【エール】54話ネタバレと感想！三郎の余命が短い裕一に承諾を願うことは

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NHKドラマ
2020.06.12

裕一（窪田正孝）は、浩二から父親の病気のことを聞かされる。三郎には、胃潰瘍と隠していた。

第54話、裕一は三郎の余命が短いと知る。まさは音の前で泣いてしまう。

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「エール」54話視聴率

第11週「家族のうた」第54話が、6月11日木曜日に放送されました。気になる視聴率は、20.7％でした！

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」54話あらすじ

三郎の余命

「いてて、いでででで。もっと優しく触ってくれよ。」

「三郎さん、昨日酒飲んだんだって。ダメだよ。」

「酒飲まねえと健康かどうか分かんねえ。」

「絶対に安静、酒は厳禁。いいですね。」

「もうひと眠りするは、昼飯できたら呼んでくれ。」

裕一と音（二階堂ふみ）は、医者の話を聞く。

「とにかく今は、なるべく体力を温存して。無理ばさせないようにして下さい。食事も消化のいいものを。」

「手術はできないんですか？」

「難しいです。あの状態では、手の施しようがありません。立って歩いてんのが不思議なくらいです。気だけで持ってるようなもんですから。覚悟はしておいて下さい。」

「はい。」

裕一は、三郎（唐沢寿明）の部屋に行く。

「何か食べだい物とかないの？」

「ハーモニカ、久々に聞きたいな。おめえが商業時代に作った曲、なかながよがった。」

「ごめん、持ってくれば良かったね。」

「大作曲家は、ハーモニカなくても作曲できっからな。」

「そんなんじゃねーって。」

まさ（菊池桃子）が食事を持ってきた。音がだしを取ったうどんだった。

「あー、うん。今ひとつだな。」

「美味しいよ、すごく美味しいよ。」

「今ひとつだな、これは。」

果樹栽培の計画

浩二（佐久本宝）は、畠山（マキタスポーツ）の家に来ていた。養蚕業を続けていても潰れる会社もあった。果樹園にしないかと声をかけていた。

「いったい何育てさせたいの？」

「りんごです。」

福島の気温ならりんごの栽培に適している。

「たとえば、この地域でりんごを栽培した場合。りんごの花が咲くのが、青森より3週間くらい早くなります。」

「だからって、さっさと事業終わっちまったら意味ねえべ。」

専門家によると福島なら年の暮れまで収穫ができる。長い時間をかけて熟したりんごは、他の地域より甘く栄養価も高くなる。

畠山は、絵空事と笑った。

「絵空事かどうかは、やって見ないと分かりません。しかるべき援助も取りつけますから…。」

うまく行かなかった時には、責任が取れるのか？浩二は、答えることができなかった。

「そんな覚悟もねえ奴に先祖代々受け継いできた土地を使うわけにはいかねえ。さっさと帰ってくれ。」

浩二は、果樹栽培の計画書を置いて帰った。

「おい、そういやあんたんとこの兄貴、船頭可愛や。の作曲家なんだって。今度来っとき兄貴のレコードぐらい持って来い。」

「また、来ます。」

三郎の想い

「怖いの、いつお父さんがって思ったら。すごーく怖いの。川俣のことで苦労かけて来たからかなーとか、どうしてもっと早く気づいてあげられなかったのかなーとか。」

まさは、ずっと同じことを考えていた。声を出して泣いてしまう。

「父さんのことさ、何か僕らにできること無いかな？東京の大きな病院に連れて行くとか。」

「汽車に乗るのは、体に触るんじゃない。」

音は、まさの涙を気にしていた。三郎の前で泣かないようにしていた。誰にも言えない不安をこぼしていた。

「母さん、やっぱ受け取ってくれないかな。」

まさは、お金を受け取ろうとしていた。そこへ、浩二が帰って来る。

「こんなもん、いらねーって言ったろ。」

「今いろいろ大変だろうしさ、父さんのことも僕にできること…。」

「兄さんの手助けはいらねえ。」

「浩二、浩二。僕に頼りたくないのは分かるんだけどさ。父さんこのまま、ほっといたら大変なことになっから…。」

「兄さんは、何も分かってねえ。俺らだって、やれっことは全部やってきた。金工面して福島の一番いい先生に診てもらって、それでもダメだったんだ。いっつも自分の感情ばっかで動きやがって。兄さんはな、もうとっくに家族じゃねえんだよ。」

そこへ、三郎が起きてくる。

「騒がしいな、目―覚めちまったよ。裕一、飲みに行くぞ。」

「先生に止められてったろ。」

「大事な話があるんだよ。」

三郎は、浩二の手を振り払った。

「みんな心配してるよ、父さん。」

「裕一、俺はもうダメだ。みんな必死に誤魔化してっけど、それぐれえ分かる。」

「何の話？」

「その顔、おめえちっとも変ってねーな。おめえに承諾してもらいたいことがあるんだ。」

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朝ドラ「エール」54話感想

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