音(二階堂ふみ)は、裕一からの連絡を待っていた。歌の練習も出来ないほど心配していた。
第27話、裕一は結婚を家族に反対されてしまう。音楽のために結婚を諦めるしかないのか?
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」27話視聴率
第6週「二人の決意」第27話が、5月5日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」27話あらすじ
音と謎の男
「もうすぐ音楽学校の実技試験でしょ?そんなんじゃ、落っこちちゃうよ。」
「う~ん。」
「もうさっきから、うんばっか。いったん裕一さんのことは忘れて、歌の練習してこい。気もまぎれるから。」
「う~ん。」
音は、吟(松井玲奈)に背中を押されて練習に向かう。音が歌の練習をしていると謎の男と出会う。
「体は楽器だ、もっとリラックスして。体全体を使わないとダメだ。」
「あのー。」
「君は、力んで猫背になる悪いクセがある。体を開いて、姿勢を少しあげてごらん。」
「見とらんのに。」
音は、姿勢を正して歌いだす。キレイな声が出た。振り返ると、その男はいなかった。
「裕一、知らねえが。」
「さっき、勝手口から出て行きましたよ。」
「どこさ?」
「さぁ?」
まさ(菊池桃子)は、廊下のふき掃除をしていた。三郎(唐沢寿明)は、手伝おうとする。
「何言ってんですか?亭主に掃除されたら、妻の恥です。」
「向ごうの家では、男も女も同じって考えだった。」
「同じでも、役割は違います。」
「どうしても、許さねえが?」
「変わりません。」
裕一の迷い
その頃、裕一(窪田正孝)は藤堂(森山直太朗)のところにいた。小学校の校庭は、今の裕一には小さく見えた。
「結婚?」
「ただ、親の許しがでなくて。それに弟がら、勝手だ甘えてる嫌いって言われました。弟の気持ちに、まったく気づけませんでした。」
「身近な人の気持ちって、気づきづらいよな。実は俺、教師をやめるかも知れない。」
「えっ?」
「俺の親父は、陸軍のお偉いさんでな。父親の反対を押し切って、教職についたんだが。まだ俺のことを許してくれてない。」
「いや、あの先生。辞めないで下さい。僕も鉄男も先生のお陰で今があります。ほほ、他にもそんな生徒いっぱいいたはずです。これからだって、きっと。」
「ありがとう。だが、親に反発する生き方も少々飽きてきてなー。いや、もちろん教師の仕事はやりがいがある。ただ、年を取った親を見ると親孝行したい気持ちも膨らんでくる。」
「先生、先生が今の僕の立場だったらどうしますか?」
「どちらかを選ぶなー。本気で何かを成し遂げたいなら、何かを捨てねばならない。俺はお前に世界で一流と認められるような作曲家になって欲しい。」
留学は、裕一にとって残された最後の道。家族の気持ちもある。辛いけど最善の選択をして欲しい。藤堂が裕一の背中を押した。
全てを失った裕一
東京では、吟が見合い写真を見ていた。音は、お土産を持って帰って来る。
「なぞの男のお陰でうまくいった。」
裕一からの手紙が届いていた。別れて下さい。夢を選びます。 待ちわびた手紙は、短い別れの手紙だった。
「どうして?音、しっかり。何かの間違いよ。」
「お姉ちゃん、震えが止まらん。抑えて。おかしいな、何でだろう。止まらん、お姉ちゃん。震え止めて。震え止めて、お願い。お姉ちゃん、止まらん。お姉ちゃん、お姉ちゃん。」
裕一からの別れの手紙は、音の心を悲しみの中に連れて行った。涙が止まらなかった。
「女を諦めたのか、あの子もバカじゃないね。私がしっかり子どもの生める素性のいい女を選ぶ。同時に養子縁組をする。お前の時みだいなこど、あっちゃ困るがらねぇ。」
茂兵衛の妻は、子どもが生めなかった。
「音さん捨てたんだろう。音さん捨てたんだろ、お前は。一流になんなきゃ、いけねえ。」
裕一のところには、音から何通も手紙が届いていた。
「音さん…。開けるな、開けるな。頑張れ、頑張れ。」
手紙の束の中には、1通の国際郵便が入っていた。裕一は、その手紙を三郎がいる居間に置いた。裕一の留学が取り消しになった手紙だった。
「どうしてがな、家族のこと顧みなかった報いなのがな。期待させで、ごめんね。もう終わり、全部終わり。」
裕一は、作曲した楽譜を破り捨てた。三郎は、光子に手紙を書いた。その手紙を持ち、光子は東京に向かった。
「裕一さんのお父さんからの手紙。」
朝ドラ「エール」27話感想
#エール 27話で音さんと音楽、大切なものを一度に失くしてしまった裕一さん🥺
こんなじゃ、心を閉ざすしかないよね。
心を閉していく様子が描かれていましたね。
(素敵だから♡がんばって←違ぅ…わない)#朝ドラエール #窪田正孝 pic.twitter.com/ByEFCWelCu— Alice (@AliceNeko_2106) May 6, 2020
久しぶりに信夫小学校を訪ねた裕一。
藤堂先生はいつでも裕一の「音楽家になる」という夢を応援しています。#朝ドラエール#窪田正孝 #森山直太朗 pic.twitter.com/IRd8nBFHew— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) May 4, 2020
【なぜ留学は取り消しになったのか】
正確な理由は不明ですが、世界恐慌の影響などで、受け入れ先の英国音楽協会に余裕がなくなったためと推測されています。劇中でセミが鳴いていたのは、その通知が1930年8月にあったとの研究も踏まえているのでしょう。 pic.twitter.com/qCna4BWGX9— 辻田 真佐憲@『古関裕而の昭和史』(文春新書)発売中 (@reichsneet) May 5, 2020
水辺にいる時に突然声をかけてくる。そして忽然と消える。
この妖精のような習性(習性いうな)、ふわふわパーマ頭…覚えがあるぞ。君はひさs #朝ドラエール— ぬえ (@yosinotennin) May 4, 2020
「どうしてかなぁ…家族のこと顧みなかった報いなのかな」
「期待させてごめんね」家族のために、みんなの期待に応えるために、大切な大切な音さんを捨てて選んだ道なのに…
静かに口にされる言葉から、裕一さんの心の悲鳴が聞こえてきて、涙が止まりませんでした…#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/SUO0j3KPhG— いねまき (@inemaki) May 4, 2020
「別れてください。夢を選びます」
残酷な言葉を書かなければならなかった裕一さんの思い…
愛する人からの手紙を読み震えが止まらないという音さんの姿…「もう終わり…全部終わり…」
二人の悲しみが痛いほど伝わってきて、窪田くんとふみちゃんの凄さを実感した回でした…#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/8GKhhW22KM
— いねまき (@inemaki) May 5, 2020
優しいお母さんがもっともっと、拗ねる浩二や裕一へのフォローがあってもいいのにと思ってたけど、
川俣のあの両親の元で育ったんだもんな
優しくても寄り添うことは苦手、やり方がわからないのかも知れない「期待させてごめんね」
何度聴いても切ない#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/1XnECO64mh— エル 🦄(バージェ)🎼🎹🥁🎷🥊🐧 (@gg_eru) May 5, 2020
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