『カフェ・サニー』では、話し合いが行われていた。テーブルには、信楽町役場の封筒が置かれていた。
第121話、信楽に来れたのは大野家のお陰。百合子の中には感謝しかなかった。
見逃した方はこちらから⇨「【スカーレット】NHK」
「スカーレット」121話視聴率
第21週「スペシャル・サニーデイ」第121話が、2月24日月曜日に放送されました。気になる視聴率は、18.5%でした!
陶芸家の神山清子さんがモデルになっています。男が多い蔵元で信楽焼に魅了されて行きます。波乱に満ちた人生をどう描くのか?
「スカーレット」121話あらすじ
有馬温泉ペアご招待券
「なぁ、何で?」
「そんなん、しゃーないやんけ。」
「せやかてな、百合ちゃんかて急に言われても。」
「ほやで、百合ちゃんかて準備ちゅうもんがいるやろが。」
「準備なんて、何もいらんわ。」
「子どもは、どーすんの?桜と桃は?」
「そら、連れて行くよ。」
「お前な、子どもの気持ちも考えてやれ。親の勝手で振り回されて、可哀想やないか。」
「ああ、もうええ。やいや言われてもな、明日決行する。」
信作(林遺郁)と大野(マギー)は、信楽町役場の封筒を取り合う。その中には、商店街で当たった1等の商品が入っていた。
福引大会で当てたのは、信作だった。でも、その福引券を集めたのは陽子(財前直見)だった。
「俺が福引に行ったタイミングと、ガラガラを回す絶妙な力加減で当たったんや。この有馬温泉ペアご招待券はな。」
信作と大野は、ジャンケンで決めようとしていた。そこへ、百合子がくる。
「どうしたん?何、騒いでんの?えらい楽しそうやん。」
「楽しそうに見えるかも知れんけどな、大揉めやねん。」
「百合子、明日な桜と桃連れて有馬温泉行くから。」
有馬温泉のペアご招待券は、明日までの期限だった。信作は、忙しくて忘れていた。
「有馬なんてすぐ近くや、日帰りやし。準備なんていらん。桜と桃連れて、パーッと行ってザブンつかって帰って来よう。昼夜お食事つきやで。」
「ええなー。」
百合子(福田麻由子)は、とても喜んだ。陽子と大野は、面白くなかった。
「百合ちゃんが、そう言うんやったらしゃーないな。」
有馬温泉行きの電車が出発しまーす。信作は、百合子と電車に乗る真似をした。シュッシュ、ポッポーおやすみ。
「シュッシュ、シュッシュ、シュッシュ。到着。お二人で行って来て下さい。ウチは何が何でも、お義父さんとお義母さんに温泉に行ってもらいたい。」
百合子は、これまで大野家にお世話になってきた。嫁に来るまでも、小さい時からずっとお世話になって来た。
「ウチらが信楽に来ることが出来たんは、みんあ大野家のお陰やって。お父ちゃんにもお母ちゃんにも、ずっとずっと教えられてきた。」
大野家に感謝しかない
信楽に来たのは、大野と常治(北村一輝)が戦友だったから。百合子は、まだ赤ちゃんだった。
「ウチ雑貨屋やさかい、何やかや置いてあるんやし。」
陽子は、真っ白な米でおむすびを作ってくれた。古い家も貸してくれた。
「ただの戦友やないんよ。」
常治は、戦争で負傷した大野を助けた。命の恩人だった。いつか必ず恩返しをしようと決めていた。
「叔母さんが、へそくり隠してたこともあったな。」
マツ(富田靖子)は、ヘソクリを隠してもらったことがある。それを大野が見つけてしまった。
「何のヘソクリか聞いてんねん?」
「だから女にも言えんことあるって言うやろ。」
大野は、陽子に男がいると大騒ぎした。
「お父ちゃんの最期も大野家にお世話になりました。」
マツタケと米を持って来て、マツタケご飯を作ってくれた。
「ありがとうだけや足りひんねん。ウチらが受けたご恩は。」
温泉の招待券をあげたくらいでも足りない。
「百合ちゃんのその気持ちだけで、ウチら幸せやな。」
大野と陽子は、泣いてしまった。信作は、温泉の招待券を渡した。
「ありがとう、お土産買ってくるしな。桜と桃も連れてくしな。」
「ありがとう、信にい。」
次の日、大野と陽子は出発した。『カフェ・サニー』の店番は、信作と百合子がすることになった。
「あんな、東京とか大阪の喫茶店のマスターは、こうビシッと決めてんねん。」
「マスター、ホッとひとつ。マスター、アメリカン二つ。マスター、何で何も言うてくれへんの?」
「マスターは、返事せんでも注文は頭に入ってんねん。」
「おおう、ほなマスターはコーヒー淹れられるん?ホンマ?うそや。」
信作は、コーヒー豆の上からお湯をかけようとした。
「ちょっとストップストップ。ウソやんな。ここにお湯入れたら、コーヒーが出来る思ってる?」
百合子は、コーヒー豆を粉にした。上からゆっくりお湯を注ぐ。
「お待たせしました。」
信作は、角砂糖を2つ入れてかき混ぜる。そこへ、敏春(本田大輔)がやって来る。
朝ドラ「スカーレット」122話感想
#スカーレット 121話
「大野家のお陰で今がある」ゆりちゃんの言葉。私も常々、そう思ってたよ? お家があるという事は、大事。゚(゚´д`゚)゚。— 雪花菜 (@0514_noa) February 24, 2020
#今日のらぶしーん #スカーレット 121話
「うん?・・・ちょちょちょ、ストップストップ!」「え、何?」「嘘やんな?」「何が?」「ここにお湯入れたらコーヒーが出来ると思ってる?」「出来ひんの?」「多分出来ひん」「いや出来るんちゃう」「出来ひん!」「・・・はぁ」 pic.twitter.com/jgb3QTJHUx— 赤塚知隆 (@tomotakakatsuka) February 24, 2020
しかしすごいなぁ。脚本家が違うと全然違うんだなぁ。でも今までのキャラがブレないようにきちんと報連相されてるんだろうなぁっていうのが伝わるし、まさに「プロ達のスピンオフ」を見せて頂いてる感じ。どっちが良い悪いではなく、どっちも良いしどっちも面白い。
— こぐま (@in_july2018) February 23, 2020
川原家にとって大野家はもう家族なんだけど、それでもずっと感謝の気持ちもってて、それをしっかり伝える百合ちゃんはえらいなぁ。そりゃおーちゃんも陽子さんも百合ちゃんかわいがるよなぁ。信兄ぃって久しぶりに呼ばれて照れる信作おじさんも幸せそうでなによりだわ☺️#スカーレット
— にゃー (@mfMkqwa2UpTTu3H) February 23, 2020
百合ちゃんの言う通り、#スカーレット の物語のはじまりは大野家のお二人のおかげだし、そんなふうに大野家のふたりを思わせたのは常治の不器用にも誠実な優しさだし、そんな大野家と川原家の愛の結晶が、信作と百合子のふたりだしで、サニーは愛が満ち満ちているな☺️✨💕
— つくよみ (@shoshitsukuyomi) February 23, 2020
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