大正9年、関内音(清水香帆)は福島・川俣に来ていた。裕一の運命の人は、お団子が大好きな少女だった。
第7話、裕一が心惹かれた音に出会う。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」7話視聴率
第2週「運命のかぐや姫」第7話が、4月7日火曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.1%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」7話あらすじ
やって後悔した方がいい!
教会では、美しい讃美歌が聞こえる。
「私も歌いたい。」
「えっ、あそこでか?よし行っといで。」
音は、父・安隆(光石研))の手を握った。安隆は、その手を振り払った。
「自分で行きなさい、音。大丈夫、何とかなるから。ほら。」
音は、讃美歌を歌い始める。そこへ、裕一(石田星空)が導かれるように教会に来る。その声の美しさに裕一は心を奪われる。
「始めは恥ずかしかったけど、やって良かった。」
「うん。お父さん思うんだ。やらずに後悔するより、やって後悔した方がいいってな。さっき、音のお陰で教会のみんなが元気になったから。すごいわ、音。」
「そいじゃあ、ご褒美にもう1本。」
「今日は特別だ。」
大正12年の愛知・豊橋には、音の住む家があった。
「私んでしょ、返して。」
「いいじゃん、減るもんじゃないんだし。」
「やだ、私だってまだ読んでないもん。もう、自分で買えばいいじゃん。」
「同じもんが2冊あったってしょうがないじゃん。」
姉・吟(本間叶愛)と音が1冊の本を取り合う。
「そもそも、これはオシャレな雑誌。あんたみたいな子どもには、まだ早い。」
「もう11歳だもん。」
「100年早い。」
「100年たったら、111歳じゃん。」
母・光子(薬師丸ひろ子)から食事の用意が出来たと呼ばれる。
「あんねぇ、二人とも少しこういう本でも読んだら?」
妹・梅(新津ちせ)は、芥川龍之介の本を持っていた。
「主よ、この食卓を祝したまえ。アーメン。」
音の父・安隆は、元陸軍の獣医だった。馬を見る医者だったせいか馬のように優しい人だった。今では、乗馬の道具を卸す仕事をしている。
「こら、ここは女、子どもの入っていい場所じゃねえずら。」
職人頭の岩城は、音を叱りつける。音は、その古臭い言葉が嫌いだった。
かぐや姫になりたかった音
小学校では、学芸会の話が出ていた。1組が桃太郎、2組が猿蟹合戦に決まった。音は、演目を多数決で決めることを提案する。
「我が組は、ただ一つの女子の組です。女子が輝けるダシもんをやった方がいいと思います。」
職員会議では、浦島太郎に決まっていた。音は、女子の組の出し物を調べていた。
「笠地蔵、はなさかじいさん、おむすびころりん、したきりすずめ、こぶとりじいさん。ほとんど、おじいさんの話です。ひどくないですか?」
自分たちで決めたい。音は、女性が主役の物語『竹取物語』を出し物ととして提案する。
関内家では、毎週木曜日に銭湯に行く。それから団子屋に向かうのが習わしだった。
「たぶん、かぐや姫。だって、友だちみんな音しかおらんって。選ばれると思う。みたらし、もう1本。」
「かぐや姫が太っとったらまずいんじゃない。」
「わっ、やめた。」
音は、満月を見つめた。月には、かぐや姫になった自分が写って見える。
「ちゃんと読んどった方がいいよ。主役やるんなら。」
「ありがとう。」
音は、台本を夢中で読む。ところが、音が主役に選ばれることはなかった。
「選ばれんかった。かぐや姫に、先生が勝手に決めた。」
「で、音は何役だ?」
「おじいさん、その2。」
(今から私のいう、世にも珍しい宝物を持って来た人のところへ。お嫁に行きます。)
音は、かぐや姫のセリフを覚えていた。
「せっかく梅がくれた、竹取物語を一生懸命に読んだのに。」
「おじいさんの役は、イヤなのか?」
「イヤだよ、これは何とカワイイ子じゃって。それだけだよセリフ。それ、かぐや姫は関係ないじゃん。桃太郎でも使えるよ。」
かぐや姫を音が演じたら、誰かがおじいさん役を演じる。それがイヤイヤだったら、どう思う?
「ちゃんとしてって思う。」
「だろ。人には、みんな役割がある。誰もが主役をやれるワケじゃない。だけど主役だけでも、お芝居はできん。必ずそれを支える人がいるんだ。」
どんな役でも楽しみにしている。音は、教会で琴の演奏を披露することになっていた。教会には、世界的なオペラ歌手・双浦環がいた。
その歌声を聞いた音は、目を輝かせる。生涯忘れることがない瞬間だった。
朝ドラ「エール」7話感想
#エール
割とありきたりなセリフだけど、名バイプレイヤー光石研さんが言うと味がある。 pic.twitter.com/WxJZbec2VF— 朝ドラユニバース@朝ドラ小ネタ探求者 (@ChWjnDVXz3kameF) April 6, 2020
誰もが主役をやれるわけじゃない。だけど主役だけでも、芝居できない
バイプレイヤー光石研さんがおっしゃると、重みが違いますなぁ。#朝ドラエール #エール
— 酒上小琴【サケノウエノコゴト】 (@raizou5th) April 6, 2020
関内三姉妹、可愛かったなぁ〜(*´꒳`*)🍡
それに、優しくて 穏やかな お父さんの言葉が、心の中に 素直に スーッと入ってくる…。🕊
心に響く名言が 多々あり、思わず メモ _φ(・_・ したくなる程…!笑
朝から #エール を観て、Yellを受けて、…私も 一日 頑張れそう♪ pic.twitter.com/c2Qo3DY8Rb
— Black Cinderella (@1102Cinderella) April 7, 2020
「誰もが主役になれるわけじゃない。主役だけでは、お芝居は成り立たないんだ」
音ちゃんのお父さんといい藤堂先生といい、主役ふたりの周りに声援を送ってくれる大人がいると安心しますね… #朝ドラエール— ぬえ (@yosinotennin) April 6, 2020
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