【エール】43話ネタバレと感想!鉄男と希穂子の切ない恋物語

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NHKドラマ

椿姫は社交場の華だった。音(二階堂ふみ)は、椿姫の気持ちを理解するためカフェーで働くことにする。

第43話、鉄男は人を探したいた。音がいるカフェーで、その人と再会をする。

見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール

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「エール」43話視聴率

第9週「東京恋物語」第43話が、5月27日水曜日に放送されました。気になる視聴率は、21.0%でした!

昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。

「エール」43話あらすじ

天性の才能

音は、カフェーで働くこと友人に話す。

「はぁー、眠い。先生来たら起こして。」

その頃、裕一(窪田正孝)は廿日市(古田新太)に作曲を見せていた。

「うーん、ダメだね。せっかくチャンスあげたのに、これじゃあねぇ。まぁいいよ、これは他の作曲家にも頼んでたのよ。」

裕一の曲は採用されなかった。

「チャンスなんかじゃねーよ、あいつホント適当だな。

「えっ、ななななにそれ?」

「作詞した磯貝ってやつ、重役の息子だってさ。親の七光りで作詞家になろうとしているボンクラだよ。廿日市もババ引かされたてぼやいてたらしい。」

「そのババ、僕にあてがったってこと?」

「君の才能をあんなとこで無駄使いすることないよ。」

「まぁ、どっちみちあの歌手には乗れなかったんだけどね。全然。」

「切り替えて、次次。」

「次、あんのがなー。」

「泣き言いうなよ、嫁さんだってカフェーで頑張ってんだろう?」

「頑張ってんのがなー、どうなのがなー。」

「昨日、ちょっと様子見て来た。彼女なかなかやるねー、」

「やる、やるやる、何をやるの?何?」

「男を喜ばせるコツをよーく知ってる。」

「おっ、男を喜ばせるー?」

裕一は、音のカフェーでの姿を想像する。

「あれは天性の素質だな。」

木枯(野田洋次郎)は、カフェーで見た音の姿を思い出す。

「そんな弱気になってどうするの?上司でも何でもビシッと言ってやればいいでしょ。ほら、自信持って。はい、どーぞ。」

「ありがとう、元気出て来た。」

「音江ちゃん、俺の話も聞いてよー。」

音は、話を聞くのが上手だった。

「指名もひっきりなしだよ。」

「あー、指名もひっきりなしー。」

「がんばれー。」

「木枯くん、悪いんだけどさー今日も様子見て来てよー。」

「ヤダよ、自分で行けよ。」

「何で、お願いだよ友だちだろー。」

「自分の嫁だろう。」

音は、機嫌の悪い客についていた。

「おい、何もたもたしてんだよ。早くしろよ。」

「すいません、お待たせしました。どうぞ。」

「何だこの酒、こんな薄い酒飲めるか。」

音は、顔に水割りをかけられしまう。

「何するんですか?」

「がたがた言うんじゃねぇ、女給のぶんざいで。」

音は、お客の頭から水をかけてしまう。

「まったく、とんでもないはねっかえりだわ。何考えてるの?」

「すいませんでした。でも、あの人私たちのことバカにして…。」

「流せばいいの、そんなもの。だいたい、あなたはね…。」

そこへ、希穂子が来る。

「あの、あんまり音江さんを責めないであげて下さい。私たちも悪かったんです。機嫌の悪いお客さまをまだ不慣れな彼女ひとりに任せてしまって。ごめんね、音江さん。」

「いいえ、私こそすいませんでした。」

音の入店理由

裕一は、ひとりで食事をしていた。そこへ、鉄男がやって来る。

「私、感情がすぐ表に出てしまうんですよね。もっと大人の対応しなくちゃって思うんですけど。」

「でも、それが音江さんのチャームポイントかもね。」

「希穂子さんは、すごいな。私にないもの全部持ってる。」

「欠点だらけよ、私なんて。」

「私が男だったら、希穂子さんみたいな人を好きになりますね。」

「光栄。」

「実は私、恋愛の機微を勉強したくて入店したんです。希穂子さんは、お客さんを好きになったことはありますか?」

希穂子は、答えなかった。

「鉄男さん?」

「うぁー、本当に女給さんになってる。」

「どうして、いつから東京に?」

「さっき着いたところ、休暇の間泊めてもらおうとして裕一のところ行ったら。音さんのことあんまりにも心配してるもんだから代わりに様子見に来た。」

「なら一緒に来ればいいのに。」

「そうもいかねえだろ、男としては。」

そこへ、希穂子が来る。

「希穂子、どうしてここに?ずっと探してたんだ。何で急にいなくなった?希穂子、ちゃんと説明してくれ。」

「お話することは、ありません。」

鉄男は、希穂子を外へ連れて行こうとする。

希穂子との出会い

音は、仕事が終わってから二人を家に連れて行った。

「ねぇ、何がどうなってんの?」

「私のもよく分からんくて。」

「どうして急に姿消したんだ?」

「田舎にいるのが嫌になったからです。」

「うそだ、君は福島が好きだと言っていた。」

「村野さん、ご結婚されるそうですね。おめでとうございます。」

「結婚なんがしねぇ。あれは向ごうが勝手に…。」

「ご挨拶もなしに上京してしまったことは、お詫びします。でも、私からお話することはありませんので…。」

「こっちの話は、まだ終わってねぇ。」

希穂子は、帰ってしまう。その後を音が追った。

「希穂子さん、コーヒー飲みませんか?」

音は、希穂子を『バンブー』に誘った。

「村野さんとは、少しだけお付き合いしてたの。私が仲居をしていた料亭で知り合って。」

ある日、希穂子が膳をさげようとした。

「お魚、すごくキレイに召し上がると思って。失礼しました。」

「いや、何でも褒められるってのはいいもんですね。俺、家が魚屋だったんです。子どもの時は、ずっと貧乏で。」

「私の家も貧乏です。一緒ですね。」

二人は、付き合うようになった。

「でも、彼が会社の社長さんと店にいらしたとき。」

「僕はね、ウチの会社をゆくゆくは君に任せたいと思ってるんだよ。」

鉄男は、社長の娘に気に入られていた。

鉄男の切ない想い

「縁談なんてもんじゃねぇ、一方的な話なんだ。折を見て断るつもりだった。」

「そうだったんだ。」

「東京さ行ったらしいと聞いて、ずっと探してた。優しい女なんだ。貧しい家に育って、今も病気の親抱えて苦労してんのに。健気で明るくて。彼女といっとねじぐれた気持ちがすーっと消えて、素直になれる。こんなごと初めでだ。」

鉄男は、切ない想いを語った。

「福島に連れて帰りてぇ、希穂子と一緒になりてぇんだ。」

「結局、ご縁がなかったのよ。今は、ただの知り合い。」

「本当に?それだけですか?」

「ええ、それだけよ。」

音が家に戻ると鉄男が酔っていた。

「あー、あー。最低だ―、俺がグズグズしてっから、希穂子に見限られたんだー。俺はどうしようもねぇバカだ。あー、あー。あー、希穂子ー。

朝ドラ「エール」43話感想

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