昭和33(1958)年の春、『わんぱく牛若丸』の制作が大詰めを迎えていた。なつ(広瀬すず)にとっては、初めてのアニメーターの仕事だった。
第78話、なつがたどり着いた。アニメーションにしか表現できないこととは?
朝ドラ「なつぞら」78話視聴率
第13週「なつよ、『雪月』が大ピンチ」第78話が、6月29日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.8%でした!
草創期の日本アニメーション界を支えた女性アニメーター・奥山玲子さんがモデルになっていると言われています。
朝ドラ「なつぞら」78話あらすじ(6/29放送)
わんぱく牛若丸が完成と天陽の結婚
『わんぱく牛若丸』は、原画枚数が1万5112枚・動画は7万9089枚を描き上げて完成した。
「たくさん描くのが、いかに難しいか。そして大事だということがよく分かりました。」
麻子(貫地谷しほり)は、お煮しめを作って来た。なつは、おでんを差し入れしていた。
「よかったら私の持って来たおでんも食べて下さい。特にジャガイモがおすすめです。北海道の。」
酔っぱらった井戸原(小手伸也)は、誰が唄えと言い出す。
「この中で前足4本の馬描いたやつ、どこだ。出てこい、出てこい。」
なつは、露木(木下ほうか)に指名されてしまう。そこで歌ったのは、誰も知らないF・F・Jの歌でした。
「F・F・J、F・F・J我らの誇り、 F・F・J、F・F・J我らの希望。」
なつは、陽平(犬飼貴丈)の側に近づく。天陽(吉沢亮)には、忙しくて手紙を書いていなかった。
「そうか、聞いてないのか。こんな時に言うのは、あれだけど。天陽が今年の冬に結婚するんだ。」
「えっ、結婚?」
アニメーションでしか表現できないこと
なつは、天陽との過ごした北海道を思いした。
「おめでとうございます。したら、天陽くんにお祝いの手紙書きますね。なんだ、そならそうと手紙で知らせてくれたらいいのに。水臭いわ天陽くん。」
家に戻ると佐々岡信哉(工藤阿須賀)がやって来る。
「実は、今度転勤するんだ。その勤務先が帯広支局に決まったんだ。」
2年か3年は戻ることはできない。 それは、すごい偶然の出来事だった。
『わんぱく牛若丸』の公開の日、子どもが楽しめるマンガ映画と評判になり大ヒットになった。
「考えてますか?アニメーションにしかできない表現は、見つかりましたか?」
坂場(中川大志)は、あの馬の足は偶然だったのかと投げ捨てるように言った。なつは、坂場が前に言いかけた言葉を探った。
「僕の考えでいいんですか?それは、ありえないことも本当のように描くことです。違う言い方をすれば、ありえないことのように見せて、本当を描くこと。そう思います。」
「どんなにありえないこともホントらしく見せる動きがある。大きなウソから真実を描き出す。それができるのは、アニメーションしかない。」
なつは、アニメーションにしかできない表現にたどり着いた。
昭和34(1959)年5月、なつは動画の仕事を続けていた。その頃、電話がつながり十勝の家族と連絡をとることができた。
「もしもし、なつ。おはよう。今年はどうなの?なつ、帰って来れるのかい?」
なつは、今年は十勝に帰ることを決めた。『しばた牧場』の看板の前、ひとりの女性が柴田家に向かっていた。
7月1日からは、第14週「なつよ、十勝さ戻ってこい」がスタート!なつは十勝に帰ることになる。千遥に会えるかも知れない。
朝ドラ「なつぞら」78話感想
て…て…天陽…#朝ドラ #なつぞら #吉沢亮 pic.twitter.com/J6mVR0c8R6
— 【公式】連続テレビ小説「なつぞら」 (@asadora_nhk) 2019年6月28日
天陽くんが結婚だなんて。。律が結婚してしまったときを思い出したわ。#なつぞら#半分青い
— さチコ (@sacci_sachiko) 2019年6月28日
帯広支局への転勤を報告しに来た信哉さん、そのままなっちゃんにプロポーズするのかと思った(笑)#なつぞら #朝ドラ
— メイド猫アクア (@gattina_acqua) 2019年6月28日
坂場とのフォーリンラブへ突入するため、ストーリー上、きれいに過去成算#なつぞら
— 小芝居たろちゃん (@NegotodeTaro) 2019年6月28日
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