裕一(窪田正孝)は、ダンスホールに通い詰めていた。人気の踊り子・志津に想い寄せていた。職場では、交際の境界線の話になった。
第15話、踊り子・志津に夢中になった裕一は告白する。志津の答えは?
見逃した方はこちらから⇨「NHKドラマエール」
「エール」15話視聴率
第3週「いばらの道」第15話が、4月17日金曜日に放送されました。気になる視聴率は、19.7%でした!
昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而、その妻・古関金子をモデルにした話です。昭和という激動の時代に心に寄り添う曲を生み出した。
「エール」15話あらすじ
接吻への導線
交際の境界線とは、それぞれの組み合わせによって変わる。
「一緒にお酒を飲む。」
「告白して了承を得る。」
「手を繋ぐ。」
「古山くんは、どう思う?」
「いやー、僕はお会いしてお話してれば、もう楽しいんです。」
「ダメだよ、相手は海千山千の踊り子さんだど。すぐ飽きられて愛想つかされっちゃうよ。」
「接吻ね。」
「接吻?」
キレイで経験豊富なレディ、かたや恋愛未経験のボーイ。この2人を繋ぐのは、接吻しかない。昌子(堀内敬子)が煽った。
「ひと口に接吻の言っても、どうすればいいのが分かりません。」
鈴木(松尾諭)は、接吻の仕方を見せようとする。
「ややり方は、僕だって知ってます。僕が知りたいのは、接吻する状況に持ち込む方法です。」
「古山くん、乗って来たね。」
「やっぱし、お酒を飲んで少し酔った帰り道。ふと止まり、相手も止まり。」
「自然でいいけど、慣れてる人みでえね。」
「月がキレイだね、君の唇の方がもっとキレイだ。」
「いやー、気持ち悪い。だから今でも一人もんなんですよ。」
「僕だったら、接吻してもいいですか?」
「言葉にするなんで興ざめ。」
「だったらどうしたらいいんだよ。」
「いきなりがいいわ。」
「いやー、それはムリだばい。」
「女はドキドキしたい生き物なの。」
「難易度高いよ、ねぇ古山くん?」
「いきなりって、どどどうすれば?」
「おう、やる気満々だね。」
ドキドキさせるためには、予期せぬ事態が必要だ。予期せぬ事態を作るためには…。
「ねぇ、練習してみる?いいがら、いいがら。来てみて。」
昌子は、唇と尖らせて練習しようとする。
「この店、サキちゃんが教えてくれたの。出来たばかりだけど評判いいのよ。そう言えば、サキちゃんったらね二人の男の人どちらか選べなくてね。」
一人は真面目で誠実なんだけど固すぎるし、一人は面白いけど調子が良過ぎて少しいい加減な人。裕一は志津の唇ばかりを見ていた。
「ねぇ、裕一さんは、どんな女の人が好み?ほら、見かけとか性格とか何かあるでしょ?」
「ええ、どどんな。君のような人。」
鈴木が黒板に書いた言葉を伝えた。
「お世辞でも嬉しい。」
「ほほ本心だから。」
志津(堀田真由)がお手洗いに立つ、戻ってくる志津を鈴木がコケさせる。そこを裕一が受け止める時がチャンスだ。
「だだ大丈夫ですか?」
裕一には出来なかった。レストランには、銀行のみんなが駆けつけていた。
裕一の告白と志津の正体
「ねぇ、もう店には来なくていいから。」
「えっ?」
「こらからは、外で会いましょう。」
「分がりました。」
「何やってる?何やってんだおめえ。」
「ごめんなさい、ああの僕。」
「俺だ、鉄男だ。」
「うん?茂木大将?」
鉄男(中村蒼)は、自分の名刺を見せた。
「すごいね、藤堂先生が紹介してくれたんだ。」
「最初は、新聞配りからだったけどな。まぁ記者って言っても、任されんのはお店の紹介とがだし。」
「良かったねぇ、本当に良がったねぇ。」
「良かったじゃねえだろ。音楽は?何で銀行なんがに住んでんだ?」
「おじさんの銀行なんだ。養子になる。」
「それで、女にうつつ抜がして。」
「み、み、見てたの?」
「あの店、取材してたんだ。何で音楽止めた?」
「家族のためだ。仕方ない。」
「お前の家の事情は、よぐ分かんねぇ。ただ昔、俺が弟食わせるため働かなきゃなんねぇ。誌なんか書いてらんねぇった言ったら、お前言ったよな。」
しがみつけば必ず道は開ける。大将、詩人になれるよ。その気持ちは、ウソだったのか?
「古山くん、郡山までお金届けてくれる?」
裕一は、鉄男の言葉を思い出していた。
「俺は、お前の言葉を信じでまだ詩を書いている。なぜだと思う?子どもの頃、唯一励まされた言葉だったからだ。俺が誌を書き、お前が曲を作る。その歌がレコードになり、みんなが聞く。そんな夢を描いてたけど。それもまた夢だな。」
裕一は、バスの中にお金の入ったカバンを置き忘れてしまう。
「すいません、バスにカバンを忘れてしまって。」
「このたわけが。踊り子に現を抜かしてるらしいな。すぐに別れろ、お前の相手は俺が見つける。」
茂兵衛(風間杜夫)がカバンを持って来てくれた。裕一は、夢も自分も見失っていた。志津だけが残された未来だった。
「志津さん、君を探していた。僕、おじに反対されたけど。反対されて気づいた。君のことが好きです。付き合って欲しい。」
「ああ、可笑しい。私ダレだか気づかない?富よ富、小学校の同級生の。やっと思い出した。私はダンスホールですぐに気がついたのに。あんた私を無視した。しゃくだから、からかってワザと近づいたの。」
「近づいて惚れさせて、ここぞっというときにバーカって言ってやろうと思ってね。」
「ぼぼ僕は、真剣に。」
「何が真剣なのよ。同級生に気づきもしないで。」
「だだって、あまりのも違うから。」
「私の家の店、潰れたの。それで今、ダンスホールの踊り子。男の機嫌とって毎日必死に稼いでる。なのに何?あんたは銀行の跡取り?冗談じゃないわよ。あんたは昔からそう。そうやってどっかで私たちのことバカにしてんのよ。」
「昔は、音楽家でございーって顔してたけど。今は、銀行家でございってが。バカバカしい。はー、スッキリした。じゃあね、お坊ちゃま。大人になるのよ。」
裕一の初恋は、儚く散ってしまった。
4月20日(月)からは、第4週「君はるか」がスタートします!音は歌手を目指していた。裕一は、音と文通をする。まだ会ったこともない二人は手紙を通して恋をした。
朝ドラ「エール」15話感想
鉄男は志津にうつつを抜かしていた裕一に、音楽をやめてしまったのか!と叱責する。それは小学校の時、作曲に長けていた裕一から、自身(鉄男)が得意であった作詞を認めてもらい夢をあきらめるなと励まされたからだ。鉄男は今の裕一を見て、残念に思ったのだろう。#エール pic.twitter.com/9UPGETVJzl
— blues安兵衛 (@1968Wizard) April 17, 2020
志津、とみ
まさかの同一人物‥#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/bILnFcymyc— ☁️ァォィ☁️ (@AoyM55) April 16, 2020
#エール【福島日民新聞】福島日民新聞社の記者になっていた“乃木大将”こと鉄男。藤堂先生にもらった名刺の記者を頼ったんだね。あの名刺は、鉄男が一家で夜逃げしてたときも 大事に持っていた。そんな風に 必死の思いで生きてきた鉄男からすれば、今の裕一は そりゃ「何やってんだ?お前」になるよね。 pic.twitter.com/kvZvg4YqP3
— ひぞっこ (@musicapiccolino) April 16, 2020
志津、とみ
まさかの同一人物‥#朝ドラエール #エール pic.twitter.com/bILnFcymyc— ☁️ァォィ☁️ (@AoyM55) April 16, 2020
コメント