武志のアルバイトは、週1回4時間だけになっていた。外に出て働くことは、武志にとって大事なことだった。
第144話、
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」144話視聴率
第24週「小さな希望を集めて」第144話が、3月21日土曜日に放送されました。気になる視聴率は、18.7%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」144話ネタバレ
元気です言う大皿や
喜美子(戸田恵梨香)のところに大輔(七瀬公)と学(大江晋平)がやって来る。
「ドナー探し、うまいこと行かんかって。すいませんでした。1回きちんと頭下げよう思うてたんで。」
「そんなことないわ、ようしてもろた。」
これからも声かけは続ける。武志のために何かしたい。もう充分してもらった。もう充分や。喜美子(戸田恵梨香)は、頭を下げる。
八郎(松下洸平)は、ジョージ富士川の絵本を持って来る。
「これな、武志が書いてん。見たって。右側のページな、今日が私の1日なら。」
(今日が友達の1日なら 友達といつもと変わらない1日を過ごすだろう)
「頼むな。」
武志(伊藤健太郎)は、最後の給料をもらった。
「ごめんな、また元気になったらここに戻って来てや。待ってるで。今まで、ありがとうな。」
「こちらこそ、お世話になりました。」
喜美子は、穴窯を炊き始める。そこへ、武志が戻って来る。
「ただいま。」
「おかえり。バイト終わった。辞めて来たから。今日から心新たにして取り組む。」
「お父ちゃん、来てるで。」
八郎は、姉のために茶碗を作っていた。白血球の型を調べてくれた。そのお礼だった。
「申し訳ないな、俺が作ろうか?」
「いやいや、陶芸やめたこと叱られたから。最近またやるようになって喜んでくれてんねん。
「叱られた?大人のくせに。」
「大人どころか中年や。」
「中年にもなって叱られるって、どないやねん。」
「ほんまや。離婚したときな、どつかれて骨折するか思うた。」
「怖いな。」
「武志のことだけやのうて、そういういろいろひっくるめた。お礼の茶碗やさかい。」
「俺もな、お礼のつもりなんやで。」
武志は、自分で作った作品を持って来た。
「この作品、方向性が決まったら大皿にする。お世話になった人みんなに見せたい。皿の中に水の波紋があるんやで。水が生きてるんやで。こんなん見たら、みんながわー言うわ。元気になる。」
「元気の出る大皿か?」
「元気です言う大皿や。それが、俺のお礼や。」
学と大輔が遊びに来る。明日ひま?次の日、武志と3人で大阪に遊びに行く。
景色を想像して行くんや
「大阪行った?」
「友達とな、男3人で。」
「入れ違いやん。」
「来るなら来るて言うていや。」
「何しに行ったん?」
「服見たり、映画見たりちゃうか。」
「何やたわいないな。」
直子は、スッポンを持って来てくれた。そこへ真奈が遊びに来る。夜は、スッポン鍋を作った。
3人は、お揃いのシャツを買っていた。
「お揃い?」
「カワイイ。」
「真奈ちゃん、女が言うカワイイ言う言葉で男はダメになって行くんやで。甘やかしたら、あかん。」
「はい。」
「言うたら何やけど、その辺売ってるんちゃうん。」
「売ってんちゃうん。」
「大阪の匂いがせえへんな。」
「せえへん、せえへん。」
「何や、このふたり。」
武志は、薬を飲む。
「薬?どんな味すんの?美味しいワケないわな。やってられへんな。」
「言うなー。」
「直子は、言うで―。」
「おう、言うで。」
困ってることないのか?あるとしたら、作品がなかなかできないことくらいだった。
「なぁ、今日はええ気分転換になったわ。」
「彼女ええ子やん、真奈ちゃん。ちゃんと付き合い。」
「はぁー?」
「はぁーやないわ、今度ドライブ連れたったる。武志と真奈ちゃんが愛を語り合うためのドライブや。」
「何言うてんねん。」
「愛を語り合ったって、ええやん。」
「彼女とはな、そういう仲やのうて。」
「そういう仲になったって、ええやん。何でならへんの?ウチはええ思うよ。美味しくもない薬を飲まなあかん日々でもな、恋愛したってええやん。恋人作ったってええやん。」
武志は、部屋に逃げてしまう。喜美子の穴窯の焚きあげが終わった。
「これ見てみ、ええ色が出たで。」
「ちょ待って。こういう色も出るんや。」
喜美子の狙い通りだった。10年以上もやってると炎の流れが想像できるようになる。どこに置いたら灰がかぶるか。
「景色を想像して行くんや。」
「景色か?あっ。」
武志は、ロウを溶かして皿に塗った。焼き上がった大皿は、武志の思い通りの色を出していた。武志の笑顔が弾けた。
3月23日(月)からは、最終週『炎は消えない』がスタートします!武志は、真奈や家族と琵琶湖に行く。たくさんの人に支えられて、幸せの中にいた。
朝ドラ「スカーレット」144話感想
光の当たり方で色が違って見えるんですよね
雨や水たまりから深い湖や海の色だったり
深く美しい色、武志ブルー
それから泣きたくなるような武志の笑顔#スカーレット pic.twitter.com/9F8vtvCrxT— まろこ (@oyadamaroco) March 22, 2020
「10年以上の経験で炎の流れや灰が被る様子が手に取るようにわかる。」
「景色を想像するんや。」
喜美子の言葉に、7度目で成功したのは寧ろ早かったと思う位の穴窯の難しさと苦労した日々が良くわかる。
この言葉に気付きを得た武志、遂に見事な水の波紋を描いた皿が焼き上がった✨。#スカーレット pic.twitter.com/bSBqmcTj7H— マルマルコ (@marukodorama) March 20, 2020
「いつもと同じ」生活を望むのなら恋をして当然だと直子は率直に言ってくれた。家族も友達も言えなかったひとこと。直子にしか言えなかったひとこと。#スカーレット
— リル (@mand_rill) March 21, 2020
喜美子の壺が本当に凄くて圧倒された、武志の言葉通り、こんな色出るんか、、喜美子が言っていた、狙い通りや、きっと神山さんの言葉なのかなって思うのだけど(作品は神山さんの作品)そんな神山さんが本当にかっこいい、、#スカーレット pic.twitter.com/BMwMbOezLe
— 🐕 (@scarlet_love101) March 21, 2020
ドナーが見つからないことを詫びる学と大輔に、武志が書いた絵本を見せる八郎。「頼むな」と2人に優しく言う八郎。しんどい顔してないやん笑!強くなったね八郎。立派なお父ちゃんだ。#スカーレット
— まめ太郎 (@Mametaro117) March 21, 2020
常治は喜美子を「夫の後を三歩下がってついていくような女やない」、いつ子は八郎を「頑固で他人と生活できるような男やない」と結局育てた者の言う通りだったし、でも武志がこの世に誕生したし、いろいろあったけど自分たちで新しい関係をつくることができたし、最高だな #スカーレット
— 多分、風間。 (@shiromeshi1980) March 21, 2020
武志君の為に何かしたい人た達が揃って団らん。喜美ちゃん楽しそう!直子ちゃんと彼女に影響されてる真奈ちゃんの様子を見て「何やそのふたり」と武志君のナイスツッコミ👍や、大阪で購入の衣裳としか思えないお揃いシャツに困惑。学君の披露宴の余興用?💦#伊藤健太郎 #戸田恵梨香 #スカーレット pic.twitter.com/fogEiXVzkN
— ナルル (@_hotmocha) March 21, 2020
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