうさんがお茶子さんたちを追い出そうとして、「あんたたちは次の舞台をあけ」とわずかに口にするとき、乱暴な追い出しながら、彼女たちの人生を精一杯祝福し、そして、本人は岡安とともに舞台を閉じようとしていることが、その痛切な哀しみとともに伝わってくる。#おちょやん
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) March 31, 2021
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