春になって新学期がスタートする。クラスが変わって藤堂(森山直太朗)が担任になった。裕一(石田星空)は笑顔でいた。
第4話、北原白秋の誌に曲をつけてみよう。川俣で聞いた讃美歌が裕一の心を動かした。
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」4話視聴率
第1週「初めてのエール」第4話が、4月2日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.5%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」4話あらすじ
藤堂の音楽教育
大正7年、児童文学雑誌『赤い鳥』は鈴木三重吉によって発刊される。創刊号には、芥川龍之介・泉鏡花・北原白秋・高浜虚子らの名が連なる。
その後、菊池寛、西條八十、谷崎潤一郎、三木露風ら、錚々たる面々が作品を寄稿した。
『赤い鳥』に掲載された歌は、童謡と呼ばれて一大ブームを巻き起こした。
「北原白秋の誌だ。みんなこの詩に曲をつけてみよう。」
藤堂先生は、音楽教育に情熱を傾けていた。
「どうした?みんな。」
「曲つけるなんて無理だべ。」
「太郎くんだって、鼻歌うたったことあるだろ?」
「ふーん、ふんふん。」
太郎は、みんなの笑いを誘った。
「浮かばなければ、ハーモニカでも。ここのオルガンを使ってもいい。とにかく音を出して、曲をつけてみよう。楽しいぞ。」
裕一は、川のそばで北原白秋の誌を見つめていた。そのそばに久志(山口太幹)がいた。
「どうする?その宿題?」
「曲作るなんて、できないよね。ハーモニカだって、まだ習いたてだし。」
「簡単だよ、うちピアノあるから。君の家だって蓄音機あるじゃない。何聞いてるの?」
「謡曲とか民謡が多いよ。たまに西洋音楽。」
「へぇー、お父さんカッコイイね。」
「そうがな。」
「君も聞いてるんだろ。特に西洋音楽を聞いてるんなら、作曲は簡単だ。やってみたらいい。」
「で、でも。」
「できるよ。」
「ありがとう。いっいや、父ちゃんのこと褒めてぐれて。」
『北一呉服店』では、三郎(唐沢寿明)が裕一を待っていた。
「おっ、待ってだ。新しいの手に入れたぞ。」
「やったー。お店はいいの?」
「客は少ねぇ、あいつらだけで充分だ。」
裕一は、新しいレコードを嬉しそうに見る。
「父ちゃんは、曲作ったこどあっか?」
三郎は歌い出すが、参考にはならなかった。レコードをかけてもらう。
「裕一、明日の休み母さんと一緒に川俣行かない?」
「やったー。父さんは?」
「俺は浩二と留守番だ。二人で行ってこい。」
川俣は、福島市から鉄道で1時間のところにある。まさ(菊池桃子)の実家がある町だった。川俣の絹織物は品質が高く、京都・横浜・ヨーロッパやアメリカからも買い付けにくるほどだった。
裕一、初めての作曲
裕一は、大好きなお祖父ちゃんお祖母ちゃんに会えて嬉しかった。ただ、茂兵衛(風間杜夫)だけは苦手だった。
「裕一、映画行こうか?」
「うん。」
まさは、珍しく洋服を着て映画館に行く。
「今日は、キレイだね。」
「えっ、今日はってどういうこと。ありがとう。」
裕一は、べっこう飴を買ってもらう。どこからか讃美歌が聞こえてくる。その声の先を探すと教会にたどり着いた。
讃美歌を歌う人たちの真ん中には可愛らしい少女がいた。裕一にとっては、運命の出会いになる。
「裕一、どご行ってたの?探してたんだよ。心臓痛いの?」
裕一は、少女に心を奪われてしまった。胸を抑えている。
「川俣いい、すっごくいい。」
食事の場でも裕一は機嫌がよかった。
「起き上がったともったら、まだぶつかって。すぐ転んじまうの。」
茂兵衛は、まさに話があった。そのための帰省だった。
「息子が二人だ、どちらかを養子に出せ。いいな。三郎くんには言ってあんだろうな。」
「お姉さんの具合は?」
茂兵衛の妻は、病弱で子宝には恵まれなかった。権藤家には、跡継ぎが必要だった。
「進んだか?無理なら絹子を捨てて再婚しろ。いいな。」
茂兵衛の父親は、養子がダメなら再婚しろと迫った。
「父ちゃん、川俣すごかったよ。教会で…。」
「そんな話は、後だ。これ見ろ。」
「うわーっ、すげえ。」
三郎は、『作曲入門』という本を手に入れていた。裕一は、夢中になって読んでいた。
「もう、かれこれ4~5時間ですよ。」
「でも、まだ何も書いてねーぞ。」
三郎とまさは、こっそりと様子を伺っていた。
「よし。」
裕一は、そう言って眠ってしまった。翌朝、裕一は学校のオルガンを触る。あの讃美歌を思い出す。
「出来た。」
藤堂が音楽室に向かうと裕一は眠っていた。黒板には、裕一が作曲した音符が並んでいた。
「これは?」
朝ドラ「エール」4話感想
ひえエール4話みた…星空くん美少年すぎる😂ペロペロキャンディ🍭持たせるの可愛いい💖😭
教会での初恋シーン、なんか神秘的な空気が満ちてましたね… pic.twitter.com/Aa8Fuv86bE— † yuria † (@tigerlily0441) April 2, 2020
#エール 4話。追いついたw
ここで運命の出会いなんだね~。しかし、養子云々の話が出てきて何やら暗雲立ち込めている…。
唐沢さん演じるお父さんも良いなぁ。子どもの好きを才能に伸ばしてあげられるって凄いことです。— み な み (@minami_tw_373) April 2, 2020
第一話でも裕一が音のさくらさくらを聞いてるうちに曲が浮かんでたけど、一番最初の作曲も音の賛美歌がきっかけになってたのね。彼女は裕一のミューズなんだなあ #朝ドラエール
— 蓮花茶@実況 (@lotusteajikkyou) April 1, 2020
『エール』4話。お母さん、映画観に行く時に態々洋装に着替えたの、元々ハイカラな物が好きなのに、呉服屋に嫁いだから毎日和服で暮らしてるのかな。
— じゅりあ。 (@Julia_Pun) April 2, 2020
『エール』4話。皆誰かに愛されたがってる家族だな(母以外)。裕一は母に、父は裕一に、浩二は父に。浩二の裕一への嫉妬が養子縁組に如何関わって来るのか楽しみ。茂兵衛さん、奥さんを愛してるのね。近代の価値観が自然に描かれてるのは良い。初作曲なのに本を読んだだけで楽譜を書ける超天才展開w
— じゅりあ。 (@Julia_Pun) April 1, 2020
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