きらら

久留美は母親からの手紙をもっていた。家を出た時の気持ち、引き止めなかった想い。それぞれが辛い道の選択だった。

めぐみと浩太が五島に来る。どうしてもパイロットになりたい、舞は強い気持ちを話す。子どもには幸せになって欲しい、心配する母の想いは…。

会社でうまく生きることができない、貴司は逃げ出してしまう。自分の弱さを知り認めることで強くなる。五島の自然は貴司を癒してくれた。

貴司が会社を退職していた。やっと連絡がとれた時、貴司は五島にいた。もう限界なんよ、舞はどこかで気が付いていたように感じた。

大学を中退しても航空学校に行きたい！めぐみは大反対をする。それでも諦めることはできない、舞はそれほどに強くパイロットへの夢を描いていた。

源実朝は朝廷と密な関係を築こうとしていた。3代目鎌倉殿は上皇に決めてもらう。何のために鎌倉に来たのか？頼家の息子・公暁は失意の中にいた。

もう一度、空を飛びたい！舞は旅客機のパイロットになる夢を描いた。航空学校のパンフレットを見せるため両親に話をする。

舞は空を飛んだ時を思い出していた。旅客機のパイロットになりたい、由良も同じ夢を描いたことがあった。

記録会当日、舞はみんなの想いを乗せてスワン号に乗った。追い風にスピードが落ちる。刈谷と由良の言葉が支えになった。

記録会の前日、『なにわバードマン』ではたこパが行われる。何度も諦めた夢は、みんなの力で実現しようとしている。気持ちは高まっていた。

刈谷は、プロペラの取り付け角度を変えようとする。そのためには金属を加工しなければならない。舞は浩太にお願いすることになった。

実朝と義時の信頼関係は崩れてしまう。実朝は自分の力だけで政をしようとする。船を造り貿易をしようとするが、思い通りに行かなかった。

舞はスワン号の操縦席に乗った。ペダルが思ったよりも重い、舞は不安をもらした。走り出したら軽くなる、由良は的確にアドバイスした。

舞は減量とトレーニングをするが、長い時間走ることができなかった。刈谷は舞に合わせてワット数を変えることを提案する。

小さなネジの大きな夢、浩太はホームページに想いをのせた。貴司は営業成績が悪く苦しんでいた。そんな時に浩太のスローガンを目にした。

舞がスワン号に乗るためには設計を変えなければならない。『なにわバードマン』の雰囲気は悪くなっていた。その話を聞いた刈谷が動き出す。

舞はパイロットの由良に憧れていた。みんなの夢をのせてスワン号を飛ばせたい！舞は鶴田に自分の想いを伝えた。

和田勢が御所を取り囲んだ。義時は息子・泰時を向かわせる。翌日まで続いた戦は、実朝が説得する形で終わろうとしていた。しかし、弓は義時の体を射ぬいた。

先輩たちの最後の夏を台無しにした。由良は後悔と責任を感じていた。舞はその熱い想いを引き継ぐ覚悟をする。空を飛びたい！気持ちは固まった。

『なにわバードマン』の決起大会の日、舞は飛行機への想いを語る。由良は挫折した想いと探した夢を語った。重なり合った想いは一つになる。